キャラと設定のフォロー

いつの間にか話が全部続き物になってしまっていたので、ここらでキャラクターのフォローなど・・・全然関係ないアニメの感想なんかも入ってますが。キャラクターの性格は基本的に、私がアニメから受けた印象の通りです。私はなるべく原作を重視するタイプなので・・・最初のイメージから逸脱できないとも言う。


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スタースクリーム(以下S.S.)

一応シリーズの主人公。アニメでもやたら慎重でまともだったり、そうかと思うとただのバカだったりと充分分裂気味だと思うんですが、その分裂気質が「性格」の域を越えてホントに病気なんだということにしてしまいました・・・まあそれも大昔の話なので、今はアニメぐらいで落ち着いてますってことで。デストロンの皆には、色んな意味で相手にされていない。間違いなくA型。精神年齢は人間で言うと23、4歳かと思います。

S.S.と言えば鈴置さんですが。日向くんですね(激古)。あの、根は真面目そう〜な、チョーシこいた憎ったらしい若造っぷりと、怖気ついた時の頼りなさげで弱気な声が、もうなんつーか、素晴らしいですね。あのギャップがたまらん。ほんと上手いよ鈴置さん! デザインもカラーもかっこいいけど、日本でのS.S.の人気はあの声に拠るものが大きいでしょうね。結構男女問わず支持者がいる模様。反面、海外での扱いは結構酷い気が・・・。あの性格であの英語版の喋りだと、まあ、あんまり良い印象を持てないのはわかる気がするが・・・「ああ見えて、根は良い奴なんだよ」って気があんまりしない。この「根は良い奴なんだ」っていうのが私のS.S.像の基本にしてほとんど全てです。


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メガトロン

この人もアニメではかっこいい時とそうでない時の差が激しい。私の話の中では、丁度かっこいい時に当たってるんだと思って下さい・・・。かっこいい時というのは、S.S.の嫌味を軽くあしらって、更に彼をからかう余裕がある時のことです。S.S.をNo.2として真剣に育成する気はあるが、将来的にリーダーの座を譲る気は微塵もない。彼が公衆の面前で軽口を叩くほとんど唯一の相手はS.S.であると思われる。正直言うと、公平に見て、アニメで彼はS.S.を特別扱いしている。最初悩んだが、今では何をどうしてもO型にしか見えない。そのO型の鈍感・突撃気質を年の功で上手く抑えてくれないと、S.S.との関係は破綻の一途を辿ると思われる。精神年齢はよくわからないが4、50代のイメージがある。ちなみに、私はメガトロンをかっこよく書こうとするのに全ての情熱の半分くらいを費やしている。


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サウンドウェーブ

メガトロンの右腕にして親友、アドバイザーでもあり、同時に傍観者でもある。無表情・無感動を強調してますが、感情はちゃんとあります。メガトロンや他の、ごく親しい者にはわかるらしい。S.S.とは別の意味でメガトロンに一番大事にされている。彼はAB型だろう。皆に好かれるタイプではないと思われるが、本人にもきっとその気はないだろう。概ね安定した精神状態で当たりが穏やかなので、メガトロンもS.S.も彼と一緒にいると気が安らぐ、暗い癒し系キャラ。年齢不詳。

彼は英語版の声が素晴らしい。正宗さんの声も喋り方もすっごく好きだけど、あえて言うぞ! 話の中で「音楽のように響くモノトーン」とか書いてるのは ”Attack of the Autobot(#未放送1「サイバトロンの逆襲」)” の台詞 ”Rumble, Laserbeak, eject. Distruct the Autobot.” や、 ”Day of the machines(#未放送2「コンピュータの反乱」)” の後半の台詞を聞いて頂ければわかると思う!
 ちなみにこの二人(S.W.とメガトロン)、声優同じ人です・・・


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で、主にこの3人が絡んでいる話ばっかり書いている訳ですが、別に三角関係になっているわけでは・・・あるけど(笑)、それでしっかりバランスが取れていて、それぞれに張り合う気が全然ないので、取り合いとか誰かがハバになるとか、そういう問題は起きません。このシリーズの隠れたテーマ(ああ見えて、実はあったんですよ、奥さん!)は一応、メガトロンとS.S.の関係とS.S.の内面の変貌なんですが、だからと言って、それこそ何百万年もかけて作り上げられた三者の相関が急変することは多分ないでしょう。



設定


ホントのことより捏造の方が多いんじゃないかと思いますが、まるきりの嘘は置いといて、アニメやコミックで色々あった設定の内、どれを採用したかということについて、などなど。


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まずサイバトロンとデストロンですが、

・セイバートロン星にいるトランスフォーマーを基本的に「オートボット」と呼ぶ
 (「オートボット」=「セイバートロン人」)
・その中で、デストロン主義に同調した者が「デストロン」を名乗る

 ということにしました。はっきり「俺はデストロンだ」と言っている人以外は全員オートボットになる訳です。というか、デストロンはオートボットの一部です。「セイバートロン人」であることをやめることはできませんからね。この辺はコミックの設定に近いですね。

 で、今度はデストロンへの抵抗の意思を表した者が「サイバトロン」を名乗ります。特に抵抗するつもりもないけどデストロンにもならない、という人々はただの「オートボット」です。

 デストロンとかサイバトロンというのは、アニメでは初めからそれぞれが分裂した種族か人種であるかのように登場していますが、この話の中では、両者は種族としてはまったく同じものです。思想が違うだけです。外見ではわかりません。だから見分けるためにはエンブレムが必要です。

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というわけで、デストロンにも女性がいます。

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クインテッサ星人はいません。オートボットの起源は不明です。

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メガトロンのボディを造ったのはビルドロンではありません。パーソナリティプログラムを作ったのはベクターシグマですが、ボディを誰が造ったのかはわかりません。ついでにビルドロンを創ったのも誰かわかりません。アニメではメガトロンが地球に来てから創ったんだったり、大昔のセイバートロン星に元からいたりと、両方設定がありましたが・・・。

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地球のデストロン海底基地は、アニメでは結構陸の近くにありますが、この話では海の真ん中にあります。サンフランシスコの沖、N40°W150°の辺りですかね。

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ベッドで何をどうしているかは各自ご想像にお任せします(爆)。ちなみにベッドと言っているのは「Attack of the Autobots」に出てきたrecharging chamberがルーツです。あれがもうちょっとフツーにベッドの形してるものだと思って下され。


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エネルギー(多分電気)は外からばりばりっと充電しても良いし、濃縮したエネルゴンを口からがばがばっと飲み食いしても良いです。インセクトロンなんかは石油をそのまま飲んでもエネルギーにできるようですが、普通のトランスフォーマーには多分真似できません。で、エネルギー源として適した質の良いエネルゴンはウマイと感じるようになってるんだと思います。ウマイと嬉しいので嗜好品になるわけです。エネルゴンの精製には手間がかかり、その分エネルギー効率が悪くなるので、高純度のものほど貴重品(高価)になります。

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まだ色々ヘンな設定がありますが・・・

こんなところまで読んで下さってありがとう! 何せ、こんなにたくさん話を書くのは初めてなので、色々と問題があっちこっちに山積している訳ですが、なるべく読んで面白い話が書けるように努めます。


2002.9.1作成
2003.10.19改訂


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