追想の山々1370  

物語山(1019m) 登頂日1994.05.03 単独
林道奥(7.20)−−−稜線分岐(7.48)−−−物語山(8.00-8.10)−−−東峰(8.17)−−−林道奥(8.35)
行程 1時間15分 群馬県  三等三角点
国道254号線途中から物語山への林道入口を見落と してしまった。地元のおばさんに教えてもらった林道へ入り、沢沿いのダートの道を奥を目指してどんどん車を走らせる。落石などが目についてきた。このへんが限界と思われるあたりで、道幅の広がった地点を見つけて駐車した。

歩きはじめて5分もしないうちに登山道入口の標識があった。
登山道はのっけからの急登で始まった。杉植林から広葉樹林へ、鉄平石に似た岩片をガラガラ踏んで登って行く。雨が降ったら悩まされそうな赤土の急斜面もある。
ミツバツツジやヤシオツヅジが芽吹きの始まった潅木の中に、ピンクの彩りを添えている。山桜も今が盛りだった。シジュウカラの囁りが耳に心地よい。

ワンピッチで稜線に到着。標識には右へ15分物語山、左は東峰へ3分となっていた。右へ急登すると道は平坦となって、その先に山頂があった。
残念ながら曇り空で展望はない。ブナや潅木などに囲まれた小 さくかわいらしい山頂だった。山頂付近はツツジがとり囲まれている。まだ蕾だがあと1週間もすると花に埋まることだろう。
帰りは東峰に立ち寄ってから元の道を戻った。