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山行報告-負釣山=おいつるし(959m)

富山県 2001.09.16 単独
コース 林道峠(10.20)−−−7合目(11.00)−−−負釣山(11.40-11.50)−−−林道峠(12.50)


富山県城端町の「むぎやまつり」に招かれたついでに富山の山を2、3登ってきた。
最初に登ったのは入善町最高峰の負釣山である。最高峰といっても1000メートルに満たない低山。

黒部市から宇奈月へ向かい、途中で左へ折れて朝日町方面へ。さらに明日(あけび)温泉の道標で右折、明日温泉前を通り過ぎて川沿いの林道を走ると道は2分する。右方を行くと山頂直下まで自動車で登れるらしい。
左方の道をとって自動車を走らせると、数分で負釣山登山口の大きな案内板がたっている。ここに自動車を止めてスタート。案内板ではこのコースを「展望コース」と記してあった。
車道を2、3分歩くと登山道へとりつく。

最初から急な登りがつづき、たちまち汗が流れる。各合目表示があって目安になる。
4合目の手前あたりに4等三角点があり、このあたりで傾斜は緩むが、あとは山頂までおおむね急登の連続である。
7合目にはベンチがあって休憩にはちょうどいい場所だ。ここからはさらに厳しい登りが待っている。標高959メートルの低山と思って甘く取りかかると後悔するようなきつい登りだ。登山口からの標高差は600メートル以上はありそうた。
トラロープが設置された急登をいくつか繰り返し、1時間30分近くかかって山頂へ到着した。登山口のコース案内は2時間となっていた。

周囲の山々には雲がかかっているのが残念。
山頂の展望案内盤には毛勝山、剣岳、鹿島槍、五竜などが表示されていた。三角点標石は二等だった。
北方眼下は黄金の稲田がひときわ美しく黒部の平野、そして日本海へとつながっている。能登半島も先端まではっきりと見えていた。

短い滞頂で下山にかかった。下りは1時間だった。
下山後明日温泉に入浴、この日は魚津市のビジネスホテルに投宿した。