鳩の湯温泉

温泉の旅埼玉の温泉
鳩の湯   白い鳩に導かれて見つかった温泉
日本各地には温泉の由来に動物が関わったところがたくさんあり、そのまま名前をいただいた温泉も多い。その中でも鳩が由来となったところもいくつかある。群馬県の浅間隠温泉郷の「鳩の湯」、石川県の「中宮温泉」、そして埼玉県の秩父の山間に湧く「鳩の湯」もそのひとつである。
温泉の由来は戦国時代、熊倉山城主の長尾景春入道と甲斐武田氏との戦いの際に矢で負傷した兵が2羽の白い鳩に導かれ、見つけた湯で傷口を洗うとたちまち傷が治ったというものだ。
古くは秩父七湯のひとつにも数えられた温泉で、一軒宿である「鳩の湯」は創業が明治初期。現在は日本秘湯を守る会の旅館である。
ただ秩父七湯といわれた湯も、残っているのは4湯。貴重な湯を守っている宿である。
宿の脱衣場に入ると硫黄の臭いがただよっている。
内風呂はタイル張りで5人ぐらいが入れる大きさ。湯船には無色透明なきれいなお湯が注がれている。お湯は単純硫黄泉で温度は適温。お湯の注ぎ口には温泉の由来となった2羽の白い鳩の像が置かれている。
内風呂のお湯からはあまり硫黄の臭いがしないのだが、洗い場のお湯の蛇口をひねってビックリ。強烈な硫黄の臭いのお湯が出てきた。水の方も同じで源泉そのものかもしれない。
温泉は自然湧出だが湧出量は毎分5.5リットル。秩父七湯という歴史のある温泉だけに宿はお湯の管理に苦労をしているはずだ。そんな貴重なお湯で体が洗えるとはある意味、贅沢な気分だ。
内風呂から着替えて外に出ると離れになった露天風呂がある。
広いスノコの床の上には5人ぐらいが入れる檜の湯船があり、お湯が注がれている。
お風呂の上には屋根がかけられているが、開放感がすばらしい。目の前にはうっそうとした森が広がり、野鳥のさえずりも聞こえてくる。このお風呂は別名「森林浴露天風呂」。その名のとおり森林浴を楽しみながら入浴ができるお風呂だ。
周辺の観光情報 Webガイド秩父 荒川観光ガイド 秩父市の天気予報
住所 埼玉県秩父市荒川日野526 交通
TEL 0494−54−1190 関越自動車道花園ICから国道140号線を秩父方面に向かい、秩父市内を過ぎて、しばらく進むと「道の駅 荒川村」の看板を左折し、踏切を越えて道の駅のすぐ先。
鉄道の場合は秩父鉄道武州日野駅より徒歩15分。
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HP http://www.real-chichibu.net/hatonoyu/
泉質 単純硫黄泉
泉温 12 PH8.8
効能 リュウマチ、糖尿病、切り傷 など
露天風呂 有り
宿泊料金 10500円〜
入浴料金 800円
営業時間 11:00−14:00
定休日 無休
駐車場 20台