「積算計算・経路探索」

【事前設定】

このコンテンツは経路探索に必要な基本情報を事前に自動作成します。

(1)基本情報(管理情報、配送条件情報)を手動入力ではなく、初期情報、経路データ及び拠点データから拠点情報経由で自動作成します。

経路データ及び拠点データの内容は以下のとおりです。

・経路データ:前拠点コード、次拠点コード、距離を入力します。

・拠点データ:拠点コード、容量、配送単価等を入力します。

(2)初期情報には情報区分(距離の場合は'RV'、容量の場合は'LT')を入力します(【積算計算】(1)を参照)。

(3)前拠点から次拠点へ配送した時点で配送原価(距離*容量*配送単価)が発生するものとします。

(4)経路データにループがある場合、エラーの項目確認を出力しますので、経路データを修正後、再入力します

(5)初期情報、拠点データ、経路データをあらかじめEXCELで入力します。初めて使用される場合はサンプル出力のボタンをクリックして雛形の初期情報、

拠点データ、経路データを出力します。

事前設定処理Fでの詳しい利用方法は以下に記載しますので確認後、コンテンツをダウンロード後、実行してください

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【積算計算】

このコンテンツは積算のトリガーとなるクロステーブルの初期(入力)情報を”縦積、横和”の計算方式にもとづき、積算計算します。

積算計画処理Fでの詳しい利用方法は以下に記載しますので確認後、必要とするボタンをクリックしてください。

(1)経路探索のトリガーとなる初期情報には管理項目、管理区分(連番)、管理番号(1)、入力数値、情報区分を入力します。

(2)管理情報には以下の事項を入力します。

@積算の対象事項は管理項目、積算の対象範囲が同一のグループは管理区分(連番)、同一のグループを構成する管理項目は管理番号(連番)を入力し

 ます。管理項目は前拠点→次拠点等、上位から下位の積算の順序に従い、連番で管理番号を入力します(管理項目は重複できません)。

A管理番号と管理項目(01〜100)の添字とを対応させます(管理番号1⇔管理項目01等)ので、管理番号の横和数値は対応する管理項目番号の入力数値と

 なります。

B管理情報の上辺部は積算のトリガーとなる入力情報、左辺部は管理項目、中央部は付加情報と係数情報(距離、単価等)、右辺部は付加情報と

加算する入力情報と係数情報を掛けた積算情報とします。

C注記項目に係数数値の注釈事項(距離、容量)を入力します。

D情報区分に距離に関する事項を'RV'、容量に関する事項を'LT'と入力します。

E管理項目の計算区分

・横和時に付加情報を積算対象に含める場合(距離、容量)、付加項目に付加数値を入力します。

・入力数値を逆数で扱う場合、'/I'と入力します。又、係数数値を逆数で扱う場合、'/P'と入力します。

・業務の条件により、積算係数に異なった適用料率を掛ける場合、'C'と入力します。なお、適用料率の情報は料率条件画面から上限値、下限値と

対応させて入力します。

・グループ毎の積算数値を全体で積算する場合、全体の管理項目の管理区分を0とし、グループ毎に該当する管理項目の計算区分(例:T1〜T3)

と一致させます。

F管理情報の取扱いを容易にするため、同一グループを情報区分等でブロック別に分割できます(初期情報も同様に対応が必要です。具体的には

サンプル事例を参照)。その場合、統括項目(初期情報の管理項目)を追加・設定(自動)しますので同一グループであることが確認できます。

Gシステムの制約上、管理項目を構成する事項を100以内(管理番号1〜100⇔管理項目01〜100)とします。

(3)初期情報(管理項目、管理区分、管理番号、入力数値、情報区分)、管理情報(管理項目、管理区分、管理番号、情報区分、計算区分、付加項目、

係数数値)を手動作成する場合、あらかじめEXCELで入力します。なお、初めて使用される場合にはサンプル出力のボタンをクリックしてカレントに

出力します。件数には特に制限はありません。

(4)管理情報に初期情報がない場合、エラーの項目確認を出力しますので、管理情報を修正後、再入力してください。

(5)積算計算では各管理項目の積算結果として積算情報、構成検索では構成するグループ(2つ以上)の最上位の管理項目として経路データ(管理区分で

100以内)、選択した経路の距離、容量を累積で出力しますので、他の積算等の業務に活用してください。

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【経路探索】

このコンテンツは初期情報、積算情報、配送条件情報から各種の累積情報を算出し、経済的(累積原価の最小)な配送経路を探索できます。

経路探索処理Fでの詳しい利用方法は以下に記載しますので確認後、必要とするボタンをクリックしてください。

(1)積算計算で算出した積算情報をベースに配送の累積原価を最小にする配送経路を出力します。出発から到着までの配送経路について100

の配送拠点の表示が可能です。

(2)配送条件情報は管理項目毎に次のとおり設定します。

統括項目、管理項目、管理区分、距離、配送単価等

(3)システム上の制約は次のとおりです。

・経路データにおける拠点コード(=管理項目)の件数は100以内とします。

(4)下記のエラーの修正を次のとおり行います。

@初期情報に情報区分がない場合、エラーを表示しますので、初期情報を修正後、再入力してください。

A配送条件情報に管理情報の項目がない場合、項目確認を出力しますので、配送条件情報を修正後、再入力します。

 なお、初期情報や管理情報を変更した場合、事前に積算計算を行い、積算情報を更新後、再度、実行します。

(5)配送条件情報は事前にEXCELで入力します。初めて使用される場合はサンプル出力のボタンをクリックして雛形の配送条件情報を出力します。

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【共通】

(1)環境:実行する場合、ACCESS:2010版以上、EXCEL:xlsxの環境設定が必要です。また、入出力データはカレントにて処理します。

(2)入力する情報に空の情報等、無効な情報が含まれますと正しく処理できませんので、事前に削除してください。また、テーブルや

クエリの仕様変更も正しく処理できませんので、不可とします。

(3)印刷をご希望の方はファイル→印刷プレビュー→印刷→必要ページ数を選択 します。

(4)終了する場合、各ページは右上隅下段あるいは右上隅上段のX印をクリックします。

最終更新日:2014年04月30日