紫の上日記
平成12年(西暦2000年)
 8月21日月曜日 ネットじたいが嫌になりました。何もかもが嫌です。
放置することにします。今まで見てくだすった皆さん、本当にごめんなさい。

 8月20日日曜日 ネットとは関係のないことだが、人間が信じられないということがこんなに苦しいことだとは。
たしかにわたしは野心家ではあるけれど、人倫に反したことは一度としてしたことはない。
家族が一番大切と言っても、わたしを苦しめる家族などいらない。
わたしを憎んでさえいる家族などいらない。
首の動脈を切って死のうと思った。
だが、つまらない家族のためにわたしがそれをするに値しないと思ってやめた。

落ち込んだけれど、冷静に考えたら、わたしを信じられない家族などいらない。
そんなのは家族とは言わない。
わたしが今ここで我慢しているのは、経済的に家族に頼っているから。
母は、わたしが「インターネットでいい加減なことをしている」と責める。
わたしの夢は、世界に羽ばたくクリエイターとなってヨカナーンと暮らすこと。
クリエイターという職業がわたしにはぴったりしている。
わたしに不似合いなつまらない職業などに就きたくない。
つまらない職業に就くと、自分を消耗させるだけで何も残らない。
ヨカナーンだけ、信じられるのは。価値観も考え方も同じ人はヨカナーンだけ。
わたしのことを信じられなければ信じなくていい。ヨカナーンだけ信じてくれたらそれでいい。
最悪、わたしが誰からも見捨てられ家族からも見捨てられても、
三階から飛び降りさえすれば、すべてリセットできるのだ。
飛び降りさえすれば、それでいい。なんて簡単なんだろう。
世界に認められ、経済的基盤ができたら家族を捨てるだろう。
わたしは、生まれたときからひとりぼっちだった。ひとりぼっちで生きてきた。
わたしを信じられない家族など、のたれ死ねばいい。

 8月19日土曜日 ウッディさんにビデオ『シックスセンス』が面白くなかったと言うと、
わたしのご機嫌を取るためかどうかわかりませんが、『ディープブルー』というビデオを持ってきてくれました。
『ディープブルー』は、ハリウッドらしくて面白かったです。
研究のために育てた鮫を自ら殺さねばならなかった女科学者の悲哀が圧巻でした。
途中、鮫を撃退するために彼女が下着姿になるシーンがあるのですが、
下着姿になる必然性というのが見あたらなくて、腑に落ちなかったです。
高圧電流を避けるためにスウェットスーツを脱いで、その上に乗って防御、という設定なんでしょうけれど、
スウェットスーツくらいで高圧電流が避けれるとは思えない。普通に考えて。
科学者らしく知的で哀愁ただよう美人ですから、
観客が下着姿を見たいだろうという期待に応えて見せてくれた?と
思えました。いいですけど。(^_^;)

サミュエル・L・ジャクソンも出演されてました。かなり若いサミュエル・L・ジャクソンでしたよ。(笑)
何年前の作品なんでしょうね。(笑)
サミュエル・L・ジャクソンの出る作品は面白いですね。
ビデオはポストに入れておこう。ウッディさんて、本当に心の美しい親切な人ですね。



今日は朝からバイトに行って帰ってきてビデオを見て、ビデオは面白かったけれど、
なぜか落ち込んでヨカナーンにPが打てなかった。ヨカナーンは、いつもどおりたくさんPをくれたのに。
やはり母親のことがネックになってるんだと思う。
わたしは気が小さいから。病的に。
外に対しては強いけれど、身内の攻撃には為すすべを持たない。
最近、大好きな小説『ロリータ』の一節をそらんじることが多いです。自然に頭に浮かんでくるんです。
親を含む人間関係につかれているからかも。つかれるのは当たり前のことですからネットだけは楽しく。
ネットでは難しいことを考えたくないです。いっさい考えたくないです。それがさとこの本音。
いぜん掲載しましたが、そらんじている小説『ロリータ』の一節を記しておきます。


私のロリータには、何か夢みるようなあどけなさと一種異様な俗悪さとがまじりあって、
・・(中略)・・田舎の売春宿で少女をよそおって客をとる若い娼婦たちのそれにも似ていた。
そして、さらにこれは、麝香と泥のあいだからしみ出る
────あるいは泥と死のあいだからしみ出る────
繊細で汚れのないやさしさと混ざり合っていた。
しかも、もっとも驚嘆すべきことは、あのロリータ、私のロリータが、筆者の遠い昔の欲望を
個性化したことだ。だからこそロリータは何ものにもかえがたい至上の存在なのだ。   >

 8月18日金曜日 今日、ウッディさんがビデオ『シックスセンス』を持ってきてくれました。
つまらなかった。
ポストにビデオを入れておきます。そしたら、彼が来たときに勝手に持って行ってくれるから。

昨日の夜、母親が来る予定でした。
でも、顔を合わせたくないわたしは、二つ市の離れた回転寿司やさんに一人で行ってました。
何も悪いことをしていないのに、こそこそするのって趣味に合わない。
母親が小言を言うのは当たり前のことですが、毎回毎回同じことを言われても困るのです。
いぜん書いたように、わたしはわたしなりに精一杯やっています。これ以上できないくらいに。
けれども、自分以外の人間には、ヨカナーン以外の人間には、何を言っても通じないもの。
だから顔を合わす機会をできるだけ回避するしかない。
母親は、家族に対してはもともとくどい人でしたが、四十の坂を越えて、
いっそう悪い性質が頭をもたげてきたのかもしれません。
三十代のときまでは夜叉のように怖い女性だったのに、四十前に子宮を失ってから語気もやわらいできてる。
自分の体力に限界を感じるから、娘にすがりつこうとするのかも。
母親には何の非もないし、わたしにもない。
だから顔を合わす機会を回避するしかない。


届いた変なメールのページを改訂しました。よかったら見てください。
     届いた変なメール

 8月17日木曜日 今日、病院へ行きました。医師は、「おそらく大事には至らないだろう」ということでした。
検査だけを済ませました。


昨日、同級生のウッディさんは、非常に重苦しい表情で玄関に立っていました。
なにかしらの決意を決めたような表情でした。
近所の手前、彼を玄関に立たせたままで、わたしが何?という合図をすると
「男がいるだろ?」
彼は、ぽつりと言いました。

その少し前に、わたしはヨカナーンと二時間近く楽しい会話に興じていたこともあって、
まさか同級生にそんな質問をされるとは思ってもみませんでした。
足元をすくわれたようでした。

彼の曇天の表情は、どんな答えを聞き出したとしても変わらない決意を顕わしていた。
彼は、腹をくくっているんだろう。思えば、高校一年のときから変わっていない彼。
わたしたちの付き合いも八年になる。
同級生の友人は何人かいるけれど、彼だけです。気を使わずに話せるのは。
さとこのためにいい大学に行きたいと思い、さとこのためにいい職業に就きたいと考えている彼。
彼は今、自校の大学院へ進むか、京都大の大学院に進むか悩んでいる。
彼の夢は中性子核の研究者になること。
もしかしたら、立派な研究者になってわたしと結婚することが彼の夢かもしれない。

わたしが 「いるよ。その人のことは好きだけど、でも、その人への想いは話しても、
一般的にはわかってもらえない種類のものだから。その人がいるから生きていけるのよ、わたしは」

ウッディさんの困惑が伝わってきた。彼の困惑のあぶら汗が見えたようだった。
彼は、“その人”のことを、もしかしたら卒業旅行のとき合流したミノル君のことだと思ったかもしれない。
ミノル君と向こうで合流したことは話したし、ミノル君とはひで君と出逢う少し前に付き合ったことがあるから。
ウッディさんは、わたしを離したくないようだった。どうしても離したくないようだった。
どんな形であれ、さとこという女と関わっていたいというふうに見えた。
きっと彼にとって、わたしは青春そのものなんでしょうね。高校一年のときからずっとわたしを追ってきたから。
高校の時は、わたしも優等生だったけれど今は違う。違う。すべて変わってしまった。

“いるよ。その人のことは好きだけど、でも、その人への想いは話しても・・”
わたしは、同級生を引っ張るような返答をした。
ウッディさんが思い切れないようなあいまいな言い方をした。繋ぎ止めておくために。
わたしにとって、ウッディさんは安全パイ。彼は、わたしの足になってくれる。秘密を守ってくれる。
わたしと結婚したがっている。
愚かしいほど実直であるために、話はぜんぜん面白くないし、ルックスも最悪だけれど、
けしてわたしを裏切れない人。楽天的な人。
それゆえ、わたしの友人としての資格を与えられている。

彼が将来どこの研究所に従事するかはわからないけれど、出世してそれなりの収入と地位が与えられ、
そのときわたしが独身であったら結婚してあげてもいいと思っている。
ウッディさんは、さとこの安全パイだから。
彼は煩悶の表情のまま彼なりに納得したようだった。
無理に自分を納得させたのかもしれない。好きな女のために。
今はさとこの恋人になれなくてもいつかなれるかもしれないという希望を見いだしたようだった。
無口な彼だが、それが伝わってきた。
彼は、男らしく駅の方へ向かった。本当に男らしい人なんだ、振り返らなかった。

もしかしたら、彼は“別れるくらいなら、さとこを殺して俺も”と思い詰めているのかもしれない。
それは神のみぞ知る。
自分でも、わたしのような女のどこがいいのか全くわからないけれど、わたしがわたしの道を突き進むように
彼も自分の道を行ってほしい。振り返らないでほしい。
立派な研究者になってください。


あの娘はだれ?

お祈りをしながら
悪びれもせずにあなたをポイ
彼女は一筋縄でいく相手じゃない
男をじらすのが得意なのよ

彼女の笑い声が追いかけてくる
あなたはイライラ
いつも一人で空回り
なにをしても気分は晴れない

あの娘はだれ?

だけど彼女の笑顔が
あなたをダンスに誘う
誰もあの娘を縛れやしない
夜の闇さえ彼女の足元にひれ伏す
逃げようとしても逃げられないよ

あの娘はだれ?

わたしが愛してやまないあなた
他にはなんにも見えないのに
わたしが愛してやまないあなた
誰もわたしを救えない

あの娘は誰?
いったい何者なの?
ねえ 教えてよ?
彼女はなんなの?


あの娘はだれ?


(マドンナ「Who's That Girl」より)

 8月16日水曜日 今日、ヨカナーンとの素敵な会話のあと、同級生のウッディさんがわざわざ家まで来ました。
彼にひどいこと言われた。ひどいことというより事実を言われただけだけど。
ショックで今日は書けません。明日、書きます。
ショックのせいか、暑さ疲れの蓄積か、体に異変が起きていますから、
明日病院に行きます。
次から次にどうして事件が起きてくるのか、まったくわからない。


今日は書くことがないので、自分の掲示板の返答を載せておきます。
ごめんね。こんなのばっかりで。(笑)

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

わたし的には、性転換してるんだったら女性と同じだから
許可しないのはおかしいです。
性転換して女性になった人が、女性にたいして通常の欲望をもつと思えないし、
女性以上の女性と言えるのにね。

景気が回復してると素直にうれしいです(^_^)
このままどうなってしまうんだろうって心配になってましたから。
花博や関空開通した頃みたいに戻ってほしい。
あの頃は華があった。

わたしは水商売で働けると思わないけど、
“お前は貧乏で外国へ働きに来てるんだろう”って態度の男とHしたら、
その男を破産へ追い込むまで手練手管ねるな。
なんか許せないよ。女性をペット扱いしてるってことが。

 8月15日火曜日 昨日バイト帰りに、喫茶店に寄りました。
ここで英語参考書を読むと、けっこう頭に入るんですよね。自宅とは違って適度な緊張感があって。
根が真面目なヤツですから、参考書と小型辞書を持ち歩いています。(笑)

それはいいのですが、昨日、わたしがいつものように参考書を開いていると、
わたしの斜め前に太った男性が座って、わたしを凝視するんです。わたしの下半身を。身震いしました。
男性が気持ち悪くて、気になって、もっと参考書を見ていたかったけれど早々に店を出ました。
男性が跡を付けて来るんじゃないかと心配したけれど、幸いにもそれはなかったです。
それにしても、わたしは痴漢とかそういう男性になつかれるようです。
顔や服装がおとなしいからでしょうね。なぜか、おじさんになつかれるんですよね。┐('〜`;)┌


今日は書くことがないので、自分の掲示板の返答を載せておきます。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

わたしも哀しくなりました。
ぜんぶ男の側の問題ですよ。
タイで児童強姦していた日本人男性が現地で殺された事件もありましたね。
子どもたちを集めて子ども同士でセックスプレイさせたり。
殺されて当然です。当然と言うと語弊あるけれど・・
わたしも子どものとき変質者に追いかけ回されて嫌な思いをしました。
今でも夢でうなされます。
子どもに危害を加えるとは、その子の一生を決めてしまうということなんです。
たいていは悪い方へ一生を決定づけられる。
一人の変質者によって。

 8月14日月曜日 納得できないこと。

わたしは他人をいいように理解しようとする性質がありますから、
他人、とりわけ友人にたいしてあれこれ口出しするということはありえないことです。
友人が間違ったことをしていたとしても、あれこれ言うのはありえないことです。
わたしは、友人のいい面も悪い面もぜんぶを受容できるくらいの寛容な人間でありたいから。
何事も詰まるところは、自分の問題だと思っています。絶対に人のせいにしたくないです。
とくに友人のせいにだけは絶対したくないです。
友人のせいにするくらいなら、誰とも関わらない方がましです。
わたしは、マザーテレサに近づいていきたいです。

“誰だって自分のしていることが正しいと思ってやってるんだよ。それをいちいち文句言ってどうするの?”
親戚のあるおじさんに言われたことがあります。
そのとき、これが人間関係の基本だと子ども心に思いました。
ですから、わたしは友人にはあれこれ言いません。ネットであろうと実生活であろうと。
それは、わたしのお友だちの方ならわかってくださっていることだと思います。

他人をいいように理解しようとする性質のせいで損をすることも多いですね。
中には、つけ上がる方もいます。友だち面して支配しようとしてこられる方もいます。
それも度合いの問題ですが、あまりにはなはだしい場合は、決別という形を取らざるをえないですね。

そんなわたしですが、たった一度だけどうしても納得できないことがありました。
納得できないことは、あとにも先にもそれっきりです。
わたしの一般に公開されている掲示板があったときのことですが、幾度となく荒らし騒動というものがあって、
某中傷スレッド(掲示板)とわたしの掲示板に、
親友natureさんの住所、自宅電話番号、会社名が明記されたのです。
もちろん、本人に無断で明記するのは違法です。プライバシーの侵害になります。
わたしは、そのことで気を病んで、もとから弱い神経がいっそうおかしくなって、
ほとんど寝たきりのような状態になりました。
でも、どこから個人情報が漏れたのだろう?

初め、わたしはnatureさんの入会しているプロバイダがずさんで漏らしたのだと思いました。
そんな五流六流のプロバイダはいらないと思いました。
でも、何日か経って入ってきた情報によると、
「ドメインを立てている者は、プライバシーを公表されても仕方がない」
「それを承知で立てているはず。ドメイン検索に出てくるということは初めから知っているはず」と
いうことでした。
ショックでした。非常に。

わたしは納得できなかった。なんで?という気持ちでいっぱいになりました。
それで初めて自分の主義に反してnatureさんに詰め寄りました。
わたしが 「ドメイン立てると個人情報が出てくると知っていて立てたんでしょ?
      出てくると困るなら、なんで立てたの?個人情報出されて、なんで被害者面するの?
      そのことで、わたしがどれだけ悩んだかわかる?」
natureさんは、とつとつと語りだしました。わたしは、自分でもかなりきついことを言ったのはわかっています。
「まさかそんなことに悪用するヤツがいるなんて考えてなかった。個人攻撃の具にするヤツがいるなんて・・。
ネットって、そこまで堕ちてないと思ってたよ。俺は、性善説を信じてるから」

わたしは溜め息をついて「性善説信じるのは、あなたの勝手よ。
      モラルを守らないといけないといっても、守らない人間がいるのもその人の勝手なのよ。
      だから、常に可能性を考えて行動すべきでしょ。
      個人情報を出されると困るなら、『バブルの逆襲』の舞子様のように、
      ネットと実生活を完全に分離させるべきでしょ。
      わたしは、こんなこと言ったらいけないと思うけれど、
      一人暮らししてるからここの住所をプロパの人に知られるのもまずいことなのよ。
      絶対に知られてはいけないのよ。
      だから、ソネットのIDは、信頼できる親戚の男性に取ってもらったのよ。
      そんなこと、誰かに教えてもらうまでもなくわかってたよ」
親戚の男性とは、先ほど登場した男性のことです。
わたしは続けて「プロバイダにモラルのない人がいることを想定してるよ。想定して当然なのよ。
      自分の身は自分で守る、基本でしょ」

natureさんは、言葉少ないに
「だけどね、俺は震災(阪神大震災)で一度はなくなった命だから、今さら怖いものはないね。
さとこさえ無事でいてくれたら、それでいいよ」
ここまで言われて、わたしは返す言葉がありませんでした。
何事も詰まるところは自分の問題であるから、natureさんの問題はnatureさんの問題なんですよね。
だから、わたしは詰め寄ることはできても、本人が納得してやったことにそれ以上口出す権利はないな、と
思いました。
親友を切ることなんてできないから、失いたくないと思ったから、
友人のいい面も悪い面もぜんぶを受容できるくらいの寛容な人間になりたいと思いました。
人間たった一人でも強く生きて行かなければならないとわかっていますが、親友がいるのといないのとでは
心の持ちようがぜんぜん違います。
わたしには親友が必要です。
必要なのは真の友情であって、こちらからも悩みを打ち明けたくなる信頼がベースにある関係であって、
お仕着せの友情まがいなどいりません。

 8月13日日曜日 今朝見た夢。

なぜかわたしはマンションにヨカナーンと同棲しているんです。
ヨカナーンは無職ですから家賃を支払うために、
わたしの部屋を分割して間貸しをするんです。OLや女子学生さんに。
それでいつの間にか、あまりに住人が増えすぎて二人だけの時間が持てないということで、
「全員に出ていってもらおう」という話になります。

マンションのすぐ近くに、なぜか森首相の豪邸があるんです。和式の。
夜這いしようと思えば、行ける距離です。
ヨカナーンという恋人がいるのに、なぜかわたしは森首相ともつきあっているんです。不思議。(^_^;)
それでわたしは身籠もったようです。首相の子どもを。
奥様は怒り心頭に達されたようで・・。
首相は、わたしに見えるように立て札を立てます。「俺を困らせないでくれ」
小悪魔のさとこちゃんは、暁に、半裸で首相邸の縁側に上がっていきます。きれいで荘厳な縁側なんです。
首相は、困ったといいながら笑みを満面に浮かべ
「後継者を生んでくれ」「子どものいないわたしだから」と言います。
奥様が来て、わたしはすごすごと退散。
帰り際、奥様の声が届きます。
「もっと背丈のあるダイナマイトボディの子だと思っていた。あんな幼稚な体型のどこがいいの?」
でも、なんという夢を見てしまったんでしょう。(>_<)
森首相には、たくさんお子さんがおられるのにね。

なぜ森首相が夢に出てきたのかというと、おそらく、首相が早稲田雄弁会出身だからだと思います。
わたしは、早稲田雄弁会が好きなんです。個人的に。(笑)
それで首相のイメージが印象に残ったんだと思います。あの竹下首相もそうでしたものね。
それと頼りがいのある父親のイメージも、首相にはあるような気がします。

国家神道の思想的なことは何もわかりませんが、
国家神道クラスの人為を超越したものを信仰する民風がないと、
この国は腐ってしまうと思います。現に腐っている。
「神の国」発言は、個人的には好きです。


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