kanto-111 「山岳巡礼」のトップへ戻る 関東百山・関東百名山一覧表へ戻る
登頂年月 2005.01.27 | 天候 晴れ | 単独 | マイカー | 鳴神山 三等三角点 | |||
長野(3.00)===木品登山口(5.30-6.20)−−−林道跡終点(7.00)−−−鳴神山(7.35-7.40)−−−登山口(8.35) | |||||||
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鍋足?)方面の道標で左折、民家の灯が一つ2つ見えるような淋しい道を北上すると、『樹徳高校大滝山荘』のところに登山口があり、石の鳥居や鳴神山の道標もあってすぐにわかった。 山荘前の空地には「駐車ご遠慮ください」という看板があったが、無断で隅っこに置かせてもらう。 少し明るくなってきたのを待って出発。大滝山荘施設の敷地を通り抜けると林道に出た。駐車した場所のすぐ下に林道らしいものが見えたが、それが通じて来ていた。すぐに「不動ノ滝」の前を通過する。たいした滝ではない。 林道は荒れていて、もはや役目を終って放置されているように見える。4駆なら何とか走れるかもしれないが、20分ほどで崩壊箇所があり、この先はどんな車も無理だ。 林道跡はさらにつづいてる。雪も見えてきた。登山口から40分ほどのところに、搬出を待つ状態で放置されたままの木材が野積放置されている。「資源のムダ、もったいないなあ」なんて思いながら通過する。林道跡もここまでで、あとは山道となる。 勾配も強くなってきて、額からは汗が流れてくる。雪も徐々に厚みを増して、踏み固められた雪は氷化、油断すると足を滑らしそうだ。 意外に早く尾根に登り着いた。右手に進むと神社がある。山犬の姿の石像が2体、かなり古いもののようだ。寒くて神社に立寄る気にもなれずそのまま山頂を目指す。神社裏手の岩場をはい登ると山頂だった。 標高差は約600メートル、休みなしで所要1時間15分だった。けっこう汗をかいていた。 山頂には石祠が4基、いずれも南を向いている。雪だるまがその横に並んで作られているのはご愛敬だった。三等三角点の山頂のはずだが標石が見当たらない。コンクリートの杭の上に、金属製の円盤がつけられている。岩の山頂などでは、三角点標識としてときどき見られるのと同じものだ。眼鏡を持たなかったので円盤の刻字を読むことが出来なかった。 周囲の展望はよく開けている。赤城、武尊、袈裟丸、皇海、男体、浅間山など懐かしい山々を望むことができた。 同じ道を下山し、次の仙人ケ岳へ移動した。 |