想の山々1447  

住塚山(14009m)・国見山(1012m) 頂日1999.05.30 単独
屏風岩公苑(5.15)−−−住塚山(5.50-5.55)−−−国見山(6.25-6.40)−−−クマタワ峠(7.05)−−−屏風岩公苑(8.05)
行程 2時間50分 奈良県 住塚山  二等三角点
国見山々頂、右に見えるのは倶留尊山
曽爾村の国道から屏風岩方面へ折れるところには「屏風岩」という小さな表示があったが、その先寺脇垣内という集落から屏風岩公苑へ入ってゆく道がわかりにくかった。
林道のような巾の狭い道を上がって行くと、終点が屏風岩公苑で駐車場もあった。

駐車場からキャンプ場の中を横切って行く。右手には屏風岩と呼ばれる柱状節理の岩壁がそそり立っている。垂壁200メートル、高度感がある。
朝日を浴びる屏風岩を眺めながら公苑を出ると樹林帯へと入ってゆく。
杉植林のじぐざぐの登りとなる。台風の影響だろうか、倒木が目立つ。登り着いたところが一ノ峰のコル。ここから少し下ってから住塚山への登りとなる。屏風岩公苑から35分ほどで住塚山の山頂に登りついてしまった。淡いピンクのツツジが咲いている。
見るべき眺望もなく、すぐに国見山へ向かう。

国見山手前のコルに向かってどんどん下ってゆく。コースの状態はいいがけっこう勾配は急で、雨上がりだと滑りそうだ。滑った足跡がいくつも残っていた。
コルから急な登りにかかると、やがてコースは岩まじりに変って間もなく国見山のピークへ到着。住塚山から30分だった。
山頂からは真向かいに倶留尊山、少し遠いが高見山なども確認できる。
山頂を後にしてクマタワへ向かう。木製の階段が長々とつづいている。途中松の山という小さなピークを越えると、後はクマタワへ向けて一気に下ってゆく。
下りついたクマタワは曽爾村方面からの車道の終点となっている。ここを西へ下れば室生村、曽爾村へは東海自然歩道となっている車道を東へ向かう。
若葉の緑したたる東海自然歩道を下ってゆくとタワミ峠となり、ここで曽爾村今井方面への道と別れて、スタート地点の屏風岩公苑への車道を取った。