「配送経路探索」

【機能】このコンテンツは生産拠点と配送拠点、配送拠点と消費拠点を結ぶ経済的に最適な配送経路を探索します。

【環境】実行する場合、ACCESS:2010版以上、EXCEL:xlsxの環境設定が必要です。また、入出力データはカレントにて処理します。

【条件】詳しい利用方法は以下に記載します。

(1)生産(あるいは入港)拠点から消費拠点への拠点容量(拠点距離*拠点需要)を最小にする配送拠点を算出します。なお、各生産・配送拠点の運営費用を

考慮していません。

(2)処理:次のとおり@からCの各ボタンをクリックして実行します。

@前提条件入力:消費拠点での拠点需要(トン)を、生産・配送拠点間および配送・消費間の拠点距離(キロ)を行・列で入力します。

なお、同一地点での行・列の値に差異がある場合、距離差異を出力しますので修正後、再入力します。

また、生産・配送拠点は消費拠点の範囲とします。

A生産拠点選択:生産拠点を消費拠点のルックアップウインドウから選択します。

B配送拠点選択:原則、生産と配送拠点を同一にしますが、変更する場合、消費拠点のルックアップウインドウから選択します。

C拠点探索処理:拠点容量を最小にする生産・配送・消費拠点の組合わせを消費拠点に最も近い配送拠点、配送拠点に最も近い生産拠点を計算・設定

(各生産拠点は同一製品を各配送拠点に供給可能と)します。拠点容量について生産配送合計は生産・配送拠点間、配送消費合計は配送・消費拠点、

拠点合計は生産・配送・消費拠点間の合計、拠点総計は拠点の総計を表示します(以降、A、B、Cを繰り返して最適値を求めます)。

なお、生産拠点と消費拠点と同一の場合、拠点容量を0として計算します。

Dシステムの前提条件は次のとおりです。

・消費拠点数は50以内とします。拠点需要や拠点距離の添字(01〜50)は拠点位置と対応します。例えば添字01の拠点は札幌を意味します。

・生産・配送拠点を複数設定する場合は同種商品の配送を可能とします。

(3)消費需要・配送距離をあらかじめEXCELで入力します。初めて使用される場合にはサンプル出力のボタンをクリックしてカレントに出力します。

(4)入力する情報に空の情報等、無効な情報が含まれますと正しく処理できませんので、事前に削除してください。また、テーブルやクエリの仕様

変更も正しく処理できませんので、不可とします。

(5)印刷をご希望の方はファイル→印刷プレビュー→印刷→必要ページ数を選択します。

(6)終了する場合、各ページは右上隅下段あるいは右上隅上段のX印をクリックします。

最終更新日:2014年01月31日