追想の山々1285  up-date 2002.02.12


葛城山(960m) 登頂日1997.07.04 単独行
ローブウエイ駅下(8.20)−−−行者の滝(8.50)−−−カエデ林のベンチ(9.25)−−−葛城山(9.45-10.00)−−−コース間違えでロス30分−−−忍海コース分岐(10.45)−−−自然探索路−−−山頂直下の車道(11.20)−−−行者の滝(11.45)−−−ロープウエイ駅下(12.05)
所要時間 3時間45分 1日目 ***** 2日目 **** 3日目 ****
20数年振りの葛城山・深谷道コース=60
葛城山のツツジ


梅雨を飛び越えて真夏が来たような強烈な暑さの中、御所市からのコースで葛城山に登った。御所の市内から海抜300メートルのロープウェイ駅まで上がると、風が急に涼しく感じる。

不動寺の裏からガイドブックにある新登山道を登る計画だったが、そのコースの入り口がさっぱりわからない。こんなポピュラーな山に、コース道標のないのが不審だったが、仕方ないので別の標識のある深谷道を行くことにした。
ファミリーハイキングコースらしく道は遊歩道のようによく整備されている。
頭上のロープウェイケーブルの下を通過して間もなく行者の滝に着く。修験を連想するよな幽玄な雰囲気は無く、広い空き地に少ない水量が落下していた。
滝を過ぎたところから杉林の中を大きなカーブ折り返して行く。滝からひと登りしたところに休憩用のベンチがある。カエデや桜の木に覆われた空間は、植林帯を歩いてきた後だけに、ほっとした開放感を味わう。きっと秋には紅葉がきれいなことだろう。
一休みしてから緩く登ってゆくと、すぐに舗装された車道へ出た。車道の先からカヤトの斜面を登るともう一等三角点の山頂だった。20数年前、子供の小さかったころ一緒に登った記憶がかすかに思い出された。
山頂からは目の前に金剛山がそびえている。
中部山岳のような迫力ある展望とはいかないが、奈良盆地が眼下に広がり天香具山、畝傍山、耳成山の大和三山が俯瞰できる。遠く大峰の山々が淡く横たわっていた。

帰りは自然探求路を歩こうと思い、北へ向かって稜線を進んだが、探索路コースへの分岐が現れない。もうかなり高度を下げてしまっている。どうやら分岐を見落としてしまったらしい。仕方なく引きかえすと、途中ちょっとわかりにくい分岐を見つけた。最近はあまり歩かれていないらしく、藪っぽかったが、間もなく歩きよい道となった。しばらく下ってゆくと、コース損壊のため通行禁止の立て札。仕方なくもう一方の道を行く。その道は登り道である。何のことはない、また山頂近くまで戻ってしまった。

だいぶ道草を食い、アップダウンを重ねて予定外に累計高度を稼いでしまった。
1998.12.09 新道コース 単独行

御所福祉センターバス停(8.15)−−−不動寺(8.30)−−−吊り橋−−−葛城山(10.05-15)−−−二の滝(10.50)−−−不動寺−−−福祉センターバス停(11.15)

登山道整備の状況はやや悪いが、深谷道コースの植林帯にくらべ、こちらは落葉樹林が多くて気持ちいい。
(登山道欠損のため、このコースの道標がなくなっている)
1999.05.18 水越峠〜 妻同行

水越峠(7.45)−−−葛城山(9.00-35)−−−水越峠(10.05)

葛城山と言えば5月のツツジ、花期にぴったりだった。水越峠からは標高差400メートル