追想の山々1453
  

和泉葛城山(866m) 登頂日1999.11.21 単独
牛滝(7.15)−−−葛城山(8.40-8.50)−−−一等三角点(9.05-9.10)−−−牛滝(9.50)
行程 2時間35分 大阪府 葛城山 一等三角点
葛城山一等三角点
 ≪大阪府の一等三角点≫

牛滝の有料駐車場から出発。紅葉が見頃の大威徳寺境内を抜けると、その奥に葛城山登山道の入口がある。
「落石のため通行禁止」の標示がある。 どうせたいしたことはあるまい。無視してこの登山道へ入った。別に危険と言うほどのものではなか つた。
ひと登りすると車道に出る。車道を少し歩けば再び登山道へ入ることになっていたが、その入口を見落としてこの先ずっと車道を歩くはめになってしまった。本道が右へ大きく曲がる地点で、左手へ入る林道があった。この林道にも立ち入り禁止の表示があったが、無視して辿って見ることにする。
林道をしばらく進んだところで、小さな沢沿いに踏み跡が見つかった。これを登って行くと、はじめて葛城山への道標が目に入った。
あとは踏跡を追って行くと再び車道に出て、山頂はすぐそこだった。山頂近くの展望台へ上がってみた。霞がかかって遠望はきかない。
葛城山頂よりわずかに標高の高い一等三角点を踏んで行くことにする。細い林道が一等三角点まで通じていた。付近は電波反射板や中継塔などがいくつか立っていて、一等三角点標石はNTT施設の北側に埋設されていた。ここは葛城山頂と言われるところより8メ-トル高い。

道標はないが三角点から北へ下る踏み跡程度の道があったのでこれを下ることにする。はじめは明瞭だったが、やがて薄くなって、ついに踏み跡は消えてしまった。
下り過ぎてもいけないので、西方向へトラバ−スして行くと小さな沢へ出た。踏み跡らしい感じがする。何とかなると思って小沢沿いに下って行くと、立ち入り禁止になっていた林道へ出ることができた。後は今朝歩いた車道から大威徳寺へと下った。