ザナック

ZANAC (C)COMPAIL 198×年〜

※鈴木ごん太氏投降

2種の主兵装・8種ものサブウェポンをもつ多機能攻撃機!

Knife-Edge

機種:汎用攻撃機

パイロット:ホクト・ユウキ

敵:「システム」
(古代星間文明が遺した自動防衛システム。複数が連動しており、「初代システム」により統括されている)

 

機体解説

集団戦を想定とした戦略マシンであった敵「システム」に対抗するために生まれた、ただ一体による侵入・破壊をコンセプトにもつ機体「ザナック」。
そしてその、3体の後継機のうち1体がナイフエッジである。
あらゆる場面を想定し、数多くの局地兵器を搭載している。

 

武装

連装機銃:最大三連装/連続発射可能

高エネルギー粒子砲:敵接触時に融爆する

オールレンジキャノン:全方位に攻撃が可能

ストレートクラッシャー:自機前方の敵を一掃する貫通弾

フィールドシャッター:自機の前方を覆う防御幕

サーキュラー:自機を中心とした回転防御壁

バイブレーター:左右に振動して位置を固定する障壁

リワインダー:往復弾。弾速は遅いが威力は絶大

プラズマフラッシュ:敵との接触により炸裂散弾する

ハイスピード:範囲内をワイパー状に射抜く高速弾

 

特殊兵装

特になし

 

関連ユニット

AFX-5810=ZANAC :集団戦を想定して構築された「システム」に対抗すべく創られた侵入・破壊のための機体。

AFX-6502=ZANAC改 :長期にわたる単機戦闘に堪えるべく多岐に渡る装備が施されている。「Knife-Edge」等の原型であり、兵装も基本的に一致するが「チャージショット」は未着装である。

Scar-Face(2号機) :パイロットはノア・クロンビット。「Knife-Edge」の姉妹機ではあるが、パイロットに特化されており、兵装に関してはその性能を異とする。

Hammer-Duke(3号機):パイロットはミクトネス・イクステス。2号機同様、兵装はパイロットに特化されている。


出展 「ザナック」ジリーズについて

MSX・FCディスクシステムでコンパイルの技術力をまざまざと見せつけた家庭用オリジナルSTGの雄「ZANAC」の続編から。古代、有機知性体の生み出した文明の遺産たる「システム」を誤って開いてしまった人類は「システム」の攻撃にさらされることとなる。人類は兵力を持ってこれに抗したが、敵攻撃力は圧倒的であった。いよいよ人類の命運尽きようかというとき、一つの可能性にかけて一機の戦闘機が飛び立った。「システム」は集団戦を想定したせん略マシンであるのに目をつけ、単独戦を挑んだのである。果たしてその作戦は成功した。「システム」への潜入・破壊を成し遂げ、危機は去ったかに見えた・・・しかし「システム」は各地に点在しており、破壊された「システム」からの通報で新たな「システム」が作動、再度攻撃は開始された。「システム」同士の相互連絡・・・この悪循環を断ち切るべく、全てを統括する「初代システム」の破壊のため3種の機体・3名のパイロットが用意されたのである。

ちなみに、最初の対システム戦はMSX版(自機はZANAC)]。次の各地に散らばったシステムのコピーを倒す戦いはファミコン版(自機はZANAC改)。そして、初代システムを倒すために3機の戦闘機が戦うのが、2001年冬に発売された「ZANAC×ZANAC」のうち「ZANAC NEO」のストーリーである。

※KEYWORD!

「イコン」 古代星間文明の遺産である「システム」の門にあたる聖像。「正しく開いたものには知識を、誤ったものには攻撃-滅亡-を」というプログラムが施されている。そして人類は誤った方法でこれを開いてしまう・・・・・・。

 

本ゲームでの扱い

いうまでもなくこの機体のキモは武器の多様性にある。特にサブウェポンの豊富さは「超電磁ロボ」系のソレにたとえるべきだろうか?元々単機戦闘用に作られた機体であるため、ゲリラ戦的な戦いを得意とするであろうが、ストーリー的には扱いが難しいところである。