トランスフォーマーのどーでもいい話(8)
英語版入手は今だ!
改訂版


トランスフォーマー英語版のDVDボックスセットですが、何はともあれ安いので要チェック! 英語版の雰囲気が気に入った人、Peter Cullenの声がもっと聞きたい人(笑)は今が入手の好機ですよ〜。音声はステレオで効果音も全然良いし、日本語版でカットされたシーンが見れるし、嬉しいような全然嬉しくないような映像のリマスターや謎のオマケもついてるし(爆) 字幕表示はないですが・・・日本語版で謎だった部分が理解できるところもあります。あそうそう、各話のパート毎のサブタイトルもわかりますよ〜。


・・・が、これだけはハッキリ断っておかなければならないのですが、

ソフトとは別に

リージョン1対応のDVDプレイヤーをゲットする必要があります

のでご注意を!!



現在発売されているのはTransformers 「First Season Collector's Edition」「Season Two Box Set, Part 1」「Season Two Box Set, Part 2」「Season Three Box Set, Part 1」(リンクはUS Amazonの各商品ページ)で、「戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー」、所謂「初代」の全話と「2010」の前半が入手できます。

価格は初代の3つが$50.99(定価$59.95の15%引き)、Season 3のPart 1が$34.97(定価$49.95の30%引き)です。1ドル110円として約3800円〜5600円です。(2003年11月9日現在) 発売当初は割引率が良いようです。

「First Season」が16話、「Season 2-1」が24話、「Season 2-2」が26話収録なので、全部買うと66話分(もちろん日本未放送エピソード含む)で、1話あたりのコストは定価で277円(実際に私が買った価格では245円)、日本語版の923円と比べると全然安いです。きっとたくさん作ったんでしょうね。さすが本場?! ・・・というか日本のDVDが高すぎるんですが。


送料はランク(3段階)によって約$4〜20。意外と安いと思いました。私の場合は年末年始の休業期間に引っかかりそうだったため、最速のPriority International Shipping利用で、注文してから5日で届きました。その後もうひとランク低いExpeditedで予約購入したところ、発売日の3日後に手元に届きました。(ちなみに発売日の3日前に「今日送ったからね」と連絡が・・・)

商品は厚手のビニールでパッキングされてボロいダンボール箱に収められていて、雨で濡れたりしても全然大丈夫そうでした。傷や汚れもなく、とてもキレイな商品が届きました。もし何かトラブルがあった場合にも、日本のAmazonに日本語で文句を言えば良いので安心です。よく考えるとこれは非常にポイント高いですね。支払いはクレジットカードでレートはまだわかりませんが(すいません、カード支払いの明細が行方不明で・・・)、下手に銀行で両替手数料を取られたりするよりはましでしょう。



という訳で、ソフトの方はあっさり簡単に手に入るのですが、ここで問題となるのはDVDのプレイヤーです。日本で売っているDVDは「リージョン2」というやつで、プレイヤーもリージョン2専用のものが一般に売られています。アメリカは「リージョン1」なので、日本で普通に買ったプレイヤーでは英語版(正しくはUS版)を見ることはできません。ではどうするか? 簡単に方法は4通りあります。

 1. 初回版のPS2で見る
 2. リージョン1対応のプレイヤーを買う
 3. パソコンのDVDドライブで見る
 4. リージョン2用のプレイヤーを改造する

お手軽な順に書いてみました。

1. PS2は、「DVDプレイヤーに問題があった」と言って回収していたやつです。リージョン2以外のDVDが再生できてしまったので回収したらしいです。持っている人はラッキーですね。

2. 日本で買えるプレイヤーには、リージョン2用のプレイヤーを改造してリージョン1に対応させたものと、最初からリージョン1用またはリージョンフリーに作られたもの(輸出用)があります。改造したものをネット通販している会社がありますが、わざわざ改造物を買わなくても、リージョン1用に作られた正規製品を買うのが安全でしょう(メーカー保証も利きます)。海外向けの製品は、大きい都市の電気屋街で外国人旅行者をターゲットにしたお店を捜せば見つかるでしょう。ちなみに管理人は名古屋大須のエイ○ンDutyfreeでVectorのリージョンフリープレイヤーを19,800円+消費税で購入しました(消費税がタダになるのはパスポートを持った外国人だけ)。そもそもリージョン1のプレイヤーはアメリカで普通に売っているものですから海外通販も有効ですが、支払いをクレジットカードでする場合、会社は慎重に選ぶ必要があるでしょう。ハワイ旅行に出かける友達に「DVDプレイヤー買って来て」と頼むのもアリでしょう。

3. 大抵のDVDドライブはリージョンの切り替えができます。しかし切り替え回数に制限があるので、「今ある物が使える」というよりは、「もう1台ドライブを買い足す」という状況になるでしょう。ちなみに、英語版の音声はドルビーデジタル5.1で、日本語版よりも全然高音質です。パソコンのスピーカー(あるいはヘッドホン)だけで聞くなんてもったいないような気がするのですが・・・

4. 違法ではありませんが、個人的にはお奨めしません。



リージョンフリーのプレイヤーは大抵「厳しいコピーガードのついたソフトなど、一部見れないものもある」と注がつきます。私の買ったプレイヤーではとりあえずトランスフォーマーは問題なく見れました。


VHSのビデオを買えばこのような苦労は全然ないのですが、DVDに慣れた今、一体誰がビデオなど買えるというのでしょうか? でかいし重いし場所取るしウチのデッキは撒き戻し遅いし(私怨)、おまけに見れば見るほど画質音質が劣化するのです。第一VHSのセットは現在は入手が困難です。1本のテープに1話しか入ってないビデオが3本パックで、それもシーズンがごっちゃになっている(初代も2010も一緒)という変なセットしか見当たりません。さらに値段が結構高く、しかも全話はありません。絶望的です。という訳でDVD。TFのためだけに2万円のプレイヤーを買っても日本語版の60%の価格。ありがとうインターネットそしてDVD、文明の利器よ!




(完)



注:私は各企業とは一切関係ありません(笑)