武者アレスタ

MUSHA ARESTE (C)TOUA PLAN 1990年〜

 

誇り高き血族!大気圏内最強の汎用機動服

アレスタ

機種:アームド・アーマー

パイロット:エリノア・ワイゼン

敵:「大亜51」
(ラグランジュ2「リトル・ジャパン」コロニーの環境制御システム)

 

機体解説

武器(Arm)と装甲(Armor)を装備した汎用機動服アームド・アーマー(AA)。その中でも最新の設計思想を持つ機体が、M.U.S.H.A(Metalic Uniframe SuperHybrid Armor)試作1号機・アレスタである。大気圏内において最強の火力と機動力を誇るこの機体は、通称「武者アレスタ」として恐れられている。

 

武装

ブレイジングビームキャノン:基本兵装。燃費のいいビーム砲

ディフェンシブ・デトネイター:機体周囲を旋回して近距離の敵を攻撃する

バニシングバスターライフル(N):大口径ビームキャノン

バニシングバスターライフル(Lv4):Lv4射撃で、ブラックホールキャノンとしての能力を持つ

 

特殊兵装

オプションパーツ:2体からなるアレスタの外部ユニットで、6種類のフォーメーションで攻防に利用できる。

 

関連ユニット

電忍アレスタ:直接的につながっていない別の世界のアレスタ。忍者のようなすばやい動きと変幻自在の武装を持つ。


出展 「武者アレスタ」について

天暦91年。
月の裏側ラグランジュ2に位置するコロニー群「リトル・ジャパン」の 環境制御システム「大亜51(だいあ51)」が突然暴走し、人類に対して攻撃を始めた。
アームドアーマーなどの強力な機動兵器を運用し、地球圏にまでその牙を向け始めた「大亜51」に対し、統合軍地球は海兵隊第三重殻機兵団・MUSHA部隊に出撃命令を出す。
各国のエースパイロットからなるMUSHA部隊。その中に、「舞」のマーキングを施した一体のAAがあった。
パイロットはエリノア・ワイゼン。前大戦で英雄的な戦果をあげたレイ・ワイゼンの娘である。

・・・と、いうのがストーリー。
コンパイルはじめとする名作シューティングの生みの親である外山氏の代表作の一つで、アレスタシリーズ中でも最も評価の高いのがこの「武者アレスタ」である。
ゲーム性に関しては、ここではあえて述べないが、ストーリー/設定のキモはやはり、横スクロールシューティングでありながらも自機が人型ロボットで、パイロットが女の子であったというところであろう。80年代後半のトレンドを色濃く感じさせてくれるこの設定はやはりおいしい。

※KEYWORD!

「レイ・ワイゼン」 エリノアの父で伝説的な英雄。宇宙戦闘機アレスタ(旧アレスタ。AAアレスタとは別)に搭乗し、たった一人で敵軍を壊滅させたという逸話をもっている。

「スプリンガンマーク2」:アレスタと世界観を同じくする傑作「スプリガンマーク2」の主役機。可変型AA。武者アレスタよりも、さらに高い機動性と火力を持つ。ちなみに精霊戦士スプリガンとは関係無い。

本ゲームでの扱い

かなり地味な機体で、その魅力のほとんどがパイロットであるエリノアにかかっているような気がするこの作品におけるアレスタ。多くのコンパイルシューよりも、比較的攻撃のバリエーションも少なく、そういった点でも地味さを感じる。

しかし、存在感という点ではかなりのものがあるのも確かだ。ストーリー的に、かなり重要な位置に存在するにふさわしいこの作品は、スパロボでいえば「リアル系主人公機」みたいな使い方になるだろう。つまり、決して弱くないが、どっちつかずで使い方に困る感じ。