暴れん坊天狗

TENGU the ABARENBOU (C)MELDAK 1990年〜

※投稿者:鈴木ごん太氏

三人ノ王子敵対スルトキ、メリケン国ニ凶星キタル・・・

大天狗の面

機種:大和の守護神

パイロット:大和の大天狗

敵:凶星/メリケン国の亡者

 

機体解説

大天狗が苦しむ人々の願いに答えて作り出した霊力を持った面。

 

武装

目玉: 天狗の面から放たれる目玉が米軍の戦闘機を叩きおとす!

唾液: 面の下部から放たれる対地攻撃。ビルや岩山をも砕く破壊力がある。一説には痰とも言われる。

 

特殊兵装

特に無し

 

関連ユニット

自由の女神: ニューヨークに聳え立つアメリカのシンボル。しかし凶星の妖力は自由の象徴をも化け物へと変えてしまった・・・松明の炎を振りかざし、口から毒を吐いて天狗へと襲い掛かる!

伝説の巨人「ポール・バニアン」: スキンヘッドに白髭を蓄え、赤パンツ一丁で己の肉体を誇示するプロレス親父。凶星の妖力で巨大化し、天狗の前に立ちはだかる。得意技はジャンピングショルダータックルだが、兇器として巨大な斧を投げまわす!

移動式原子力発電所: 全長3594mの巨大移動要塞。原子力によって走行し、高出力のレーザーや砲台を装備する。要塞最深部にあるプルトニウム貯蔵庫が唯一の弱点。

イーバ: 大きな逆三角形の頭部と吊りあがった双眸、胴体とは不釣合いに長い両手・・・かの「リトル・グレイ」こそ凶星の尖兵であり、凶星の正体は巨大なグレイであったのだ。自らは横たわって動くこともなく、超能力によって操る水晶球で攻撃してくる。


出展 「暴れん坊天狗」について

199X年、アメリカに正体不明の凶星が接近していた。本土に近づくにつれて、それは邪悪な生命体へと姿を変え、合衆国の全てを覆い尽くそうとしていた。そして生命体の発する妖気により人々は皆、亡者と化し、「心」を失っていった。「心」の残ったわずかな人達も、捕らえられ監視された。しかし自由を願う人々の祈りが、海を超えて、平和の守護神、大和の国の天狗のもとにとどいた。天狗は己の霊力によって「大天狗の面」をつくり出し、それを自由と平和を奪回するため、アメリカ本土へ飛ばしたのであった・・・・・ (マニュアルより)

 ファミコン末期の大怪作にして大問題作。天狗の面がニューヨーク摩天楼を、グランドキャニオンを、化学工場を次々と灰塵と変え、米軍の戦闘機・戦闘ヘリを叩き落していく様はいっそ清々しい。企画当初のストーリーは「アメリカへの復讐」であったというのも頷ける(パワーアップアイテムである民間人はどうみても「救出」というより「喰ってる」し)

 なお、このゲームの開発チームこそ後にPSの「仮面ライダー」シリーズやSSの「デジタルピンボール」シリーズ、PS2「アキラ サイコボール」などを手がける「Kaze」の母体ということです。そう考えるとあの慣性に左右される天狗の挙動こそが、ピンボールゲームのKazeと呼ばれる原因となったのかも知れない(笑)


※KEYWORD!

「反米」 略。

 

本ゲームでの扱い

いや、だからネタだし。