「顧客購買評価」
【機能】このコンテンツは顧客情報の属性のうちRFM値:Recency(最新購買日、最後の利用日)、Frequency(累積購買回数)、Monetary(累積購買金額)に
注目し、顧客の再購入の可能性を評価します。
【環境】実行する場合、ACCESS:2010版以上、EXCEL:xlsxの環境設定が必要です。また、入出力データはカレントにて処理します。
詳しい利用方法は以下に記載します。コンテンツをダウンロード後、実行してください
(1)顧客の購買実績をRFM(R+F+M)値(A,B,C)、評価値(5.0B〜1.0@)で評価します。
(2)処理の内容
@評価対応表に以下のRFM値(*はM値でA,B,C)に対応する評価値、顧客種別、購買行動、訴求手段を登録します(初回と更新時のみ)。
・AA*⇒5.0(B〜@)、AB*⇒4.5(B〜@)、AC*⇒4.0(B〜@)
・BA*⇒3.5(B〜@)、BB*⇒3.0(B〜@)、BC*⇒2.5(B〜@)
・CA*⇒2.0(B〜@)、CB*⇒1.5(B〜@)、CC*⇒1.0(B〜@)
A購買評価のボタンをクリックし、購買情報を入力します。
B以下の仕様でRFM値、評価値等を算出します。
B-1:購買情報から顧客毎の、評価年月、購買年月(直近)、購買月数(直近)、購買回数、購買金額を算出し、購買集計を作成します。
注)評価年月は顧客評価の定点観測等に活用してください。
B-2:購買集計から以下の全体の判定値を算出します。
・月数:最短月数、平均月数(直近)、最長月数、RL値=平均月数-(平均月数-最短月数)/3、RR値=平均月数+(最長月数-平均月数)/3
・回数:最大回数、平均回数、最小回数、FL値=平均回数+(最大回数-平均回数)/3、FR値=平均回数-(平均回数-最小回数)/3
・金額:最大金額、平均金額、最小金額、ML値=平均金額+(最大金額-平均金額)/3、MR値=平均金額-(平均金額-最小金額)/3
B-3:全体の判定値との比較で購買集計に以下のRFM値を算出します。次に評価対応表にもとづき、RFM値に対応する評価値を算出し、出力します。
・R値⇒A:直近年月<RL値、C:直近年月>RR値、B:それ以外
・F値⇒A:最大回数>FL値、C:最小回数<FR値、B:それ以外
・M値⇒A:最大金額>ML値、C:最小金額<MR値、B:それ以外
(3)処理の終了時に顧客毎の購買集計にRFM値、評価値、顧客全体の総合評価に評価年月、RFM値、評価値、それに対応する評価対応表の顧客種別、
購買行動、訴求手段の情報を出力(ファイル名に評価年月を付記)しますので顧客への販促活動等に活用してください。
(4)購買情報(顧客コード・顧客名、商品コード・商品名、購買年月、購買数量、購買価格)はあらかじめEXCELで入力します。初めて使用される場合には
サンプル出力のボタンをクリックしてカレントに出力します。
(5)入力する情報に空の情報等、無効な情報が含まれますと正しく処理できませんので、事前に削除してください。また、テーブルやクエリの仕様変更も
正しく処理できませんので、不可とします。
(6)印刷をご希望の方はファイル→印刷プレビュー→印刷→必要ページ数を選択 します。
(7)終了する場合、各ページは右上隅下段あるいは右上隅上段のX印をクリックします。
最終更新日:2015年11月30日