
九州ひなまつり
佐賀城下周辺で毎年開催されている「佐賀城下ひなまつり」は、佐賀藩鍋島家伝来
の雛人形をはじめ、鍋島小紋や佐賀錦などのおひなさまが絢爛豪華に勢揃い。
旧佐賀藩主・侯爵鍋島家伝来のおひなさまは、幕末から明治・大正・昭和初期にかけ
て、第11代〜13代夫人所用のものが主に徴古館に展示されています。
ひなまつりは毎年2月下旬〜3月下旬に開催されており、会場は徴古館、佐賀市歴史
民俗館(旧古賀銀行・旧古賀家・旧牛島家・旧三省銀行・旧福田家)で、その時期には
街全体がひなまつり一色となりホテルや食事処では特別メニューも登場します。また、
日時限定ですが、会場近くの松原川では、雛が描かれた紙の灯篭にろうそくの火を灯
し、願いを込めてそっと水に流す「灯篭流し雛」が開催されます。
水郷のまち柳川は、藩祖立花宗茂から明治維新の13代鑑寛まで立花家が治めた土
地です。柳川の雛祭りは「さげもん」が添えられます。柳川では女の子の生まれた家庭
では、幸せを願って、母親や親戚、知人などから手作りの「さげもん」が贈られます。
縁起のよい鶴・兎・宝袋・鶏など手作りの布細工と鮮やかな糸で巻かれた柳川まりを組
み合わせた吊り雛です。雛の華やかさをいっそう引き立てます。
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昭和2年、佐賀県における初めての歴史博物館として鍋島家12代当主侯爵鍋島直映公によって創設されました。 |
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旧古賀銀行は、明治18年に両替商をしていた古賀善平が設立した銀行。洋風のモダニズムの中にも日本建築の粋が息づく建物です。 |
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ちょっと暗い写真になりましたが、佐賀藩の支藩にあたる小城鍋島家伝来の古今雛です。 |
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旧古賀銀行頭取室に特別展示されていた皇太子御夫妻御婚礼の儀衣装である十二単のお雛さまです。 |
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古賀銀行の創設者、古賀善平の住宅で明治17年に建てられた旧古賀家です。 |
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