オルディネス

ALDYNES (C)HUDSON 1991年〜

※投稿者:轟 雄史氏

多彩なレーザーで敵を蹴散らせ! 天空に舞う復讐の翼

SDE−201
オルディネス

機種:万能型強襲戦闘機

パイロット:ヒロコ=A=FOX 

敵:異星人(詳細不明)

 

機体解説

NASAの「パンドラの箱」と呼ばれる格納庫に、未完成のまま封印されていた超兵器。
4つのバーニアから得られる強力な推進力と、宇宙戦闘を前提とした多彩なレーザー兵器を装備する他、シャトルと呼ばれる特殊なオプションを持つ。

 

武装

エネルギーバルカン:通常ショット。エネルギーの機銃。

集束レーザー:前方に水平に発射。

屈折偏向レーザー:機体斜め上下方向に発射され、その名の通り、障害物(地形)に当たるとバウンドする。

拡散レーザー:前方にレーザー球を五つ放つ。

ワイドレーザー:前後方向の広い範囲をカバーするが、極めて射程が短い。

 

特殊兵装

RAY・SHIELD(レイ・シールド):高い防御力を誇るエネルギーシールドを発生させる。敵の撃破も可能な攻防一体の兵装。

SHUTTLE(シャトル):オプション。最高4機まで制御可能。

シャトル・ローリング:自機を中心にシャトルを高速回転させ、触れるもの全てを撃破する。 4機のシャトルを装備していると、ほぼ完全なバリアと化す。

 

関連ユニット

SWA−402 オルテガ : 国際連盟の要請を受け、アメリカNASAコスモスセンターが出撃させた、NASA−X計画の最新鋭戦闘機。OPの時点で全滅したと思われる。


出展 「オルディネス」について

当時の水準からすれば高性能ではあったが、如何せん位置付けが特殊過ぎた、PCエンジンスーパーグラフィックス。その、数少ない不遇なソフト群の一つ。
 西暦2020年、栄華を誇っていた地球は、宇宙からの予期せぬ訪問者により、最大の危機を迎える。国際連盟はアメリカNASAコスモスセンターに要請、NASA−X計画の最新鋭戦闘機「オルテガ」で異星人への反撃を試みた。
 しかし……。
 そして、戦士達は広大な宇宙に消えていった。愛する者を守る為に……一人、また一人、同胞も、恋人も……
 「あの人はもういない……こんなことってある?」と呟く一人の女がいた。
 ヒロコ=A=FOX。彼女は恋人の敵を討つ為に、NASAの「パンドラの箱」と呼ばれる格納庫の鍵を開けた。そこには、未完成のまま封印されていた超兵器、「オルディネス」が眠っていた。
 4つのバーニャに火がともる、マシンの鼓動が彼女のハートとシンクロする、それが頂点に達したとき、戦いが始まる。
 もう人は殺させない。……悲しみはもういらない……。

 と、いうのがストーリー。それはいいとしても、問題なのは敵(異星人?)についての設定がまったく無いということか。ある意味素晴らしい


※KEYWORD!

「異星人」  西暦2020年に地球へ侵攻してきた謎の軍団。目的その他一切不明。自機にワープ航法装置が装備されていないのに、2ステージ(1ステージは地球上)でいきなり敵母星に突入したことから、移動可能な要塞惑星で攻め込んできた、と見るのが妥当か? まさかガイ○ス○ルグ要塞!? ……ではないと思うが。

 

本ゲームでの扱い

殊更に強力な兵器を搭載するでもなく、これといった特徴も無く。強いて言えば、機動性や防御面はそれなり……。「1.5線級MS(MK-Uやリ・ガズィ辺り)」。というところですか(さもなくば、ディザード?)。まあ、主力メンバーの戦闘のお供に……という感じですね。