奪われた大地を取り戻せ！超変形合体戦闘機！！

ウイングギャリバー

機種：合体戦闘迎撃機

パイロット：地球奪回組織「テラクレスタ」メンバー

敵：宇宙魔王マンドラー

マンドラー軍によって地下に追いやられた人類が、地球奪還作成のために秘密裏に完成させた戦闘迎撃機。
アルファ号、ベータ号、ガンマ号、デルタ号、イプシロン号の５体の小型戦闘機ウインガーが合体することで完成する。
戦局によっては、合体を瞬時に解除し、５機による数々のフォーメーション攻撃を行うことができる。

二連装キャノンビーム：前方に対するキャノン砲

強化貫通砲：敵の装甲を貫く特殊弾丸を射出する

ムーン・フォーメーション：合体解除後、２機が平行に並び、三日月型のビームを発射

エクステンド・フォーメーション：合体解除後、３機が逆三角形に隊列を組み、集中射撃を行う

サイクロン・フォーメーション：合体解除後、４機が旋回し、四方八方に対して散弾を射撃

クロス・フォーメーション：合体解除後、５機が隊列を組み、特殊フォーメーションで敵を殲滅

火の鳥：バリアシステムを応用し、機体を炎につつみこみ体当たりを行う。

バックバリア：機体の後ろ半分をカバーするバリア

フォーメーション展開：瞬時に合体を解いて攻撃を回避する

ムーンクレスタ：最新鋭三段シャトルロケット。３体合体で、テラクレスタの元となった機体。

『テラクレスタ』は１９８５年にニチブツが発表した、５体合体＆フォーメーションＳＴＧである。まさにこの企画のために用意されているとしか思えないコンセプトではあるまいか。

ストーリーは、単純かつ燃える。

「宇宙世紀、宇宙魔王マンドラーとその手下巨獣群によって海底へと追いやられた地球人類は輝く太陽と緑の大地を取り戻すため、地球奪回組織テラクレスタを結成した。宇宙魔王マンドラーを倒すため、戦闘迎撃機ウィングギャリバーで飛び立つ勇士たち！地上の格納庫からパーツを奪還し、フォーメーション攻撃で敵をやっつけろ！」

コレ。まさに王道・まさに直球である。

いやもう誰がなんと言おうと超電磁ロボ系のスーパーロボットユニットだろう。
強固な装甲、合体と分離による多彩な武装、そしてここぞという時の体当たり攻撃・・・と、なんというかＳＴＧとは思えない程スパロボしている作品である。
ちなみに、当時かなりヒットしたため、ウイングギャリバーの合体変形玩具なども発売されていたらしい。しかもそれはロボット形態にすらなったという。本企画でのストーリーでも何か生かしたい気がしなくもない。