原作に基づく腐れキャラ解説
Optimus Prime/コンボイ司令官
 温和で思慮深いと思わせておいて、いざという時にやることは豪快かつ乱暴な暴走司令官。これと決めたら他人の話は聞いちゃいねえのでいらん窮地によく陥るが、できた部下たちが慌てて助けてくれる。策略からストリートファイトまで臨機応変何でもにこなすオールラウンダーだが、彼が「私にいい考えがある」と言い出したら大抵の場合ロクなことにはならない。わりと後先考えないでまず行動する。何度死にかけてもゾンビ不死鳥のごとく蘇る。サイバトロンの皆に敬愛されている。ローラーやコンテナ部分がダメージを受けると彼も苦痛を感じるらしいが時による。基本的には見守る人。突っ走るか弱気かの両極端。周りに部下がいなくなると人が変わったように強くなる。射撃の腕もすごいが柔術も得意で、銃撃戦より格闘戦に持ち込みたいらしい。その場その場ではメガトロンを非常に上手くあしらうが、大局的には勝てそうにない。(表サイトの記事より再録)

 全てのキャラクターの中で身体的に最も酷い目に遭っている。あまり出てこない回もあるが、出番が増えるほど怪我も増える。高い所から落ちるのは朝飯前、縛られたりバラバラにされたり生首のまま喋ったりと視聴者を飽きさせない。機能停止回数もダントツトップで敵味方に無防備な姿を晒しては部下をハラハラさせている。意外に(?)スキンシップが好きらしく、部下にやたらぺたぺた触っている。トラブルの解決姿勢は体当たり的、ついでに言うとメガトロンに体当たりというか飛びついたのも1度や2度ではないがそんなことするのはこの人しかいない。バンブルやスパイクがお気に入りらしい。ギアーズやホイストには何か恨みでもあるのか露骨に態度が冷たい。統率力と戦闘力はピカ1だが、頭はあんまり回らない・・・そこは人柄と人望でカバーか。軍の司令官としては優秀だがリーダーとしては役不足な感じ。悩む割に頭は使わないタイプ。技術開発にもあまり興味はない様子。当座のところが平和なら何でもいいらしく、デストロンを撲滅しようという気概はまったく感じられない。

 ついでながら、私は玄田さんの声で司令官受ー!と叫ぶ程のフリークではなかったが(いや、玄田さんでもいいけど、きっかけがね)、DVDに入っていたTV未放送回×2の英語副音声で初めて耳にしたPeter Cullenの傾国セクシーボイスに一撃でK.O.され、以来司令官ラブラブ同盟(←そんなものはありません)の熱狂推進者となっている。いやほんと、いいですよPeter Cullenの声は! メンバー中で最低音(喋ると目立つ位低い)の部類に入るのに、他のおっさん声と違ってノイズが全然ないものすごい透明感で、滑らかでびっくりするようなソフトな発音なのにリーダーらしい威厳のある深い響きで、かつものすごい色気が! 思わず聞き惚れますよ。カリスマ度120%アップです。やっぱり主役っていうか製作側イチ推しのキャラだし、特に考えたキャストなのかも知れないですなあ。ちょっと抑え気味の抑揚のつけ方もストイックな感じで、却って魅力が引き立ってるし、メガトロン相手に偶に見せる挑戦的な声音がまたたまらんです。演技も上手いし。ダメージ受けた時とか苦悩してる時とかに発するちょっと悩ましげな声なんか、ギョッとする程セクシーですよ(爆)。あんな声出されたら、もう敵味方戦闘どころじゃなくなるって! サイバトロンの連中もこんなリーダー持った日にゃあもうどこまでも着いて行きます司令官!って感じで部下と言うよりむしろ親衛隊(以下延々と続く)
・・・すいません、ほっといてやって下さい・・・(笑)