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活動報告のページ 2003年6月30日号

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ベストパートナーシップ実践編
・・・つくられた「性差」と「家族像」をこえて

6月29日(日)、岡山県男女共同参画センター会議室(クレド岡山ビル17F)で、ベストパートナーシップ実践編・・・私たちの場合(つくられた「性差」と「家族像」をこえて)というテーマで講演会があり行ってきました。講演者は村瀬春樹さんとゆみこさんご夫婦でした。

お二人は経験を通して、憲法24条の男女平等観と現実の不平等観のあまりの違いに気づかれ、妻も夫も仕事を持ち経済的に自立しながら家事にも責任をもつことが必要だという夫婦生活に到達され実践をされている方なのです。

なぜ、性差が産れたのか、それは明治になって初めてつくられた明治憲法から発していることと歴史から説明され、とても説得力のあるものでした。

夫が働いて得た収入は夫のものであり、妻のものではないということ、妻がいくら家事・育児を完璧にこなしてもそれは妻の経済的な自立にはならないということ、それは離婚を考えたときにはっきりわかります。ということです。子育てをするとき、親の介護をするとき、まだまだ、社会通念で生活していることがわかります。

なぜ、明治憲法は女性を無権利状態においたのか。尋常小学校の修身書に男子の務め、女子の務めがあり、にせの性差がつくられていった経過を教科書をみながら説明されました。結局そうやって明治30年代の富国強兵策、昭和10年代の皇国史観へと歴史は展開し昭和20年の8月15日を迎えるにいたったのです。こんな性差をつくったのはわずか100年前からなのです。といわれました。私たちはあらためて憲法24条のすばらしさを学ばなければいけません。と最後むすばれました。

教育はほんとに恐ろしいとおもいました。私の頭にある女性の役割、男性の役割も父や母や周りの人から受け継がれてきているのです。そしてそれはとりもなおさず明治に作られた富国強兵をめざすにせの性差からということがわかったのです。

みなさん、今、小学校1年から中学3年までの全員に「心のノート」という本が配られているのを知っていますか。これは教科書でもないけれど子どもたち全員に配られているのです。そして出版社や編集者はどこにも書いていないへんな本なのです。ある人はベストセラー以上だといいました。あの明治時代にでた修身ににているではありませんか。

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  いなば泰子
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