お金がない。 (2001.01.24)


さて、こまった。不定期日記のネタがない。

この不定期日記を読んで下さってる方々は、ほとんど知り合いの人だと思うけど、やっぱりコンテンツとして独立させた以上、目にして楽しめる内容でないと自分でも納得がいかない。

んが、そうすると、日記じゃなく月記、いや隔月記になってしまいそうだ。
思い出バナシのストックはたくさんあるけど、日記にはできないからなあ。
まあ、ボヤキでもいいかということで、今日のお題はずばり、「お金がない」。
なぜ、日記のネタがないのかの理由のひとつであります。

さて、こまった。お金がない。

いや、本当に。

ダブル・インカム・ノー・キッズ時代から、給料はすべて奥様に渡しているから、オイラの懐事情は俗に言う「おこづかい」というやつの支給がすべてだ。

現在、家計への借金もあって、週に3,000円(通常は4,000円)が僕の「おこづかい」だ。

つまり100%自由に使えるお金ということになる。月にならすと12,000円。
このうち、ダム反対運動等へのカンパが毎月4,000円。
ROCKSNOW誌やカヌーライフ誌、アウトドア誌、文庫などの書籍代が月にならして4,000円。
残金は、12,000円−4,000円×2=4,000円となる。

そうか、月4,000円で、僕は過ごしていたんだ。1週間なら、1,000円か。
え−と、じゃあ1日に自由にできるお金というのは、1,000円/7日で、約142円ですな。

え!?1日142円なの?

オレの自由にできるお金っていうのは?

愕然としてしまった。
どーりで、最近、福沢諭吉君に縁がなかったワケだ。
どーりで、缶ジュース買うのが躊躇(ためら)われたワケだ。
どーりで、どーりで、どりどーりい…

現状で、遠征費やギア購入費(まあ30,000円としとこう)を貯めるためには、
えーと、30,000円割る142円はっと、、、約211日か!!?
なんと呑まず食わずで、半年以上がんばらねばならないぞ!
ひええ〜!なんということだ!!!

一応、普通に働いているし、安いといっても、人並みの給料は貰っている(と思いたい)。弁当持参、自転車通勤のオイラのこづかいの額は、一般サラリーマンでは、中の下(せいちゃん談)位はもらっているらしい。

今は、シングル・インカム・ワン・キッドだから、そう多くを望めないのも事実だから、この現実は、男らしくきっちり受け止めざるを得ない。
しかし...何故だ?何故こんなに貧乏なんだ?

いまどきコンビニおにぎり一個を購入するのに逡巡するようなのは中学生だって珍しいんじゃないか? 家庭を持っている世のサラリーマンは、みんな僕のように貧乏なんだろうか?

以前、奄美大島ロビンソン・クルーソー生活で、知り合ったヨット乗りの方の言葉が耳に残る。

「家と車にお金かけなければ、けっこう楽しく暮らせるよ」

我が家もソノ言葉を実践してきた。灰谷健次郎氏の

「本は買って読め!家は借りて住め」

のセリフもしかり。だからして、未だ、マイホームなんざ夢にさえみていない。

しかしだ、それでもこんなに貧乏なのだ。
みんなそうなんだろうか?
もしそうならトンデモないことだ。

家族持ちは消費生活に貢献できないことになる。
目下の消費活動や経済を支えているのは、何にでも好奇心旺盛で新しいモノに柔軟なワカモノと、趣味に情熱を燃やすシングルズたち、はたまた、リタイアして資産もある年金暮らしの裕福な方々であろう。

ワレワレ家庭持ちサラリーマンは、こんなにトンデモない状況にあるのだなあと、心から実感したところで、今日はこれくらいにしとこう。

次回は、何故このような状況に陥っているのだろうかとスルドク掘り下げ、原因を徹底的に究明していくけんね。その次くらいには、週1,000円で有意義に遊ぶ方法をケナゲに提案していこうなぞと考えている。

ふむふむ。しばらくの不定期日記のネタができたぞ。この間にがんばって遊び資金を貯めなくちゃ。