kanto-114    「山岳巡礼」のトップへ戻る  関東百山・関東百名山一覧表へ戻る

関東百名山 古峰原=こぶがはら(1388m)
登頂年月 2005.06.06 天候 晴れ 単独 マイカー 古峰ケ原三等三角点
古峰原峠下方の登山口(4.15)−−−古峰原峠(4.45)−−−二つ目の鳥居(5.00)−−−三枚石(5.20-5.25)−−−方塞山(5.35-5.40)−−−三枚石(5.55)−−−古峰原峠(6.20)−−−登山口(6.40)


関東百名山・関東百座仕上げの段階。栃木県の古峰原(関東百名山)夕日岳(関東百座)、ついでに日光鳴虫山(日本の山1000)、 羽賀場山(一等三角点)、 鹿沼鳴虫山 の5座を2日で駈け歩いてきた。

三枚石

長野を夜10時に出発、長野IC−藤岡−伊勢崎−鹿沼IC−古峰神社の経路で深夜走駆。途中で1時間余仮眠。

古峰原峠まで車で行けると思っていたが、手前で工事通行止め。下方に『ハイキングの人はここから歩いてください』という看板がある。この登山口は関東あれあいの道の入口でもある。

足元もすっかり明るくなって4時15分出発。明瞭の道だが歩く人はあまり多くはなさそうだ。古峰原峠まで車で上がってしまうのが普通なんだろう。
このルートは、昔は車道として利用されていたようだ。ふれあいの道は車道跡を串刺しするようにショートカットして登って行く。
30分で古峰原峠へ着く。
舗装された立派な道がここまて来ている。途中に工事箇所があって通行止めにしているようだ。この先粕尾峠方面へはゲートで封鎖されていた。

峠はアカヤシオが真っ赤に染めている。まさに今が満開、予期せぬジャストタイミングに思わず笑みがこぼれる。
銀色の鳥居をくぐり登山道へ入る。古峰原峠までの登りに比べると、見違えるほど歩くやすく整備されている。
途中にベンチもあるが休むほどの登りではない。大きな岩の間を通過するあたりからアカヤシオが多くなってくる。目立ちすぎるほど赤色のきわだつ花が次々と迎えてくれる。天狗の庭と表示された平坦地を過ぎると、三枚石の山頂はもう間もなくだ。

アカヤシオの登山道
三枚石は山頂というより、どこかの公園の上にでもいるような気分になる。神社、鳥居、灯篭、石仏、石碑と人工物が賑やかだ。しかし展望はない。三角点を探してみたがわからない。あとで地図を見なおすと三枚石より少し手前あたりにあったらしい。
この先の方塞山まで足を延ばす。三枚石より10メートルほど高いようだ。

三枚石から方塞山へのほぼ平坦なコースの途中はツツジ平と名づけられて、アカヤシオ、ヤマツツジ、ムラサキヤシオ、それにシロヤシオも少し混じって花の街道を行くようだった。

方塞山は南側が明るく草原風に開けている。前日光高原と呼ばれるところだろう。自動車やロッジ風の建物も見える。霞に青くくすんだ山並みが見えるが、どこの山か判別がつかない。

花を堪能して同じ道を戻った。


   「山岳巡礼」のトップへ戻る