追想の山々1415
登山口(8.00)−−−ニツ森山(8.20-8.30)−−−登山口(8.45) | |||||
行程 | 岐阜県 | 二等三角点 | |||
郷里辰野からの帰り、高速道中津川ICを降りて二ツ森山へと向かった。 地図も何もなくて感だけが頼りの思いつき登山。 コンビニでアクセスを聞くが要領を得ない。さらに登校途中の女子高校生に教わってその道を走ってみたがこれもおかしい。国道から山へ向かう道へ入って民家の主婦に尋ねる。道は悪いがこのまま行けばいいと教えられた林道を走る。この先にハングライダーの基地があるようだ。ハングライダーの看板がところどころに目に付く。 舗装の途切れた二又の広くなった所で自動車を止め、見当をつけて左の道を歩き始めた。地道の林道を10分ほど歩いてみたが何となく方角が違う気がする。 二又まで戻って今度は右の道を行ってみた。20分ほど歩いて林道最高地点らしい所まで行ってみたが、登山道らしいものはなく、その先で林道はどんどん下って行ってしまう。 再び二又まで戻って、今度は自動車で左の林道を進んでみた。 登山道らしいものはあらわれないが、林道はさらに上へ延びている。やがてハングライダーの基地を通過、ここが二ツ森山の東峰かも知れない。そしてすぐ先で立派な舗装道路に出た。二つ森林道と表示されていた。ここは十字路になっていて、道標には直進が東森林道で「氷餅の池」へ、右が「福岡新田」、左が「蛭川村」となっている。今上がってきたのが「孫助林道」。二ツ森山登山口を示すものは見当たらない。 どっちへ進むか迷ったが、舗装道路を突っ切って未舗装の林道を進んでみることにした。この感が当たって、未舗装道をしばらく上って行くとまだ出来たばかりの休憩舎の立つ二ツ森山登山口があった。駐車場も整備されている。こんな立派な施設を作りながら、マイカーアクセスへの案内が未整備なのはちょっと片手落ちという感じがした。 登山口には「七合目」となっている。樋を伝って冷たい水が流れている。 登山口からは整備工事が終わったばかりの遊歩道となっていて、まるで公園の中を歩いているようだ。山頂まで560メートルと表示されている。 途中に「氷餅の池」という重要文化財指定の小さな池があった。 遊歩道並みの階段道が山道に変ると、残りは山頂まで200メートル。急な登りを一息で山頂に達した。思いもかけない楽々登山になってしまった。 山頂にはこれも新しい四阿屋が作られていて、中には南アルプス、中央アルプス、御岳などの展望写真が飾られている。 大岩の上に二等三角点標石があった。天気の良い日、この大岩の上に立てばまさに写真のような大展望が広がるのだろう。曇り空の下で御岳と中央アルプスの一部が雲間から望めただけだった。 次は好天をねらって展望を楽しみに再訪したいものだ。 |