| 有乳湯 金太郎伝説がある子宝の湯 |
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上田市郊外に広がる塩田平周辺には鎌倉時代から室町時代にかけて造られた多くの寺院があり、「信州の鎌倉」と呼ばれている。これらの寺院の中には多数の国宝や重要文化財があり、多くの観光客が訪れる。
青木村にある大法寺にも十一面観音立像や普賢菩薩立像などの重要文化財と国宝の三重の塔がある。
この三重の塔は鎌倉時代末期の正慶2年(1333年)に建立された。
あまりの美しさに、街道を行く旅人が何度も振り返ったので「見返りの塔」とも呼ばれている。 |
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大法寺から青木村の中心地を抜け、さらに奥に進むと田沢温泉がある。「見返りの塔」に目を奪われた旅人もここに訪れたかもしれない。
小さな温泉街には島崎藤村の小説にもでてくる「ますや」など、明治時代に作られた古い木造旅館が細い道の両側に並んでいる。ちょっとタイムスリップしたような光景だ。 |
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田沢温泉は古くからの湯治場である。その昔、山姥がここに湯治に来て坂田金時(金太郎)を生んだという伝説があり、それが「子持ちの湯」「有乳湯」として現在に伝えられ、この共同浴場の名前にも受け継がれた。
有乳湯は以前はコンクリートの建物であったが、さすがにまわりの風景に合わなかったのか、別所温泉の大湯を彷彿とさせる雰囲気のある木造の建物に生まれ変わった。 |
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クラッシックな建物の外観とうって変わって、浴場はタイル貼りで明るく近代的だ。
タイル貼りの湯船は10人ぐらいが入れる大きさ。注ぎこまれるお湯は薄いブルー。ややぬるめの温度なので、ゆっくりとお湯に浸かるには都合が良い。ここのお湯は硫黄泉だが炭酸の成分が多いようで、湯に浸かっていると肌にたくさんの気泡がつく。掛け流し。
洗い場は仕切り付きでシャワーもついているが、シャンプーや石鹸は無い。 |
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