追想の山々1251  up-date 2001.12.31

箱根駒ケ岳(1327m)〜神山(1438m) 登頂日1994.02.05 単独行
大森駅〓〓〓小田原駅===駒ケ岳ローブウエイ〜〜〜駒ケ岳(9.25)−−−神山(10.15-30)−−−冠ケ岳(10.40)−−−大涌谷分岐11.00−−−早雲駅(11.40)〜〜〜強羅〜〜〜小田原
所要時間 2時間15分 1日目 ***** 2日目 **** 3日目 ****
立春の箱根山・300名山=56
一等三角点神山(駒ケ岳より)


箱根周辺の山々は、とことん観光化が進んでいる。箱根最高峰の神山もまた同じである。しかし日本300名山として、いずれは登らなければならない山であった。

真冬の季節、数稼ぎに登った。
小田原駅前から元箱根行きのバスに乗って、駒ヶ岳ケーブル駅で下車。始発まで30分の待ち時間、始発に乗ったのは幼い女の子を連れた父親と私の3人だけだった。ケーブル山上駅からわずか歩けば駒ヶ岳の頂上。1週間前に降った雪で辺りは銀世界だった。手の届きそうなところに目指す神山が冬の陽を浴びていた。

駒ヶ岳から氷化した雪を踏んで一旦鞍部まで下る。背中に太陽を背負 い、やや急な傾斜を登り返せば、もう神山々頂であった。これで日本三百名山の220座目の登頂。
下山は大涌谷方面への道をたどった。北斜面のため結構雪が深い。途中冠ケ岳へ立ち寄った。露岩のピークからは眼下に湯煙を上げる大涌谷が見える。
大涌谷への道を見送って早雲山ケーブル駅へ下った。行程2時間強。足元さえ雪の備えをしていれば、まさにピクニックであった。