山行報告2082

屏風山=びょうぶやま(794m)

岐阜県 2002.02.23
コース 大草コース登山口(10.00)−−−鉄塔(10.20)−−−屏風山(11.05-10)−−−登山口(11.55)
岐阜県東濃地方の一等三角点
屏風山山頂

屏風山は岐阜県に二つある。
登ったのは東濃地方の一等三角点屏風山の方である。

長野市へ所用の帰りに立ち寄った。標高794メートル、登山口からの往復が2時間ほどの小さな山である。
中央高速恵那ICから66号線を南へ向かって走ると、瑞浪ゴルフクラブがあり、登山口はその近くに二つある。
最初に仲ケ平コース、次いで大草コースの登山口を示す小さな標識が道路脇に立っている。
大草コースを往復することにして、標識にしたがって集落への細い道へ車を進める。二ケ所ほど左折する道があるがこれを無視して直進すると、車道は鎖で閉じられていて行き止る。水道施設らしいコンクリートの構築物がある。自動車が1台だけ置ける。

水道施設の30メートルばかり手前から右手の沢へ降り、小沢を丸太橋で渡ると登山道となる。小さな道標もある。送電鉄塔巡視路の標識を追うように登って行く。間違いようもない良い道で、冬枯れの木立の中、ふかふかの落ち葉が気持ちいい。
20分近く歩いて送電鉄塔となる。春のような穏やかな日差しが降り注ぐ。
比較的なだらかな道は歩きいい。秋にはマツタケでも取れそうな赤松林が目立つ。

鉄塔から30分ほどで稜線状の小ピークに出る。四角いテーブル型の岩が一つある。ここでコースは左に直角に折れて、雑木林に入り、小さな上り下りを二つ過ぎると屏風山山頂だった。
白山や御岳も見えるらしいが、春霞のために遠望はない。一等三角点は傷みもなくきれいに保たれていた。
穏やかな春らしい日差しとはいえ、山頂は寒い。記念写真だけ撮ってすぐに下山にかかり、同じ道を引き返した。
早春の小さなハイキングだった。