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活動報告のページ 2003年6月23日号ドーナツの会(障害児・者を持つ親の会)で、今までみんなで取り組んだおかき販売で得た収益を会員が行っている作業所や施設に寄付をすることを決めて、その贈呈式がおこなわれました。もし、そのおかきを買われた方がこのページを見られましたらこの場をおかりしてお礼を申しあげます。 ドーナツの会は私が候補者になるまで、会長をしていた親の会です。 まだ、子どもが学校に行っていたころ、会の中での一番の悩みは学校を卒業したあと、在宅になるのではないかという不安だったのです。 今では市内に身体、知的、精神あわせて60箇所程度になっていますが15年程前はほんとに行くところがなく、全国的に無認可の作業所つくり運動が盛り上がっていました。ちなみに現在全国で無認可の作業所は6000箇所になっています。毎年200箇所新たに作られているといわれています。 私たちも自分たちで子どもの行き場所づくりをはじめようと「おかき」販売をとりくんでいたのです。15年あまりの中で500万以上になっていました。 今日は、西は笠岡市から東は和気郡まで12箇所の小規模授産施設や無認可の作業所の施設長さんや所長さんがこられていました。贈呈式のおわったあとそれぞれの方から施設の紹介がありました。身体障害者福祉法、知的障害者福祉法、支援費制度のなかのデイ、サービス。ショートステイなどのさまざまな事業。 法律はとても複雑でしかも縦割り行政です。そして、補助金は充分ではありません。 その中をほんとにみなさん、地域で住んでおられる障害者のくらしをささえようと、あらゆる事業を駆使して取り入れられ、献身的にとりくんでおられる様子が生き生きと語られました。 大きな株式会社のようになったどこかの、社会福祉法人よりよっぽど手作りの温かみのある家庭的な姿に触れることができたとおもいました。 |
いなば泰子
議会控室 日本共産党岡山市議団 |