|
■ お気に入りの本
本を集めるのが趣味。特に、海外の美術書。
本に囲まれて暮らせたらな最高に幸せなのですが。
本に埋もれて暮らしたい。
- ■ タイトル:「生活はアート」
- ■ 著者:パトリス・ジュリアン
- お気に入りの本と聞かれて、まず答えるならば、パトリス・ジュリアンの「生活はアート」です。
- 生活を楽しむことについて書かれたバイブルというような感じ。読んだ後に、なんだか元気になれる本です。
- 他の著書も全て購入して読みましたが、やはり原点はここにあるという気がします。
- ■ タイトル:「安藤忠雄 建築を語る」
- ■ 著者:安藤 忠雄
- 建築家 安藤氏の東大での講義内容を本にまとめたものです。よって、内容も口語的でとても
平易な文章であり、読みやすいが、内容は奥深い。安藤氏の著作の中では一押しです。
- ■ タイトル:「 TOKYO STYLE」
- ■ 著者:都築 響一
- 一応、洋書のインテリアの部類に陳列されているのですが、東京の色んな人の部屋の写真を紹介した本。
- 一般的にインテリアの本だと、非日常と思われるくらいにこぎれいでお洒落で高級感が漂うものが多いのですが、
この本は東京に住む普通の人々の「普通の日常」の断片を切り取ったようなとてもプライベートなお部屋の写真が写しだされていて、
その中には混沌としか思えないような部屋でも住人にとってはきっとパラダイスなのだろうと思うのでした。
そして、それぞれの部屋がその人の「聖域」であり、その人らしい個性的なライフスタイルになっているのです。
それは高価な家具を買い揃えるとかということではなくて、やはりその人に身に染みた「センス」が日常に自然と醸し出されるが故であると思います。
- いくら見ていても飽きないのが不思議なくらいの本です。これがこの分野の本としては国内外問わず結構売れたそうです。うなずける気がします。
私もハードカバーのものを買いました。その後、廉価版も出ましたが。
- ■ タイトル:「蛍・納屋を焼く」
- ■ 著者:村上 春樹
- 村上春樹氏の著書の中では、私は何故かこれが一番お気に入りなのです。短編集なのですが、
村上氏のまったりとやんわりとした時間の流れを感じる作品だと感じます。村上氏が好きなレイモンド・カーヴァーの
短編にも通じるものがあります。
- あとは、「羊を巡る冒険」なども独特な時間、空間の流れのある小説です。
- ■ タイトル:「コインロッカー・ベイビーズ」
- ■ 著者:村上 龍
- 村上龍氏の著書の中では、やはりこれです。
- 描き方などはまだまだ大味な感じではあるのですが、でもそのときの村上氏の勢いを感じる長編小説です。
- 映像としてイメージできるために、映画化されればいいのにと思いつづけていたのですが、映画化されることもないままに
時は過ぎています。
- 高校時代は、村上春樹、村上龍、山田詠美、大江健三郎の4氏の小説をむさぼるように読み尽くし、
ついでに哲学書を読みふけっていました。
- ■ タイトル:「minimum」
- ■ 著者:John Pawson
- 著者が集めたminimumな風景、建物、作品などを集めた写真集。
- 本自体もとてもミニマルアートな雰囲気をかもしだしている。いろいろなシンプルなものを眺めているだけで
結構心が安らいだりするのです。Simple is the best とはこういうことかも。
- ■ タイトル:「クレモンティーヌのフランス案内」
- ■ 著者:クレモンティーヌ
- フレンチ・ポップ シンガーのクレモンティーヌさんのフランス案内。
- クレモンティーヌさんの視点からみたフランスを案内してくれているので、なかなか興味深い。
単なる案内にとどまらず、
生粋のパリジャンからの視点でみたフランス・フランス人の文化、考え方、感じ方などを知ることができるので楽しく読めます。
- ■ タイトル:「善悪対談」
- ■ 著者:後藤 繁雄
- 編集・広告ディレクターであるの後藤氏が資生堂広報誌「花椿」誌上での対談(1991年から1993年までのもの)を
まとめた一冊。その後の1994年から1998ねの分は「独特対談」としてまとめられている。
- 友人である坂本氏も対談しているし、安藤忠雄や山本耀司、ピーター・グリーナウェイとも対談している。
- もともとYMOとも深く関わってきた人物でもあるので、なかなか切り口が鋭い。
- 資生堂「花椿」は、広報誌というよりもその枠を越えたクリエイティブさにファンも多いことだと思う。
- ■ タイトル:「Concorde」
- ■ 著者:Wolfgang Tilimans
- ドイツ人の現代写真家のTilimansが撮った、コンコルドばかりを集めた写真集。
コンコルドが空を飛んでいるもしくは離陸する写真で、コンコルドの実物が空を飛んでいるのを
みたことがない私にとっては興味をひきます。
- コンコルドにはもちろん乗ったこともないのですが、機体のデザインは好きで、エールフランスのマイレージと交換に
限定ミニチュアを交換してもらったり、エールフランスで売っているコンコルドの本なども買ってしまったのでした。
近いうちに運行停止してしまうだろう機種なので、残念なのですが、20世紀の産物として記憶には残っていくものだと思います。
To be continued (まだまだあります。)
|