追想の山々1127 up-date 2001.10.10
レーダー基地前駐車場(10.15)−−−背振山−−−駐車場(10.35) | |||||
所要時間 20分 | 1日目 ***** | 2日目 **** | 3日目 **** | ||
1998年・九州早がけ登山・8日間で14座=(52歳) 大崩山・傾山・阿蘇烏帽子岳・普賢岳・多良岳〜経ケ岳・天山・背振山・英彦山・釈迦岳・大船山〜平治岳・湧蓋山・由布岳・鶴見岳・尾鈴山 背振山
天山へ登ったあと、今日は背振山、英彦山登頂も予定している。 東背振ICを出て国道385線で坂本峠へ向かう。 峠付近はすれ違いもできないほど道が狭い。予定では坂本峠から林道へ入り、蛤岳経由の登頂も考えていたが、狭い道に嫌気がさしてしまい、山頂へ通じる自衛隊道路を途中まで行き、適当なところから歩いて見ようと気が変わってしまった。 自衛隊道路の入口を探しながらきょろきょろ走っていると、自衛隊の自動車が走って行くのが見えた。もちろんこの道には背振山への道順を示すような道標は一切ない。 山頂にアンテナ等が見えるのが背振山だ。 しばらく自衛隊の自動車の後をついてゆくと、県道から自衛隊専用道が分かれ、未舗装となった急な道に変わる。適当な登山口がないか探しながら上って行ったが、見つけることができないうちに自衛隊レーダー基地入口近くの、一般者用駐車場へ着いてしまった。 カメラ片手に自衛隊の金網フェンスの脇を10分も歩かないうちに背振山山頂だった。 基地内には巨大なアンテナや観測ドームなどの施設が林立して、今や日本三百名山の値打ちもないような姿に変身している。かつては修験の山として栄えたのだろう。山頂には石づくりの立派な鳥居や数多くの灯篭、玉垣などに往時の面影を感じとることが出来る。 この山頂も霞で遠望はきかなかった。 歩かずに踏んだ頂に、ちょっと後ろめたさを感じながら「これが消化試合さ」とそっとつぶやく。300名山285座目であった。 次は英彦山へ移動。東背振ICへ戻り、杷木ICから英彦山へと向かった。 |