R・TYPE

R TYPE (C)IREM 198×年〜

 

無敵のフォースは攻防自在!異層次元に潜行する突撃戦闘機

R9アローヘッド

機種:異層次元戦闘機

パイロット:リョウ・ミナモト/リィザ・ステファニー

敵:異層次元生命体「バイド」 

 

機体解説

対バイド用に開発された異層次元戦闘機。
戦艦並みの武装に加え、バイドそのものを制御して武装化した「フォース」というユニットを装備する。これにより、単機でありながらも幅の広い戦略的戦闘が可能となり、これをしてR9はバイド戦の切り札と呼ばれるようになった。

 

武装

熱源感知追尾式ミサイル:高性能ミサイル

超高速電磁滑走砲:R9の主砲

対地レーザー:フォースの力を利用した対地攻撃

反射レーザー:フォースの力を利用した特殊兵器

対空レーザー:フォースの力を利用した高威力攻撃

波動砲:戦艦の主砲なみの破壊力を持つが、連続して使用することができない

 

特殊兵装

フォース:バイドの破片にコントロールロッドを打ち込み制御可能にした、攻防一体の兵器。

ビット:人工フォース。攻撃補助用オプション兵器。

 

関連ユニット

R9/0 ラグナログ:ハイパードライブシステムを搭載した試作型。Rシリーズの中では鬼子のような存在。

R9aUデルタ:デルタ計画によって生み出されたR9アローヘッドの後継機。

RX アルバトロス:デルタ計画で生み出された機体。テンタクルフォースを持つ。

R13 ケルベロス:デルタ計画で生み出された機体。アンカーフォースを持ち、ライトニング波動砲を放つことができる。


出展 「Rタイプ」シリーズについて

人類が宇宙に進出して最初に出会った存在「バイド」は、異層次元に生息する憎悪と殺戮の権化であった。機械と融合し増殖するバイドたちに対して常に後手後手にまわっていた人類だったが、あるとき偶然に手に入れた「バイドの切れ端」を研究することで、Rの名称を持つ一連の対バイド兵器を開発することになる。その切り札がR9だ。R9は単機での異層次元航行能力、戦艦並みの主砲「波動砲」を搭載する他、「フォース」を持っている。これは、バイドの切れ端にコントロールロッドを打ち込むことでその破壊本能を制御したもので、攻防一体の全く新しい概念の異層次元戦闘用兵器である。
・・・という燃える設定が完璧な形でゲーム性に融合していたこの「R−TYPE」。分離合体が可能で、パズル的な使い方のできる「フォース」をつかった攻略と、有機的なバイドのデザインがシューターの高い評価を得た。ストーリーも比較的しっかりとしていて、2になると「1はなかったことに・・・」というようなシューティングが多い昨今、デルタに至るまで完全に世界観がつながっているのは評価すべきである。

※KEYWORD!

「デルタ計画」 : 「R−TYPEΔ(デルタ)」においてそのストーリー上の中核となった計画。いわゆるガンダムで言えばV作戦かGPシリーズ開発計画(ガンダム開発計画)のようなもので、新世代のRシリーズの開発を3企業に競合させるというもの。これによって作られた機体が、R9の設計スタンスを完全に受け継いだ「デルタ」、航空機メーカーによって作られ異層次元航行能力を波動砲に応用させた兵器・炸裂波動砲を持つ「アルバトロス」、軍事メーカーによって作られフォース制御に重点を置いた「ケルベロス」、以上3機である。GPシリーズみたいなものだろう。

 

本ゲームでの扱い

フォースの分離と合体によって、「超攻撃突撃型」の戦い方と「防御力重視型」の戦い方の二種類ができるのがRシリーズである。フォースの頑強さはたぶんシューティングゲーム史上最強(XEXEXのフリントもまあ、似たようなものだが)。3発で消滅するグラディウスのフォースフィールドやツインビーのバリアーに比べ、フォースは同じような特性の盾なのに256発くらおうがビクともしない。それどころでは「デルタ」では敵弾吸収によって「ドース」というパワーが溜まったりした。よって、フォース装備時のR9はスパロボで言えばATフィールドを装備して3000以下のダメージを全て無効にする「エヴァ」のような扱いになる。一方、フォース分離時は敵ボスの弱点の前に射出して、フォースからの攻撃プラス波動砲というようなコンボがお約束だった。この状態は非常に熱い。スパロボで言えば「ダンクーガ」のようにここぞという時に熱血をかけて使用する感じになるだろう。