■ 気ままにShort*Short

■ Short*Short Vol.3 [ 2001/02/08:Positive Thinking ] ■

物事を前向きに考える人も大好きだし、自分自身も前向きな人間でありたいといつも思っています。
申し訳なのだけれど、後ろ向きな考え方の人ってどうも苦手です。

もちろん、世の中で万事うまくいくことなんてありえないのですが、失敗もそれも経験。でも、同じ失敗は2度繰り返さないように努力する。 苦労もそれも後々の自分の身になるものなどと考えるようにしています。
「若いうちの苦労は買ってでもしなさい。」ということわざ好きです。真理をついてます。 若いうちなんて、世の中のこともよくわからないし、経験だってつんでいないから、どんなことをやり始めたって大体それは苦労になるのだけれど、 でもその経験を積むことで、だんだんと自分の身となり力となっていくものです。 なので、苦労するのがしんどい、嫌だ、逃げたいなどと後ろ向きにばかり考えていたりしたら、 何も進んでいかないと思います。

物事考えるとどんなことでも二面もしくはそれ以上の意味あいに取れるものです。 なので、出来るだけ自分にとってプラスになるように考えるように常に心がけています。
だって、一度きりの人生なのですから、Happy Go Luckyな日々を過ごしたいじゃないですか。
それに、幸せの価値観なんて人それぞれ。誰しも他人と比較して考えるから、自分が不幸だとか、つらいんだとか思って 落ち込んでしまうのだと思います。 他人と比較するということよりも、まずは自分自身に問いかけてみて、それが自分が望んでいることなのか?自分にとって満足できることなのか? 自分にとってハッピーなことなのか?ということを考えてみることです。

私は、基本的に「他人の芝生が青かったの。それは良かった。」というタイプ。 自分自身として別な満たされるもの・ことをもっているのだったら、それでいいじゃないかなぁと思います。 みんながみんな同じようなものを持ち、同じような生活をしていたらそれこそ不気味です。
私がこういう考え方になったのは、幼少の頃からの体験が起因していると思います。
3人姉妹の末っ子で生まれ・育ったので、洋服や持ち物なども大抵姉のお古ばかりでした。 小学校入学のときも、姉が使っていたボロボロのランドセルを背負って行きました。 もちろん、他の子達はピカピカの1年生で新品のランドセルなのですが。でも、同じランドセルには変わりないということを 身をもってなんとなく感じ取っていたのです。他の子に「なんでボロボロのランドセルなん?」と聞かれても、 子供ながらに寂しい感じはしましたが、ランドセルはランドセル。使えるのだからそれでいいと思うように していました。そんなこと以上に、親から愛情を受けて育ててもらっているということは子供ながらにも感じとっていたので、 我慢できたのだと思います。

また、「私って全然、駄目なの。。。」と嘆きつづける人も苦手です。
本人にしてみれば、謙虚さを表現している場合もあるのですが。
努力すれば、誰しも現状を打破していくだけのポテンシャルをもっていると私は信じています。 ただ、嘆き続けて、その場で足踏みしていてもやっぱり何も変わらないだけです。 勇気を出して、出来る限りの力を振り絞ってでも、現状打破に努力していれば、きっと道は開けると 信じています。
だから、前向きに黙々と努力する人が大好きです。そういう人って、人間性も素晴らしい人が多いものです。

基本は自分。いつも自分自身に立ち返ることです。 自分のことを一番理解しているのは自分なのですから、自分の底力も信じてあげるべきです。 誰だって、「火事場の馬鹿力」的ポテンシャルをその人なりにもっていると確信しています。 だから、常に前向きに物事を考えて、いつでもポテンシャルを発揮できる状況に自分を高めていきたいと 思って日々を過ごしています。

こんな私でも落ち込むことは多々あります。でも、すぐに気持ちを切り替えて、それを挽回するくらいに がんばろう!と自分に激励をいれるのです。
それに、いつも自己反省の日々です。「昨日の自分」より、少しでも前に進んだ「今日の自分」であるために 反省と努力を重ねるように心がけています。

あと、子供を身ごもってから特に痛感していることがひとつあって、「日々健康に生きていることに感謝する。」ということです。 大きな病気もなく大きな事故もなく、無事日々を過ごせていることが当然のことのように生きていたりするけれど、 子供を大きく育てるまでの親の苦労や心配などを知ると、今まであたりまえと思っていたことが実はあたりまえじゃなくて、 とてもありがたいことなのだと感じているのです。
だから命や健康を粗末にする行為や、事件なんかをニュースや新聞などで目にすると、なんて馬鹿なことをと 悲しくなってしまいます。
日々、健康であれば、何かしら考えて行動できる。そうすれば、夢や目的に向かって歩みだせる。
自分の考えと、責任を持って動けさえすれば、どうにかなるよ人生。