温泉の旅群馬の温泉

川原湯温泉 王湯

坂にそった温泉街の風情のある共同浴場

※八ツ場ダムの工事のため、旧「王湯」は2014年6月30日に閉館。7月5日に新しい場所に新「王湯」がオープンしました。

JR吾妻線の川原湯温泉駅から細い坂道を登っていくと道沿いにこぢんまりとした川原湯の温泉街がある。
この雰囲気のある温泉街は八ツ場ダムの建設により、数年後にはダム湖の中に沈む予定であり、川原湯ファンにとっては残念であり寂しい限りである。ダムの完成とともに温泉は新しい場所へと移転することになっている。
共同浴場の「王湯」は、この温泉街の中ほどにある木造の雰囲気のある建物でである。入口の横には川原湯温泉が源頼朝が発見したと云われるのにちなみ、源氏の紋所である「ささりんどう」が描かれている。正式には「玉湯」と書いて「オウユ」と読む。
王湯の建物自体は吾妻渓谷の斜面に建っているので、内部はやや複雑な造りとなっている。だが、これも王湯の魅力のひとつかもしれない。
内風呂へは受付からすぐの階段をおりる。すると脱衣場につく。そこで服をぬいでから、さらに階段を降りていくと小さな浴場へとたどり着く。
浴場にはタイル張りの小さな湯船がひとつあるだけだ。湯船には透明な源泉が硫黄の臭いをただよわせながら注ぎ込まれている。このため、お湯はかなり熱い。もちろん掛け流し。
ここのお湯は昔、草津の湯治の仕上げに入浴されたというだけあって気持ちの良いお湯だ。
浴場には石けんやシャンプ−の備え付けはない。
露天風呂へは一旦、服を着て渡り廊下を渡り、また階段を降りて行く。
石造りの露天風呂は吾妻川の渓谷を向いて入浴ができ、新緑や紅葉のシーズンはとても風景が美しい。湯船自体は4〜5人ぐらいが入れるこぢんまりとしたものだ。こちらも掛け流し。
王湯のすぐそば川原湯神社の下にある新源泉(新湯)のとなりに作られた足湯。川原湯の名物のひとつがこの新源泉で作る温泉玉子。
玉子を自分で持ってきて、備え付けのカゴに入れて源泉につけておけばよい。温泉玉子ができる間だ足湯にのんびり浸かったり、王湯でひと風呂あびるのが川原湯スタイル。
源泉につけること25分。おいしい温泉玉子のできあがり。 源泉から階段を登ったところにある川原湯神社(温泉神社)。ご利益は病気平癒。
湯かけ祭り
王湯の前では毎年1月20日(大寒)の早朝に地元の繁栄を祈り、1年の無病息災と平穏無事を祈願して「湯かけ祭り」が行われる。

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不動の滝
川原湯温泉の近くにある落差90mの3段の滝。滝下の展望台から見えるのは一番下の滝で、それでも高さは30mほどある。滝の入口には駐車場があり、遊歩道を5分ほど歩くと小さな展望台もある。
※不動滝遊歩道はダム関連工事のため通行止めになっていましたが、2011年7月23日から通行できるようになりました。

川原湯温泉の
温泉ガイド
聖天様露天風呂 笹湯

周辺の観光情報 川原湯温泉観光協会 長野原町 吾妻峡の紅葉
川原湯温泉の天気予報

住所 群馬県吾妻郡長野原町大字川原湯290 交通
TEL 関越自動車道渋川ICから国道17号線で沼田方面へ。白井上宿交差点から国道353号・145号線で草津方面に向かう。川原湯温泉駅の少し先、川原湯温泉入口交差点から坂道を上っていく。温泉街に入り右側にある。
(鉄道)
JR吾妻線川原湯温泉駅から徒歩15分。
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泉質 ナトリウム・カルシウム硫酸塩塩化物泉
(王湯の隣から湧く「元の湯」と川原湯神社の下から湧く新源泉・新湯の混合泉)
泉温 78.9 PH7.7
効能 皮膚病、切り傷、やけど など
露天風呂 有り
入浴料金 300円
営業時間 10:00−18:00(4月〜11月)
10:00−17:00(12月〜3月)
定休日 無休
毎年1月20日は「湯かけ祭り」のため休み
駐車場 10台
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