「商品格付評価」
【機能】このコンテンツは商品の販売ポジションから収益性を判断するための格付評価をします。
【環境】実行する場合、ACCESS:2010版以上、EXCEL:xlsxの環境設定が必要です。また、入出力データはカレントにて処理します。
詳しい利用方法は以下に記載します。コンテンツをダウンロード後、実行してください
(1)格付評価処理のボタンをクリックし、商品明細のデータを入力します。
(2)商品の収益性を各々の基準に当てはめて格付評価をしてあります。
評価項目 | * | * | * | * | * | * | * | * | * | * | * |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
総合評価点 | 5 | 4.5 | 4 | 3.5 | 3 | 2.5 | 2 | 1.5 | 1 | 0.5 | 0 |
売上金額評価 | A | A | B,C | B,C | - | - | A,B | A,B | C | C | - |
粗利益額評価 | A | A | A | A | B | B | C | C | C | C | - |
粗利益率評価 | ○ | × | ○ | × | ○ | × | ○ | × | ○ | × | ×× |
注) A:商品別売上金額>平均売上金額*1.3、商品別粗利益額>平均粗利益額*1.3
B:平均売上金額*1.3>=商品別売上金額>=平均売上金額*0.7、平均粗利益額*1.3>=商品別粗利益額>=平均粗利益額*0.7
C:商品別売上金額<平均売上金額*0.7、商品別粗利益額<平均粗利益額*0.7
○:商品別粗利益率>=平均粗利益率、×:商品別粗利益率<平均粗利益率、×:商品別粗利益率<=0
平均売上金額・粗利益額は1品目当り、平均粗利益率は全体の粗利益額÷売上金額、(在庫)回転期間は在庫金額/売上金額、交差比率は
粗利益率×12/(在庫)回転期間、交差積数は売上比率×交差比率、正味粗利益額=粗利益額−格下金額とします。
なお、各評価基準に該当する商品グループの収益戦略的な位置付けについては次の@〜Bに定義します。
@今後、更に販売促進を行い、拡販を期待する戦略的な商品グループ:5/4.5/4
A複数の商品の中で平均的な利益を確保し、品揃えのための商品グループ:3/2.5
B今後、収益改善を計画するか、もしくは販売撤退を選択すべき商品グループ:1.5/1/0.5/0
(3)なお、在庫の格下金額を算出するために陳腐化の速さに応じて2つのケースを用意します。各々、保有月数と評減率とを対応させてあります。
・ケース1は陳腐化の早い商品を想定して保有月数の評価減率を次のとおり設定しました。
1ヶ月以下:0%、1ヶ月超〜2ヶ月以下:10%、2ヶ月超〜3ヶ月以下:20%、3ヶ月超〜4ヶ月以下:30%、4ヶ月超〜5ヶ月以下:40%、
5ヶ月超〜1年以下:50%、1年以上:75%
・ケース2は陳腐化の普通商品を想定して評価減率を次のとおり設定します。
6ヶ月以下:0%、6ヶ月超〜1年以下:25%、1年以上〜2年以下:50%、2年超:75%
・格下金額は保有月数相当分の在庫金額×評価減率として算出します。
(4)格下後の粗利益額を算出する場合は、格下計算後に再度、格付評価処理を行います。
(5)商品明細(商品コード、商品名、在庫金額、売上金額、粗利益額の月平均合計値))はあらかじめEXCELで入力します(件数には特に制限はありません)。
初めて使用される場合にはサンプル出力のボタンをクリックして商品明細を出力します。
(6)入力データおよび結果表示は月平均の数値単位とします。
(7)入力する情報に空の情報等、無効な情報が含まれますと正しく処理できませんので、事前に削除してください。また、テーブルやクエリの仕様
変更も正しく処理できませんので、不可とします。
(8)印刷をご希望の方はファイル→印刷プレビュー→印刷→必要ページ数を選択 します。
(9)終了する場合、各ページは右上隅下段あるいは右上隅上段のX印をクリックします。
最終更新日:2013年12月31日