「積算計算」
【機能】このコンテンツは積算のトリガーとなるクロステーブルの初期(入力)情報を”縦積、横和”の計算原理にもとづき、積算計算します。
【環境】実行する場合、ACCESS:2010版以上、EXCEL:xlsxの環境設定が必要です。また、入出力データはカレントにて処理します。
【条件】積算計算情報処理F等での詳しい利用方法は以下に記載しますので確認後、必要とするボタンをクリックしてください。
(1)初期情報には原単位で求めるもの(使用量、日数、原価単価等)は1単位、総量で求めるもの(総数量、総金額等)は総数単位で管理項目、
管理区分(連番)、管理番号(1)、入力数値を入力(発注計画の策定時のみ指定納期を追加・入力)します。
(2)管理情報には以下の事項を入力します。
@積算の対象事項は管理項目、積算の対象範囲が同一のグループは管理区分(連番)、同一のグループを構成する管理項目は管理番号(連番)を入力し
ます。管理項目は全体→部→課、親部品→子部品等、上位から下位の積算の順序に従い、連番で管理番号を入力します(管理項目は重複できません)。
A管理番号と管理項目(01〜100)の添字とを対応させます(管理番号1⇔管理項目01等)ので、管理番号の横和数値は対応する管理項目番号の入力数値と
なります。
B管理情報の上辺部は積算のトリガーとなる入力情報、左辺部は管理項目、中央部は付加情報と係数情報(使用量、単価等)、右辺部は付加情報と
加算する入力情報と係数情報を掛けた積算情報とします。
C注記項目に係数数値の注釈事項(原単位等)を入力します。
D情報区分に使用量に関する事項を'RV'、日数に関する事項を'LT'と入力します。
E管理項目の計算区分
・横和時に付加情報を積算対象に含める場合(日数、在庫等)、付加項目に付加数値を入力します。
・入力数値を逆数で扱う場合(割合等)、'/I'と入力します。又、係数数値を逆数で扱う場合(歩留等)、'/P'と入力します。
・業務の条件により、積算係数に異なった適用料率を掛ける場合、'C'と入力します(税額等)。なお、適用料率の情報は料率条件画面から上限値、
下限値と対応させて入力します。
・グループ毎の積算数値を全体で積算する場合、全体の管理項目の管理区分を0とし、グループ毎に該当する管理項目の計算区分(例:T1〜T3)
と一致させます。
F管理情報の取扱いを容易にするため、同一グループを情報区分等でブロック別に分割できます(初期情報も同様に対応が必要でます。具体的には
サンプル事例を参照)。その場合、統括項目(初期情報の管理項目)を追加・設定(自動)しますので同一グループであることが確認できます。
Gシステムの制約上、管理項目を構成する事項を100以内(管理番号1〜100⇔管理項目01〜100)とします。
(3)初期情報(管理項目、管理区分、管理番号、入力数値(、発注計画の場合は指定納期))、管理情報(管理項目、管理区分、管理番号、情報区分、
計算区分、付加項目、係数数値)をあらかじめEXCELで入力します。なお、初めて使用される場合にはサンプル出力のボタンをクリックしてカレントに
出力します。件数には特に制限はありません。
(4)管理情報に初期情報がない場合、項目確認を出力しますので、管理情報を修正後、再入力してください。
(5)積算計算では各管理項目の積算結果として積算情報、構成検索では構成するグループ(2つ以上)の最上位の管理項目として構成情報(管理区分で
100以内)を出力しますので、他の積算等の業務に活用してください。
(6)入力する情報に空の情報等、無効な情報が含まれますと正しく処理できませんので、事前に削除してください。また、テーブルやクエリの仕様
変更も正しく処理できませんので、不可とします。
(7)印刷をご希望の方はファイル→印刷プレビュー→印刷→必要ページ数を選択 します。
(8)終了する場合、各ページは右上隅下段あるいは右上隅上段のX印をクリックします。
最終更新日:2014年02月28日