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車軸藻類とは(分類概要)

最終更新 2017.8.27


車軸藻類とは、
・多細胞性の生殖器官(造精器(ぞうせいき)・造卵器(ぞうらんき))を持つ
 (水中にいる他のグループの生殖器官は単細胞。陸上に住むコケ植物、シダ植物は造精器、造卵器)

・胞子の発芽時に原糸体(げんしたい)と呼ばれる、コケ植物と共通の形態を持つ

原糸体(チャボフラスコモの芽生え)

などの特徴を持ち、
コケ植物など、植物の祖先に最も近い(車軸藻自体は植物とは別の方向に進化、大型化した)と考えられています。

古生代シルル紀からも化石が発見されていて、中生代白亜紀以後に最も盛んだったようです (現生のものは1科だけですが、化石種を入れると6科になります)。
大型化の方法がちょい無理めだったので進化的には行き詰まってしまったのだと私は考えていますが、、、。

このただ1つの科、シャジクモ科には、2亜科(シャジクモ亜科とフラスコモ亜科)、6属があり、日本ではこのうち4属(シャジクモ属、シラタマモ属、ホシツリモ属、フラスコモ属)が見られます。

 車軸藻目
  シャジクモ科
   シャジクモ亜科
     シャジクモ属、シラタマモ属、ホシツリモ属
   フラスコモ亜科
     フラスコモ属

次の「4属の違いと用語」では4つの属の違いについて説明しながら主な用語を解説します。