追想の山々1251 up-date 2001.12.31
大森駅〓〓〓小田原駅===駒ケ岳ローブウエイ〜〜〜駒ケ岳(9.25)−−−神山(10.15-30)−−−冠ケ岳(10.40)−−−大涌谷分岐11.00−−−早雲駅(11.40)〜〜〜強羅〜〜〜小田原 | |||||
所要時間 2時間15分 | 1日目 ***** | 2日目 **** | 3日目 **** | ||
立春の箱根山・300名山=56才
箱根周辺の山々は、とことん観光化が進んでいる。箱根最高峰の神山もまた同じである。しかし日本300名山として、いずれは登らなければならない山であった。 真冬の季節、数稼ぎに登った。 小田原駅前から元箱根行きのバスに乗って、駒ヶ岳ケーブル駅で下車。始発まで30分の待ち時間、始発に乗ったのは幼い女の子を連れた父親と私の3人だけだった。ケーブル山上駅からわずか歩けば駒ヶ岳の頂上。1週間前に降った雪で辺りは銀世界だった。手の届きそうなところに目指す神山が冬の陽を浴びていた。 駒ヶ岳から氷化した雪を踏んで一旦鞍部まで下る。背中に太陽を背負 い、やや急な傾斜を登り返せば、もう神山々頂であった。これで日本三百名山の220座目の登頂。 下山は大涌谷方面への道をたどった。北斜面のため結構雪が深い。途中冠ケ岳へ立ち寄った。露岩のピークからは眼下に湯煙を上げる大涌谷が見える。 大涌谷への道を見送って早雲山ケーブル駅へ下った。行程2時間強。足元さえ雪の備えをしていれば、まさにピクニックであった。 |