■ お気に入りの映画


そんなにたくさん映画を見ているわけでもない。映画通なわけでもない。
でもヨーロッパ映画が好き。だから書き留めておきたいのです。


■ タイトル:「ディーバ」
■ 監督:ジャン・ジャック・ベネックス
お気に入りの映画と聞かれて、まず答えるならば、ベネックスが監督した「ディーバ」です。
全体にブルーの色合いのする詩的な映像で描かれた作品です。
音楽もとても良くて、雨の中パリの街を歩くシーンに流れる曲などは癒し系の元祖というべき。


■ タイトル:「ベティ・ブルー 」 
■ 監督:ジャン・ジャック・ベネックス
これも色調としては、タイトルのとおり、青なのです。
この映画を見て、ジャン・ユーグ・アングラードのファンになってしまいました。
ベティは自分自身を追い込んで自滅するくらいまでに、ゾルグを深く愛した姿が痛ましく。また、その愛に こたえるゾルグの姿に泣かずにはいられないのです。
ロンドンで英語字幕で3回見てしまいました。
Gabriel Yaredが奏でるサウンド・トラックは何度聴いても良い。


■ タイトル:「溝の中の月」
■ 監督:ジャン・ジャック・ベネックス
ベネックスの初期の作品。主人公を演じたナスターシャキンスキーが美しい。
月夜にブランコをこぐ姿が妖艶であった。


■ タイトル:「ポンヌフの恋人」
■ 監督:レオス・カラックス
レ・タ・ミツコのエンディングテーマも大好きで。
ジュリエット・ビノシュも演技にあぶらがのっていて、まさしく迫真の演技。浮浪者の役であったので、 汚れ役ではあるのだが、目の手術をしたあとの再会のシーンでは、美しく、可愛い。
試写会に行き、生のビノシュの舞台挨拶も見れたので、記念すべき映画なのである。
カラックスの映画の中にはパリのメトロが良く出てくる。あーそういえば、「Subway」なんかはモロに パリのメトロの地下での話でした。映画を見てから、パリに行くとなんだかうれしくなります。


■ タイトル:「汚れた血」
■ 監督:レオス・カラックス
全体に暗い画面。赤と黒の色調といった雰囲気。
主人公がデヴィッド・ボウイの「モダン・ラブ」をBGMに全力疾走するシーンは あまりにも有名であるが、やはり圧巻である。そこに届かぬ思いへの切なさ、 もどかしさが表現されている。


■ タイトル:「パリ・テキサス」
■ 監督:ヴィム・ベンダース
ストーリーとしてはさほどたいしたことはないのだが、ロードムービーのスタイルが ドキュメンタリータッチにさせている。 やはり、ナスターシャキンスキーが妖艶で美しい。


■ タイトル:「夢のはてまでも」
■ 監督:ヴィム・ベンダース
近未来ストーリーとして書かれた世紀末。 日本のカプセルホテルは近未来的なのか。邦題のつけかたがなかなかセンスあり。


■ タイトル:「髪結いの亭主」
■ 監督:パトリス・ルコント
「仕立て屋の恋」は、暗すぎて(ストーカーっぽい、ねちっこさ)、好きにはなれなかったのですが、 髪結いの亭主は、ラストに主人公の愛した女性が最後に自殺するのですが、 幸せの絶頂期で幸せを失いたくない。幸せが永遠ではないことへの悲観のためか、 川に身を投げて自殺してしまうのです。でも、なぜかその気持ちが分からなくは なく。。。同感できるものがあります。
映像も柔らかく、主人公が少年時代に髪結いの女性に洗髪してもらったときのその女性の豊満な 胸元に幼いながらも性的な心地よさを感じたということも淡くほのかな初恋のような温かさがある。


■ タイトル:「ニュー・シネマ・パラダイス」
■ 監督:
映画好きの少年と映写技師のおじさんとの心温まる交友を描いた作品
なんといっても、ラストのオチが上手い。泣かせます。あとはサウンドトラックも 映画を愛する少年の気持ちを表しているかのような温かく、優しく、楽しくなる音楽です。


■ タイトル:「ザ・コミットメンツ」
■ 監督:アラン・パーカー
アイルランド、ダブリンの下町に住む若者がソウルバンド「ザ・コミットメンツ」を結成する話。 アイルランドの階級のことや、ダブリンの街並みに暮らす情熱的で夢見る若者達を 楽しくリアルに描いています。
昨年、ダブリンに行き、コミットメンツに出てきた街並みを探して散策しました。


(まだまだあります、to be continued)