以下の文章は所謂「女性向け」ファンフィクションです。やおい、BLといった分野に興味のない方の閲覧はお止め下さい。


 
 
Guiding Light (like a torch)
 
 

俺は一週間振りにその場所を訪れた。D.C.地区から大きな川を遡って山岳地帯に差し掛かる頃、その川を堰き止めるように立っている、戦前の建造物だ。D.C.地区に林立する細い枠組みの建物とは異なり、強固な人工石の壁は1フィート以上の厚さがある。装飾や窓はなく、実用性と耐久性のみを考えて作られたようだ。軍用の施設だったのかもしれないが、どんな用途で使われていたのか、今となってはわからない。谷間を這うように作られた無骨な基盤の上に、奇妙な鉄のオブジェが整然と並んでいる。

下流に面した地階に目立たない鉄の扉があった。俺は固く閉ざされた扉の前に立ち、銃のグリップでガンガンとノックした。

何をしにこの場所へ来たのか忘れるぐらいの長い時間が経ってから、ようやく誰何の声があった。

「誰だあ?」

緊張感のない、間延びした若い男の声だ。俺は小さく溜息を吐いた。

「俺だよ。」

「あっ、えっと、あんたか。今開ける。」

念のため、体の側面に下ろした銃の引き金に指をかけたまま、俺は重い扉が開かれるのを待った。

俺を出迎えたのは薄汚れた顔をした男だった。年齢を尋ねたことはないが、多分、二十かそこらだろう。俺の顔を見ると、慌てて踵を返し、部屋の奥の方へ走って逃げて行った。

扉にしっかりとカギをかけてから、俺は慎重に室内を見渡した。途中から左奥へ折れた細長い部屋が1つだけの空間は、前回訪れた時から少しも変わった様子がない。部屋の隅に転がった、空き缶や空の注射器なんかのゴミが増えているだけだ。

俺は作業テーブルに荷物を下ろし、運んできた食料品や薬品類を棚に並べた。一人がゆうに二週間は食べられる量だ。俺がそれを整頓している間、男はベッドの隅に縮こまって俺を見ていた。

彼はこの建物を住処としていたレイダーたちのリーダーだった男で、トーチャーと呼ばれていた。その名の通り、彼は愛用の火炎放射器で、運悪く彼らの縄張りに足を踏み入れた哀れな犠牲者や、襲って来る外敵を焼き殺していたようだ。

1ヶ月ほど前、特に当てもなく川沿いを調査していた俺は、岩山の間に横たわるこの建物に興味を引かれて近付いた。鉄塔の列の端にある堅牢そうなその建物は、戦争前に作られた施設のようだった。しかしその一帯はレイダーの住処となっており、それに気付いた時には、俺はすでに見張りの一人に見つかってしまっていた。

逃げる間もなく銃撃が始まり、続々と彼らの仲間が集まってきた。俺は覚悟を決めて銃を構え、でたらめに撃ち込まれる銃弾を避けるために物陰へ飛び込んだ。ふと妙な気配を感じて頭上を見ると、フックで吊り下げられた人間の死体と目が合った。噂によれば、レイダーは食料にする人間を吊るして血を抜くのだという。問題は、その吊るされた人間が俺の知り合いだったということだ。

それほど深い付き合いがあった訳ではない。ほんの数日、共通する目的のため一緒に荒野を旅しただけだ。しかし、お互いの無事と幸運を祈って別れた友人が、このように無残な姿を晒しているのを見て、俺は怒りと復讐心に取り憑かれた。

俺は最後の一人となったトーチャーを追い詰め、彼の頭を撃った。それも普通の銃ではなく、頭の中身だけを破壊するレーザーガンでだ。この銃の仕組みは全くわからないが、単に相手に傷を負わせるよりも遥かに悲惨な結果を招くことだけは確かだった。俺はこいつを使って何人ものレイダーや無法者を廃人同様にし、奴隷商人へ売り渡してきた。

この銃で撃たれた人間は、運が悪ければそのまま死んでしまうが、彼は死ななかった。しかし彼にとって、生き残ったことは幸運ではなかった。

意識が朦朧とし、判断力を失った彼に俺は大量の薬物を使った。そして彼のパートナーだか唯の情人だか知らないが、室内にいた下着姿の女の死体の横で彼を陵辱した。俺の友人がされたように、彼を逆さに吊るして切り刻んでもよかったが、偶然、寝乱れたベッドと裸同然の女が目に入ったのがいけなかった。このところ移動続きで溜まっていたのも蛮行に拍車をかけた。

やはり脳のどこかが損なわれたらしく、薬が切れた後も、彼は元の人格を取り戻すことはなかった。分野によって酷くムラがあるものの、知能は幼児並みに低下してしまい、言葉もたどたどしい。喜怒哀楽の感情は残っているように見えるが、ほんの一時表情が動くだけで、それ以外の時間は無表情で呆けている。そしてその原因を作った恐ろしい敵が、目の前にいる俺であることもわからない。

かつてはリーダーとして群れを従えていた男が、理性や自尊心を奪われ、人としての尊厳を蹂躙されている。無力に犯され、望まない服従を強いられている。その哀れな姿を見て、俺はいくらか満足した。復讐と言うには回りくどく、陰湿で、実に悪趣味だった。

以来、俺は時々食料や薬を持って、彼の元を訪れている。俺は家畜のように彼を囲い、嬲りものにしているのだった。

「トーチャー」

「あ? それって俺のこと・・・だっけ?」

「そうだ。毎日、体と服をきれいにしろと言ったはずだ。やり方を教えただろ?」

彼はおろおろした。「そうだっけ? 悪ぃ・・・」

「汚いままでいるな。病気になる。」

「それってまずいのか?」

「最悪だ。」

彼は泣きそうに顔を歪めた。

「俺、どーしよ。」

俺は彼の襟首を掴んだ。「来い。もう一回教えてやる。」

俺は彼を連れて建物から出て、水場まで彼を引きずって行った。干上がった川岸の岩の間から、少なくない量の水が出ている場所がすぐ近くにある。他のすべての水源と同様に汚染されているだろうが、泥やゴミは混じっておらず、水は透き通って輝いていた。煮沸すれば飲み水としても充分だ。ここのレイダーたちはこの水を頼りに生きていたに違いなかった。

俺はトーチャーを裸に剥くと、石鹸を使って彼の体を洗い、ついでにも服も洗った。彼は、冷たいとかくすぐったいとか、きゃあきゃあ喚きながら身を捩らせた。石鹸をつけて尻の中まで指を突っ込むと、彼は怖いのか体をぶるぶる震わせて俺にしがみついた。

それから俺は小さなナイフを使って彼の髭を剃り、伸び放題だった髪も短くしてやった。最初に見た時に彼がしていた髪形の再現だ。つまりモヒカン刈りにした髪を立てずに片方へ倒し、更に後ろに流した形で、左側は目が隠れそうになっているし、後ろは犬の尻尾のようだ。俺にはアンバランスでおかしな格好に見えるが、こういう髪型をしている人間は意外と存在する。新手のお洒落か、それとも何かの理由で髪を立てていないだけだろうか。

それが済むと、俺は彼を近くの岩に押し付け、陰部の体毛を残らず剃り落とした。仰向けにして脚を掴み上げると、彼の目に一瞬、鋭い光が宿り、俺を睨み付けた。俺が黙って見返すと、彼は「そんな目で見るな」と叫んだ。戻ったかと思われた理性の欠片は、困惑とも羞恥ともつかない表情の中に飲まれて再び消えた。彼はその後も何事か喚いていたが、体は抵抗しなかった。

俺はすっかり濡れてしまった服と装備を外し、自分の体も洗った。久し振りの沐浴で気分がすっきりした。

諸々を洗い終わると、俺は再び彼を引っ張って建物へ戻り、彼をベッドに突き飛ばした。

油のビンを取ってベッドに乗ると、彼は俺の腰にしがみついてきた。俺の股間を探り、ペニスを掴んで舐め始める。

「トーチャー、順番が逆だ。まず尻を向けろ。」

俺が鋭く言うと、彼はびっくりしたように慌てて向きを変えた。

「わ、悪ぃ、そうだったよな・・・」

彼は俺に尻を向けてベッドに蹲った。俺は油を彼の尻に垂らし、穴の周囲に念入りに塗り込んだ。彼のためではない。こうしておいた方が、俺が気持ち良いからだ。

彼はうわごとのように何かを言っているが、その内容はめちゃくちゃで意味がわからない。俺は無視して指を奥まで突っ込んだ。

「ひええ」

間の抜けた声が上がる。穴を広げるようにぐりぐりと動かし、周囲の襞に擦りつけると、今度はいやらしく熱っぽい声が出た。

「ん、ああっ、」

充分に穴が解れると、俺は指を抜いて彼の体をひっくり返した。

「次はこっちだ。」

ベッドに膝立ちになり、彼の頭を股間へ引き寄せる。彼は俺の前に蹲り、俺のペニスを両手で持って口に含んだ。条件反射的に施される拙い愛撫だが、それでも充分だった。ペニスが硬くなると、俺は彼の後頭部を掴んで支え、腰を使った。彼の喉でじゅぷじゅぷと聞くに堪えない水音が鳴る。いまいち変化に乏しい彼の表情が、苦しげに歪んだ。

ペニスを引き抜くと、彼は俯いてげほげほと咳き込んだ。俺はペニスに油を塗り付けると、構わず彼をベッドに押さえつけた。

「ひいっ」

後ろから圧し掛かり、穴にペニスを当てがう。ぐっと押し込むと、ずるりと入った。

「う、ううっ、いやだ、いやだ・・・」

ぶるぶると腿が震え、泣きそうな声が上がる。だが、嫌がるのも今の内だ。何度やっても最初はこうだ。

「黙れ。今度『嫌だ』と言ったら殴るぞ。」

耳元で凄んで脅すと、尻がぎゅっと締まった。

「いやだあ、もう言わねえよう・・・ううっ」

やっぱり彼の頭は本格的にイカレてしまったようだ。しかし俺にはいい気味だとしか思えない。

「それより、言うことがあっただろ?」

「なんだっけ・・・」彼は随分長い時間考えた。「えーと・・・クスリくれよ?」

俺は溜息を吐いた。「クスリは後でやる。今は違うだろ?」

「わかんねえよ。ぶっ殺すぞ!」

俺は腰を引き、思い切り突き上げた。彼の口から引き攣った悲鳴が上がる。俺は大きく速い動きを繰り返し、彼の尻を乱暴に犯し始めた。

「あっ、ひいっ、ご、ごめんなさい、」

彼はもう半べそをかいていた。俺は彼のことなど省みず、自分の快楽だけを追って彼を穿った。それでも、しばらくすると彼は上擦った嬌声を上げ始めた。

「あっ、あっ、・・・腹、腹が・・・!」

肌は紅潮し、がくがくと膝が震えている。こんな酷いやり方でも快感を得られるとは、人の体は大したものだ。

「アタマ、頭から虫が・・・あっ、あうっ、」

彼は喘ぎ、また訳の分からないことを喚いている。

俺は腰を使いながら、彼の尻たぶを手のひらで叩いた。「もっと尻を締めろ。」

尻がびくりと震え、口の締りが良くなった。

「いいぞ、」

俺はまた彼の尻をぺしんと叩いた。ぎゅっと締め付けられる。

「あっ、あっ・・・」

俺は飽きるまで彼を犯した。彼の腹の中に精液を吐き出す度、俺は自分が酷く彼を傷つけ汚していることを実感した。そして彼を征服し、報いを受けさせることに、たちの悪い満足を覚えるのだった。




その日は珍しく、俺は日没後にトーチャーの元を訪れた。すっかり慣れた道を辿り、無骨な建物に近付いて、俺は足を止めた。何か様子がおかしい。息を潜め、慎重に周囲を伺う。辺りは静まり返っていた。

安全を確かめてから、俺は忍び足で鉄の扉に近付いた。微かに血の匂いが漂い、月明かりで地面に黒い染みが広がっているのが見えた。血だ。新しい薬莢が落ちている。俺は自分の血が逆流を始めたように感じた。

扉は閉まっており、その向こうの様子は全くわからなかった。物音もしない。そっと取っ手に手をかける。扉が開いた。

そっと中の様子を伺う。中は薄暗く、油の匂いと、何かが焼け焦げたような臭いが鼻を突いた。作業テーブルの明かりがついている。トーチャーはどこだ?

狭いアプローチの隅に黒焦げの死体があった。人間だ。俺は銃を握り直した。

暗い室内を進むと、こちらに背を向けてベッドに座る人影が見えた。そっと忍び寄って確かめる。トーチャーだった。生きている。俺はほっと胸を撫で下ろした。

俺は彼に気付かれないように、少し入り口の方へ戻り、手近な機械を銃のグリップでコンコンと叩いた。彼を必要以上に驚かせて、反射的に攻撃されてはたまらない。

「トーチャー、いるのか?」

「あっ、あれっ?」

彼は飛び上がって振り向いた。あちこち煤で汚れ、服の袖は焦げたり破れたりしている。俺は急いで彼に近付き、腕や体を触って確かめた。怪我はしていないようだ。

「無事か? 一体どうした?」

「どうした? えーと・・・」

「あそこの死体は、お前が燃やしたんだろう?」

「俺は生きてる。飯食ったんだ。」

いまいち話が噛み合わないのはいつものことだ。しかし俺はいつになく焦っていた。

「敵はあいつ一人だったか? 仲間を見たか?」

「一人か? 俺は一人だったぜえ。」

「ドアを破って入って来たのか?」

「燃やしたんだ。俺はトーチャーだからな!」

状況が全く分からないが、戦闘の痕跡があり、扉のカギが開いていて、誰かの死体が転がっている。少なくとも、誰かがここを襲撃し、トーチャーが反撃して殺したということだけは確かだ。とにかく彼は無事だ。

俺はどっと疲れを感じて、ベッドに座り込んだ。

「どした?」

がっくりと項垂れる俺の顔を、彼が覗き込んでくる。

「いや、なんでもない。」

「飯食うか?」

彼はテーブルから皿を取って俺の目の前に持ってきた。乾燥した粉を水で戻して食べる、ジャガイモのパテが載っている。密かに俺の好物だ。しかしどういう訳か、この建物のような真四角に固められている。なんだこれは?

しかし腹が減っていたので、俺は黙って皿を受け取った。切り分けようとすると、途中でフォークが止まった。ジャガイモをどけると、中から何かの焼いた肉が出てきた。

驚いて思わず彼を見ると、彼は嬉しそうな顔をして俺を見ていた。目が合うと、彼は悲鳴のような声を上げて部屋の反対側まで逃げて行った。彼のやることは全く意味がわからない。気のせいか頭痛がしてきた。どうしてこんな面倒なことになった?

こんなはずではなかった。俺はせっせとフォークを口に運びながら、もどかしさに叫び出しそうだった。

確かに俺は彼を隷属させ、人格を踏み躙る暴虐を働いている。しかし現実は彼を屈服させるとか、力で叩きのめすとか、そういう征服劇のようなものとは程遠かった。最初に俺が取った行動があまりに破壊的だったせいだ。最初の一撃で俺は全ての過程を終えてしまった。彼は確かに俺の言うなりで、もし彼が正気であったなら、屈辱に震え、怒りで気が狂うほどだろう。しかし彼は今の自分の姿に屈辱など感じていないし、いかに自分が虐げられているかということも理解できないのだ。張り合いがないとはまさにこのことだった。

彼の人格を破壊し、復讐を果たしたと思ったのは大間違いだった。俺が満足したのはほんの一瞬だった。

俺は廃人になった彼のためにせっせと食料を運び、小間使いのように世話を焼き、彼が殺されたかもしれないと思って絶望感に苛まれた。俺が彼に働いている無体を差し引いても、俺の方が損をしている気がする。これではどちらが従わされているのかわからない。もしも誰かが俺のやっていることを見ていたら、きっと今頃は指をさして大笑いしているだろう。

俺は頭をかきむしって煩悶した。今さら後悔しても全てが手遅れだ。いや、まだ間に合う。俺は今すぐにでも彼を殺して、ここを出て行くべきだ。そして彼のことも、この場所のことも忘れるのだ。彼らに殺された友人のこともだ。

この建物は目立ちすぎる。かつて俺がそうしたように、川を辿って偶然ここを見つける者は後を絶たないだろう――それが善人であれ、悪人であれ。俺が留守にしている間に誰かがやってきて、今度こそ彼を殺すかもしれない。それを知らずに戻った俺は、彼の死体を、もしくは誰もいないこの部屋を、もしくは新しい住人を見て何と思うだろう? 考えたくもない。

俺は翌朝、腹ごしらえを済ませると、持てる限りの必要な物資を集めて荷物を作った。彼にきちんとした旅装をさせ、武器――もちろん火炎放射器だ――といくらかの荷物を持たせた。それから自分の装備を整え、銃を片手に持つ。そして最後に、ぽかんとしている彼の手を掴んだ。

「トーチャー、引越しだ。」

「なに? 洗濯に行くのか?」

俺と一緒に建物から出る、イコール、洗い場へ行く、と覚えてしまったようだ。俺は首を振った。

「ここを出て、別の土地へ行くんだよ。」

「出かけるのか?」

「そうだ。もうここには戻らない。」

「なんで?」

「ここは危険だからだ。」

彼は首を傾げた。

「えーっと・・・そうだっけ? そうかも?」

彼が現状を理解している様子は全くないが、今に始まったことではないし、彼を説得する必要もないので構わなかった。俺は彼と一緒に外へ出ると、重い鉄の扉を閉めた。カギはかけない。きっとすぐに新しい住人が現れるだろう。

再び彼の手を引いて歩き出すと、彼は困惑したような声で訊いた。「えっと・・・俺も行くのか?」

「そうだ。二人で行く。」

「どこに?」

「まだわからない。どこか安全に住める所だ。」

「えっと、そーだよな。」

彼はわかったようなわからないような返事をして、大人しく着いて来る。

危険な旅になるだろう。弱肉強食のこの世界で、安易な道徳心を抱くことは自らの死を招く。そして、誰かを守りながら自分も共に生き延びることの難しさを、俺は知っている。しかし迷いはなかった。俺は自分が彼から奪った物の重さを考えた。そして同じように今まで俺が奪ってきた多くの人生に思いを馳せた。

「うわっ」

足元で石が滑り、彼はバランスを崩した。身構えていた俺は彼の腕を掴んで支え、足場の良い方へと彼を引っ張った。彼はしばらくおたおたしていたが、やがてほっと息を吐いて落ち着いた。

「びっくりした。」

俺の顔を見てへらへらと笑う彼に、俺は無駄だと思いながらも真面目に言い聞かせた。

「トーチャー、足元をよく見て歩け。転ぶと痛いぞ。」

「えー、やだよう。」

彼は自分で俺の手を握り直した。俺は死ぬまでこの手を離さないだろう。




おわり








パロディなんだかオリジナルなんだかよくわからないものになってしまいましたが、
お読みいただきありがとうございました。
何でこんな話を書いたのか自分でも謎ですが、なんとなく気に入ったのでULしました。

ていうかトーチャーって誰や?!と思った人は
「MDPL大型中継ステーション」に行ってみよう!
「トーチャーのマスク」なるレイダーヘルメット・アークライト(溶接する時につけるお面みたいなやつ)の
ユニーク品を持った名有りNPC(レイダー)がいます。
見た目はリスポーンの度に変わるので、頭が緑色だったり金髪だったり、髪型も色々です・・・
私は男しか見たことないが、性別も変わるらしいwww

そしてトーチャーは「火をつける」方のtorcherであり、
torture(拷問)ではありません。

最後は別に死亡フラグではありません。
俺さんは結構やり手そう(しかも悪人くさい)なので、
上手く生き延びて、最終的にはメガトンとかに落ち着いてたらいいなーと。
あとメスメトロン(この話ではメスメトロンっぽい別の何かですが)で
友好化したキャラはここまでパーではないけど、薬の影響とか。てな感じで。

それにしても俺俺うるさくてすいません。俺俺詐欺。