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1階:トップページ>2階:750:「赤い電車を谷汲駅に保存する会」について(05.08.07更新)
「赤い電車を谷汲駅に保存する会」について
<http://www.joy.hi-ho.ne.jp/rokarsen/akai-densha/750.html>
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目次
0設立趣意書
1設立総会について
2署名の結果
0.設立趣意書
(注)許可を得て転載:この団体と動態保存プロジェクトとは直接の関係は有りません
「赤い電車を谷汲駅に保存する会」について
はじめに
2001年9月30日を以て、名鉄谷汲線が70年の歴史を閉じた(注1)。同線の始発となる名鉄揖斐線(黒野-本揖斐間)も同日を以て廃線となった(注1、2)。両線とも沿線人口の減少や利用者の減少、モータリゼーションの波に飲まれて廃線となったが、両線の沿線自治体は、鉄道の恩恵にあずかっていたにも関わらず、鉄道の保存を目的とした活動が行われないままでいる。両線の終着駅となる揖斐郡谷汲村と揖斐川町の両自治体には、一時期各路線を駆け抜けた車両を保存する動きが見られたが、西濃圏域の合併問題などを理由に計画が白紙になった状態になった。また、役目を終えた両線の駅舎は何の手立てもされないまま朽ち果てていくにまかせた状態でいる。ここに名鉄谷汲線にのみ対象を限定し、谷汲村に対し、谷汲駅の再整備をはじめ「赤い電車」として親しまれたモ750型の保存や関連資料を紹介する設備を求める市民運動を展開する団体を設立した。
運動の目的
70数年の歴史に幕を閉じ、沿線住民のみならず、全国の鉄道愛好家や旅人に愛された名鉄谷汲線の車両と駅の施設、谷汲線に関係する歴史文献や写真などを収集・保存展示し『地域に鉄道が走っていたことへの歴史認識や郷土への愛着心を持ってもらう』ことを目的に、谷汲村による鉄道車両の保存とイベント広場として駅前の再整備を提案していく。
名鉄谷汲線の現状
9月30日の廃止以降、駅舎は閉鎖され、踏切の封鎖や架線の撤去、看板類の撤去が行われており、2002年春をめどに線路の撤去作業が行われる予定。また谷汲線を駆け抜けたモ750型は、現在名鉄市ノ坪駅に留置。名鉄は一時期、沿線自治体から揖斐川町と谷汲村、大野町から車両保存などの打診があったため、車両の売却や解体を保留。再度関係町村に打診したが、車両を保存する意志がないような返答を出しているのが現状。このままの状態が続けば、2002年3月までに、民間人による売却か解体となる。
対策
谷汲線の存在を後世に残すため、名鉄から車両を譲渡してもらい、谷汲駅を再整備。村民や観光客に公開し、産業としての鉄道にちなんだ文献の紹介や資料を展示するほか、駅前広場を活用し、朝市や季節ごとのイベントを展開する。
運動方針
署名活動を展開することによって、成人約1万人の署名を集め、署名簿を谷汲村役場に提出。役場に対し、名鉄谷汲駅舎に「赤い電車」モ750型を保存し、公開していくことを求める。署名活動中には、地元の商工会や住民らを訪ね、運動への理解と協力を求める。また、連帯できれば、揖斐川町議会議員の協力を得て、揖斐線でも同様の運動(本揖斐駅に車両を保存する)を展開してもらう。
団体について
赤い電車を谷汲駅に保存する会(以下団体とする)は、地元谷汲村の住民や鉄道愛好家、文化保存団体会員を中心に、団体の基礎となる発起人会を設立。2001年12月中に同会を発足し、2002年1月中に団体を設立。発起人会の委員を団体の執行委員として、署名活動を展開する。また署名活動と平行して運動費用の募金をつのり、事務費や通信費など団体の活動資金に充てる。
人員構成
会長 横山 陽一
副会長(商工対応) 高橋 伸彰 (書記) 山本 眞由美
(総括・鉄道) 安藤 浩孝
事務局 松野 幹郎
アドバイザー 駒田 匡紀 井上 英樹
問い合わせ
署名簿の郵送(注3) 谷汲郵便局私書箱1号
電話 090-7918-4758(安藤浩孝さん)
以上許可を得て転載。
この記事の著作権は「赤い電車を谷汲駅に保存する会」に有ります。再転載される場合には、保存する会の許可を取ってください。
「赤い電車を谷汲駅に保存する会」と「赤字ローカル線動態保存プロジェクト」は直接の関係は有りません。当HP管理人:南父島
1.設立総会
日時:2002年1月19日19時30分から
場所:谷汲村役場2階ホール
2.署名の結果
集まった署名:19663名 うち、村民1433名
署名簿は2002年2月28日に谷汲村村長宛に提出されました。
たくさんの方に署名にご協力頂きました。どうも有り難うございました。
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