グラディウス

GRADIUS (C)KONAMI 1985年〜

 

リークパワーで時空間を駆け抜けろ!多彩な武装を持つ宇宙戦闘機

ビックバイパー

 

機種:超時空戦闘機

パイロット:ジェイムズ・バートン
超人類リーク人の末裔にして宇宙科学庁の科学者。のちの皇帝ラーズ18世

敵:宇宙の闇にひそむ邪悪な意志「バクテリアン」
(魔王ゴーファー、闇の女神ゼロス、炎の龍サラマンダ)
そして、ヴェノム (もう一人のリーク人。科学庁のもと長官)

 

機体解説

グラディウス星王立科学庁において作られた、時空を超えることが可能な初の戦闘機。
少数民族リーク人の持つ不思議な力(リークパワー)を兵装に応用することで、時間とともに武装のパワーアップが可能になっている。
ただしその操縦には資質が必要で、開発者であり最後のリーク人であるジェイムズにしか乗りこなすことは不可能である。

 

武装

インパルスレールガン:いわゆる通常ショット。実弾兵器。

スマートミサイル:いわゆるミッソー。対地巡航ミサイル。

マルチプルインパルスガン:いわゆるダボー。補助兵器。

プラズマレーザー:いわゆるレーザー。主武器。

 

特殊兵装

同期制御多目的戦闘エネルギーポッド: いわゆるオプション。リークパワーの上昇とともに、同時にコントロールできる数が可変して、戦闘力も単純計算で倍々になっていく。

多種防御フィールドジェネレータ: いわゆるフォースフィールド。リークパワーを収束させて全面にバリアを生み出す。

 

関連ユニット

ロードブリティッシュ:バクテリアンの親衛隊サラマンダ軍によって滅ぼされた惑星ラティスの機体。王子ブリティッシュが搭乗する。(沙羅曼蛇より)

メタリオン:いわゆる二号ロボにあたり、ビックバイパーの後にジェイムズ・バートンが搭乗する最強の超次元戦闘機。(グラディウス2より)

ファン:バクテリアンの中でも最も低級かつ数が多い存在。扇風機のように回転し、編隊を組んであらわれる。

モアイ:バクテリアンが寄生し、融合した岩の像。イオンリングを放ち攻撃を行う。

ビックコア:バクテリアンによって生み出された超時空巨大戦艦。


出展 「グラディウス」シリーズについて

グラディウスの設定・ストーリーのほぼ全てはMSX版グラディウス2に準拠する。これによれば、バクテリアンとは宇宙に住む邪悪な意志そのもののような扱いで、いわゆる「トップをねらえ」の宇宙怪獣、または「マップス」の伝承族みたいなものらしい。彼らは群体でひとつの個性を持ち、各作品に登場するラスボスの意志が全ての敵を動かしているのだ。主人公のジェイムズ・バートンは、バクテリアンの侵攻を受けたグラディウス星科学庁の若いリーク人科学者。リーク人は、もともと惑星の南半球に住み原始的な生活をいとなんでいた、不思議な力を持った種族である。(現在は危機に瀕している)。

なお、ビックバイパーを駆りバクテリアンの侵攻を止めたジェイムズは、「2」の時代になってからメタリオンに乗り換える。この機体は、後の宿敵であり科学庁長官・ヴェノムが作り上げた「ハイパードライブシステム2」と「バイオコンピューターシステム」の2大システムを搭載した最強の超時空戦闘機である。

※KEYWORD!

「ヴェノム」 : ジェイムズと同様リーク人の末裔の一人。「1」の後科学庁の長官になる。のちにクーデターを起こすが失敗し逃亡、バクテリアンと手を結ぶ。

 

本ゲームでの扱い

古きよき壮大なスペースオペラを彷彿させる「グラディウス」の設定は、アニメにたとえると「エルガイム」や「ファイブスターストーリーズ」に相当する。そういえば主人公の設定もどことなくダバ・マイロードに似ている気がする。

このゲーム最大の特徴である「段階的にオプションが増える」というのは、気力の上昇にしたがってユニットを「パワーアップ」できるという特殊ルールで再現する。パワーアップを行うと、スピードが上昇してオプションが追加され、武装の攻撃力が高くなるのである。気力最大状態ではオプション5つで一気に攻撃を行うことで、瞬間的にものすごい火力を出すことが可能である。

ユニットそのものの使い方は「攻撃役」というカンジ。元のゲームと同様、回避力・防御力の低さがネックになるかもしれない。役割的には「ゲッターロボ」に近い。