「現実は死なない 君は目を逸らせない」


「三谷くん」
ここ3日続けてあかりは掃除が終わると、すぐに三谷のクラスに顔を出すようになった。
もちろん、囲碁部に戻ってきてもらうため。

あかりの姿を確認した三谷は、聞こえないように小さな溜息をひとつつく。そして、
「熱心だね、あんたも」
少し同情的な三谷の物言いに、あかりはちょっと期待する。
「…熱心でしょ!だって、戻ってきてもらいたいもん!!」

さすがに3日目ともなるとクラスの男たちが三谷をからかう。
今日だってあかりが来る前に散々言われた。
「今日も来るの〜?カノジョ」「いいかげん、付き合ってあげなよ〜」「かわいいじゃん、あのコ」
「…バーカ、部活のハナシなんだよ」

それにしても、あかりは必死だ。なんでこんな俺をここまで引っ張りたがるかねぇと不思議に思う。
今日もまた来たらその辺聞いてみようかなとも思った。
まぁどうせ『囲碁の打てる人間が欲しい』だけなんだろうけど。

「あたしね、この間の大会見ててほんっっとに楽しそうだなって―」
横であかりが必死に囲碁の楽しさを解いている。『いや、楽しいのは打てる俺のほうが知ってるって』
言いたかったが飲み込んだ。

「なぁ」
「??」
終始黙っていた三谷が突然口を開いたので、あかりはちょっと驚いた。
「俺を何度も誘うより、新しく囲碁打てる奴、開拓したほうが早いんじゃないの?」
あかりの顔が一瞬曇ったのは気のせいだろうか?
「あたしね、三谷くんだから来てもらいたいの」
びっくりした。言葉が返せなかった。予想もしなかった答え。

開け放たれた窓から風がさぁーっと教室に舞い込む。
三谷の髪もあかりの髪も風に揺れる。

『それって…どーいうイミ??』心に思って、心臓がひとつ とくん と鳴った。
「だって、三谷くんすっごく部に馴染んでたじゃん!大会に出るからにはやっぱり知ってる人と―」

…なぁんだ…そゆことね…
ちょっとした早とちり。

そんな時に限ってクラスのヤツラの言葉が胸に反芻する。
『かわいいじゃん、あのコ』

はじめてあかりを正面から見据えた。
二人しかいない放課後の教室。

確かにかわいいと思う。
思った瞬間にそんなことを考えた自分に照れた。
なんでこんな時に…心の中でブツブツ呟く。

結局20分位してあかりは部活に戻った。背中が寂しそうだった。
だからってホイホイ戻れるものでもない。あかりには悪いけど。と。





なんとかあの場は逃れられた。(いや、こっちが逃げちゃダメなんだけど)
あかりは小走りでうつむいたまま囲碁部へ足早に戻る。
顔が上げられない。なぜなら彼女の顔はいま真っ赤だ。

何言ってんだろ…あたし…なんであんなコト言っちゃったんだろ…
きっと三谷くんヘンに思っただろうなぁ…
やだなぁ…明日行きづらいよ…

走ったのとは別の早鐘のような鼓動が止まらない。
少し胸が熱い。


プレリュードなわけよ!要するに!っていうか書き逃げ????(笑)
ウチのはこんな感じです。漫画にするほどでもないプロットを文章にまとめてみました。
三谷×あかりはネタが尽きなくって面白いです〜〜〜〜vvvvv
いくらでもお話できちゃう〜〜〜〜〜〜♪がはは(?)

今、ジャンプでやってるヒカルとアキラのシンクロを三谷とあかりで真似してみたッスよ、ご主人(誰)
心のシンクロね♪全然交差されてないでど(笑)
簡単に言うと二人しておんなじ気持ちな訳ヨ!旦那〜〜(???)
タイトル??あーてきとーです(死)ちっとも内容と合ってません。いいんです(;;)

しかも、間違い無くこの小説時々文章変わっていること請け合い(笑)ちまちま手直しします

いちいち解説入れなきゃいけない小説しか書けません、私(笑)