ツインビー TWENBEE (C)KONAMI 1985年〜 |
元気爆発!意志を持った3機のスーパーマシン
ツインビー
ウインビー
グインビー
機種:ツインビーメカ
パイロット:ライト(ツインビー)/パステル(ウインビー)/ミント(グインビー)
敵:どんぶり島のマッドサイエンティスト ワルモン博士
そして、ナンセンス大公とふしぎの国のクーデター軍(私設軍)
機体解説 |
ツインビーは、どんぶり島の天才科学者シナモン博士が作り上げた、意志を持つ戦闘機である。
だが、その原型は「別次元ソルティアス」から勇者アンナモンと一緒にあらわれた異世界のメカで、強力なパワーを秘めている。
なお、性格はメカというにはあまりに人間的であり、普段も格納庫で眠っているわけではなく、縮小機能を使い人間サイズになった状態で、パイロットたちと生活を共にしている。
武装 |
■ツインビー
機動力が高く、近接戦闘を得意とする機体。元気な性格である。パイロットのライトは、バイク好きで活発な中学生。
ツイン砲:ツインビーの主武器の二連装キャノン。ハンドガンの形状をしている。
ピコハンマー:近接専用の武器。早い話がピコピコハンマー
気合弾:ツインビーの気力を塊にして打ち出す必殺技
シャインベルショット:最大の破壊力を持つ切り札
■ウインビー
本来ツインビーを補助する哨戒・偵察用として作られた機体。女の子の人格を持ち、アイドルになるのが夢らしい。パイロットのパステルは、ライトの従兄弟で、中学ではアイドル的存在の美少女。
プリティアラモード:武器であるリボンを使用した必殺技のひとつ
ハートフルシフォン:武器であるリボンを使用した超必殺技
■グインビー
ツインビーを補助する、長距離戦闘支援機。パイロットであるミントのおもり役でもある。ミントはパステルの弟で、天才赤ちゃん。「ばぶ」としかしゃべれないがIQは高い。
バズーカ:遠距離を攻撃するのに適したグインビーの主砲
ガラグレネード:秘密兵器。ガラガラ型のグレネードボム
ミラクルボイス:パイロットであるミントの特殊能力であり、超強烈な泣き声。音波兵器なみのパワーがある。
特殊兵装 |
秘密兵器:シナモン博士の作り上げた様々な秘密兵器。「分身」「しっぽバリア」など様々なバリエーションがある。
ガッチンコ:ツインビーメカが2体以上瞬間的に合体し、特殊な攻撃を行うフォーメーション攻撃。
関連ユニット |
ブラックツインビー1号機 :ワルモン博士が作ったアンドロイド・シーズが搭乗。
ブラックツインビー2号機 :シーズの弟にあたるアンドロイド・サリュートが搭乗。
ザコビー :ワルモン博士によって作られた人工知能搭載型戦闘機の名称。雑魚。
出展 「ツインビー」シリーズについて |
ハードSF的な嗜好が強いシューティングゲーム界で、一風変わった世界観(ポップでキュート?)を持った「ツインビー」は、その独自のシステムやゲーム性、世界観を広げる一連の二次作品の発表などから、非常に根強い人気を獲得することに成功した。初期の作品では、その舞台となるロケーション「どんぶり島」(Drスランプのペンギン村みたいなカンジ)を侵略したスパイス大王・ガトランティス・ボコボコ大魔王などと正義の味方ツインビーとウインビーが戦う、というものだったが、中期の作品あたりからキャラクター性を全面に打ち出しはじめ、その結果イッキに世界観に広がりをみせた。その中でも、グインビーのパイロットの女の子「パステル」あたりは、コナミの軟派路線第一号キャラと言っても良く、非常に高い萌え電波を発散していたように思える。
※KEYWORD!
「メロディ女王」 : ふしぎの国の女王。「ふしぎのハーブ」の力で全ての生き物へ恵みを与えている国の柱だが、ナンセンス大公のクーデターにより幽閉されてしまう。
「メローラ姫」 : 惑星メルの姫君。神秘的な力を持っている。
本ゲームでの扱い |
「軽快」というイメージが強いビーメカたちは、スパロボで言えば「ダンバイン」のイメージが強い。
だが、そのゲーム性を考えたとき、はたしてそれが正しいのか疑問だ。弾避けゲームではないからだ。むしろ、めだっているのはその変則的な攻撃の数々と、三位一体のフォーメーションだろうか。たとえていえば、マジンガーZとダイアナンAとボスボロットみたいな・・・いやそれは微妙か。ともあれ、とどめの近距離攻撃はツインビー、策敵・回避・中距離攻撃および修理をウインビー、防御・遠距離攻撃および補給がグインビーという感じで、常に3機を隣接させて戦うことで、非常に高い能力を発揮する機体とすべきだろう。
ストーリー上では、シリアスな面々の多い隊の中でのギャグを一手に引き受ける役回り。