No.1 ワッカ原生花園〜網走へ 朝6時半に携帯目覚ましで起きる。しかし今日もお天気は涙模様(- -;) そぼ降る雨を恨めしく眺めながら洗面、身支度をして、手持ち無沙汰に日記を書く。 7時50分から朝食に行く。珍しいニシンに山ワサビが出たのを写真に撮ったのだが・・・ ホテルに荷物を預けておいて、ワッカ原生花園に行くことにする。 そして出かける直前に、ホテルの前で記念写真を撮ろうとカメラを取り出すと、画面が変になっている。 あ、メディアの初期化ができていなかったのだと、大急ぎで初期化した・・・ ところが、ボタンを押した直後になんだかいやな胸騒ぎがして、メディアケースを見ると・・・ うわっ!どうしよう!写真を消しちゃった! トドワラの花の写真を全部消してしまった・・・ 約90枚以上の貴重な写真が・・・ あっという間に消えてなくなってしまったのだ・・・m(- -;)m どうしようもないのだが、なんとも悔しい、口惜しい、自己嫌悪の塊になってしまった・・・(- -;) 撮り終えたメディアはほかのところにしまって置けばよかった・・・ 新しいのも撮影済みのも同じところに入れていたからいけなかったのだが、いまさら悔やんでもどうしようもないのだが・・・ この写真を撮るためにあせってしまった結果です(- -;) ⇒ ということで、トドワラの写真はRittyan撮影のを拝借させてもらったというわけです。 Rittyanありがとう! なんとか気持ちを切り替えて出発する(- -;) 「船長の家」を出て、サロマ湖の岸に並行する道を看板にしたがってゆくと大きな橋「栄浦大橋」に来る。 橋の上から見ると、やはり北海道は広い、という景色。 はるかかなたに地平線、水平線が見えることもあるが、人工物がほとんど見えないのだ。 橋をわたったところにワッカネイチャーセンターがあり、ワッカ原生花園の入り口のようになっている。 ここはサロマ湖と海の境をなす細長い半島状の土地だ。
とにかく広いのでひとまず観光馬車「ワッカドリーム」に乗ることにする。 本物の馬が引くほろ屋根付きで、10人も乗ったら満員というかわいい馬車だ。 ごとごとと走り出すと、御者のおじさんがそこここに見える花や植物の説明をしてくれる。 聞きながら必死にメモして、しかもそのものを見るのは至難の技だ。 意外に速いのであっという間に通り過ぎてしまう。 途中で海岸のほうへ下りて珍しい花も見せてもらった。 いちいち感激しながら、あっというまに一時間ほど経って戻ってきた。 写真にマウスを乗せると シロヨモギが見えます. ネイチャーセンターに戻って一休み。 ジャガイモアイスやブルーベリーのドリンクを買って試してみる。 ネイチャーセンターの回りを少し散策して見ると、海岸に出た。 そこでは地元の人がアサリを採っているのを見た。 砂州の間にできた水溜りのような遠浅の海岸で数人の人が漁をしていた。 もっともっと見たいので、Rittyanと相談して自転車を借りることにする。 ネイチャーセンターで自転車を借りて(500円)、馬車道を走る。 広くて涼しくて、道はきれいに整備されているから、最高のサイクリングだ。 ところどころで止まって写真を撮りながら、 砂州の切れ目まで行く。ここで海水の交換をして水質管理をしているという。 ワッカ原生花園の花をどうぞ. | エゾチドリ | | エゾスカシユリ | | エゾフウロ | | ヒレハリソウ | | クロバナハンショウヅル | | ムシャリンドウ | 一日のんびりとサイクリングしたり散策したりするのに最高の場所だ。見渡す限り、地平線まで続く草原なんて始めて見た。あの真ん中で大の字になって寝っころがって空を行く雲をぼんやり眺めていたい。 いろいろな花が咲いているのだが、道路脇の花が大きかったり、色が濃かったりするので不思議に思っていた。 しばらくして、はたと思いついた。どうも、馬車が往復しているうちに、馬が落とす糞が栄養になっているらしい(- -;) 名残惜しい気分で原生花園をあとにする。 このページのトップへ Rittyanの「北海道花紀行」へ
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