山行報告2092
伯母子岳(1344m)
奈良県 | 2002.06.04 | 単独 | ||||
コース | 護摩壇山駐車場(6.05)===伯母子林道登山口(6.20)−−−口千丈山(6.50)−−−伯母子岳(7.40-45)−−−口千丈山(8.30)−−−登山口(9.00)===自宅(11.45) | |||||
コースを変えて2回目の登頂
和歌山県最高点を踏んだあと、近くの伯母子岳へ立ち寄った。 前回登頂から4年半ぶり、二回目である。 最初のときは大股の集落からの往復だった。 今回は護摩壇山駐車場から高野山方向へ少し寄ったところで伯母子岳林道へ入り、林道を7キロ走って立派な登山口表示のある地点から往復することにした。 伯母子岳林道は、入口付近だけ舗装、あとはダートとなり、そのうちにまた舗装となる。平坦の良い道でセダンでも難なく走れる。 舗装された林道から登山道へ入る。登山道と言っても、自動車の轍が残り、マイカーでも楽に走れるような広い道で、さしづめ林道並といっていい。伯母子岳護摩壇遊歩道と書かれている。 一つの道標には伯母子岳まで7.5キロ、もう一つには5.6キロと表示されているが、どっちが正しいのかわからない。 林道は稜線を這うようにつけられている。コース沿いは終始ミズナラ、ブナ、カエデなどの落葉樹の新緑が覆い、野鳥の囀りが絶え間なく降り注いでいる。実に気持ちのよい遊歩道である。 杉などの人工林を歩く大股からのコースよりずっと楽しい。体力、時間もほとんど差はないと思う。 大きな登りはないが、登っては下り、また登っては下り、いくつも起伏を繰り返して行く。途中三等三角点の口千丈山(1382m)を踏んで行くが、伯母子岳より13メートル低いだけ。 その先の牛首付近と、伯母子岳山頂付近ではレンゲツヅが何株かオレンジの花を開いていた。 最後に林道並の遊歩道から分かれて、やや急な登りにとりつくと10分ほどで伯母子岳山頂だった。ガイドブックでは2時間10分の行程であるが、少し早足で歩いたために1時間20分の所要だった。 山頂からは今朝ほど登った護摩壇山や、奥高野の山々が幾重にも折り重なっていた。 |