2002
山行報告−三ツ峠山(1786m)
山梨県 | 2008.09.25 | 計6名 | 二等三角点 | |||
御坂側登山口(10.40)---三ツ峠山(12.00-12.40)---登山口(?) | ||||||
彼の属する山の会の会員4人も同行、その中には300名山を既に踏破した人も二人(男女各1名)含まれていた。 このようなメンバーで、御坂登山口からの最短コースは、まさに朝飯前のピクニック気分。 長年メール交換を重ねてきたHさんとは、折々の300名山挑戦の途中経過もよく知っていたし、初顔合わせという感じはしない。その他のメンバーともすぐに打ち解けて話題はいくらでもある。おしゃべりしながら、中にはキノコ取りに精出す者もいたりして、散歩気分で山頂までの道をたどった。 あいにくの曇り空で、真正面にあるはずの富士山の歓迎を受けることは出来なかったのが一つの心の残り。 「日本300名山登頂達成」の幕を持って全員で記念撮影。祝賀会は下山後のお楽しみ。 温泉で汗を流し、山中湖畔にあるメンバー知り合いの別荘が祝賀会場。準備は何から何まで我々の共同作業である。 手作り料理が出来上がったところでいざ祝賀会のオープン。Hさんの挨拶のあとは大酒盛りの始まりである。 なにしろ私を含めて300名山達成者4人(男3人女1人)、達成目前の男性一人、以前は真冬の穂高・槍などをやっていたという本格派女性という顔ぶれ。たらふく飲み、たらふく食べて夜のふけるまで山談義がつづいた。 私にとってはこれが何回目の三ツ峠山になるだろうか。回数は定かでは無い。富士急三ツ峠からであったり、精八峠からであったり、本社ケ丸からであったり、今日と同じコースもまた何回か歩いてるなじみの山の再訪であった。 |
山梨県 | 2000.12.17 | 弟同行 | ||
コース | 御坂側登山口(7.30)---三ツ峠山(8.25-40)---登山口(9.25) | |||
東京在住の3年前までは、毎年冬になると富士山を間近に眺めることの出きる富士五湖周辺の山へ何回かは必ず出かけていた。 ここ奈良へ移って以来富士山は遠い存在になってしまった。 富士山には2回登っているが、必ずしも登って楽しい山とは言えない。しかし眺めたその姿は、やはり日本一の山である。それも真冬、白銀に輝く富士は端麗で、この上なく神々しいものに感じられる。 長野の生家へ行ったおり、好天を見越して弟と出かけた。久しぶりの富士である。 中央道経由で御坂道を走れば、生家から1時間半で登山口へ着くことが出来た。 天下茶屋へ向かう旧国道途中から、河口湖を眼下にして、その向うに悠然と聳え立つ富士の姿が眺められた。久々の再会である。自動車をとめて写真に収める。 三ツ峠山裏登山口にはすでにたくさんの自動車が止っている。暗いうちら登って写真を撮ろうという人たちだろうか。何しろここは朝焼け富士撮影の絶好のポイントの一つだ。 気温はかなり低いと思われるが、寒さはそれほど感じない。 山小屋荷揚用のキャタビラカーが強引に通っている道は、荒れ方がひどい。かなり勾配のある車道歩きがしばらくつづく。そのうちに車道脇に踏跡を見つけて、あとはこの細い踏跡を伝って行く。 このコースは三ツ峠山山頂への最短コースで、以前一度妻と歩いたことがある。 背中に汗がにじんでくるころ、山頂下の小屋の建つ肩に到着した。小屋から長い階段を登って山頂へ。北風が吹き抜けてさすがに寒い。3回目の三ツ峠山である。 自動車がたくさん止っていたわりには、登山者の姿がほとんど見えない。それぞれの目指すコースに散って行ったのかもしれない。 晴天を見定めて来た甲斐があり、正面に端麗過ぎるほどに美しい富士山を眺めることが出来た。12月も中旬だと言うのに、今年は雪が少ない。「白銀に輝く」という期待の姿には少し遠かった。 御坂山塊、南アルプス、八ヶ岳、奥秩父、道志山塊、丹沢、箱根とさすがに展望がすばらしい。 寒風に吹かれながら、久々の富士山に見入り、しばらく展望を楽しんでから同じ道を下った。 |