表では口に出せない内容の語り
衝撃のウーマンサイバトロン(裏バージョン)


表でも叫んでいることですが、なんと(アニメの)トランスフォーマーには性別があるらしいですよ! しかも彼らは自力で繁殖することができません。ということは彼らは恋愛対象が性別問わずということです。・・・・・考えが飛躍しすぎでわかりませんですか。すんません。ぶっとんだ思考の中身はこうです。

まず、どーやってもそう見えると思いますが、初代#40から、コンボイ司令官とエリータ-1は恋人同士であると断定します。彼らの間には恋愛感情が存在しているのです。(と思ったら#55ではハッキリ「恋人だ」って紹介してました)

人間にとって恋愛感情や愛情は繁殖の効率化のために存在します。これと決めた相手と強く結び付け、お互いに守り合い、子供を育てることに専念させるために愛情があるのです。それぞれの過程で幸福を感じるようになっているからこそ、人間は困難を極める繁殖行動に挑むことができるのです。恋人とラブラブだから幸せなのではなく、幸せを感じるから恋人とラブラブなのです。感情は繁殖という目的のための手段に過ぎません。

ところがトランスフォーマーは独力で子孫を作ることができないのです。新たなトランスフォーマーを生み出すことができるのは、セイバートロン星のスーパーコンピュータ・ベクターシグマだけです。生命の器であるボディを用意すると、そこにベクターシグマによって新しい人格が与えられます。ということは、どういうことでしょうか? 結論はひとつ、トランスフォーマーにとって、恋愛感情は繁殖のために存在しているのではないのです。

それでは何のためでしょうか? おそらく彼らからは繁殖という目的が抜け落ち、愛情という手段だけが残った状態なのです。精神的な安定のため、お互いの連帯を強固にするために、自分以外の誰かを尊重し、また自分も相手に大事にされていると思うことで幸せを感じるのです。

そうと決まれば、表でも言っている通り、愛情の対象を「異性」と限定するのはナンセンスです。ついでに相手が一人である必要もありません(出産のために無防備になる自分を守ったり、無力な子供の傍についていなければならない自分の代わりに外で稼いで来させるためのダンナを捕まえておく必要がないからです。)が、この辺は個人の好みでしょう。

(もちろん彼らの関係を作るすべての感情が恋愛感情である必要はありません。共に何かをやり遂げた、あるいは自分がみんなの役に立っている、などという充実感でも、トランスフォーマー同士の結束を強めるには充分でしょう。しかし見て下さい!恋愛感情も存在し得るのです。そーいうのもオッケーなのです。こんなおいしい発見(こじつけですが)を見過ごすことができるでしょうか、いやできるはずがありません!)


何か長くなってしまいましたが、とりあえず、トランスフォーマー達の間では同性愛はまったく問題がないということです(というか性別自体意味がありません)。



続く・・・かもしれない。