レイドック

LAYDOCK (C)T&Eソフト 1986年〜

※鈴木ごん太氏投降

魅せてあげよう、1ドットのエクスタシー

ストーミーガンナー

機種:二連動独立型戦闘機

パイロット:不特定多数

敵:ギルセン軍

 

機体解説

オペレーション「レイドック」の虎の子として、航空宇宙技術局が独自に開発した二連動独立型戦闘機。二機一組で運用されるが、その合体により圧倒的な火力と運動性を得ることができる。

 

武装

バルカン: 対空初期兵装 連射は可能だが威力は低い

戦術用レーザー: パイロットレベルの上昇に伴い出力が向上する

ATM: 対地兵器。

・・・他、レベルアップに応じて武装追加

誘導ミサイル「ブルドック」: 合体時のみ射出可能な、高性能ミサイル

特殊兵装

連結合体:ストーミーガンナーは縦横に連結することにより、単騎では制御できない様々な兵装を使用することができる。二人のパイロットはそれぞれ操縦・砲手に分担され、砲手は照準・ミサイルの誘導などを行う。

 

関連ユニット

特になし


出展 「レイドック」シリーズについて

MSX2第一弾ソフトにして、そのグラフィック能力を見せつけたソフト。キャッチコピーにも使われた1ドット単位の美しい動きがMSXとの違いを見せ付けたものの、MSX2がまだ高価格の上にFDD必須でプレイ可能な環境が限定された。さらには移植されたのがFM77AVにSuperMZというマイナー機(失礼)で、悲しいかなプレイ経験のある人間は少ない。

 後に「スーパーレイドック」としてMSX1にパワーアップ移植(グラフィックは劣るものの)されるという奇妙な経緯をたどったソフト。

以下、ストーリー

 連邦宇宙軍と航空宇宙技術局は、惑星ベイムーントの奪還作戦を指導させることを発表した。
惑星ベイムーントがギルセン軍におとされて以来、惑星の奪還作戦は幾度となく繰り返されたが、いずれも失敗に終わっている。
宇宙軍司令部はこれまでの作戦計画を見直し、航空宇宙技術局がこれまで独自に開発を進めていた新型二連動独立型戦闘機(ストーミーガンナー)の開発を援助、今回のベイムーント奪還作戦に使用を決定したものである。
このデュアルファイター(ストーミーガンナー)はその小型による高機動性と二機ドッキング時の重火器の使用及び運動性能の良さが、今回の作戦には役立つと判断されたものであり、二機のコンビネーションにより、制空権の掌握から基地中枢の破壊までが可能になると思われる。
虎の子のこの二機はプロトタイプではあるが、かつてなかった程の新技術を取り入れた戦術用レーザー、ATMを装備している。これらの火器のレスポンスをあげるのは、一にも二にも2人のパイロットの技量と経験である。
しかし、予想以上に連邦宇宙軍の疲弊はひどく、満足な教育もパイロットになされないままこの作戦(オペレーション レイドック)は始動されたのである。

 

本ゲームでの扱い

パイロットが不特定ゆえ、これまたMS系の扱いか。(パイロットはプレイヤー自身であり、レベルアップによって得られる階級の階級章をT&Eソフトから交付してもらえる、というサービスが当時あった)。

 特徴としては上記の合体システムと、「レベルアップに伴う使用可能武装の追加」である。