椅子の高さ調整用台の製作

僕の場合大型バックロードを10畳の部屋で聴くため、どうしてもスピーカーからの
距離が取れない。
そのため指向性の影響で、リスニングポイントでは頭の位置をほんの少し動かし
ただけで、音ががらりと変わってしまう。

左右方向は椅子の位置を動かせばいくらでも調整が可能だが、上下方向はリ
スナーが体勢を変えなければならない。

椅子を最適な高さに調整することで楽な体勢でのリスニングが可能になるので
はないか。

そこで、ふすま・開き戸の交換の際にできた端材で椅子の高さ調整用の置き台
を製作した。

合板積層方式としたので、21mm単位で高さ調節が可能。
椅子の高さ、リスナーの身長(座高)に応じて細かい調整ができる。

ただこの方法、背の低い椅子には効果があるが、もともと背の高い椅子には使
用できないので、試してみる方はご注意を!



一番上にくる合板に、椅子の脚の形に穴をあける。



ねじ止めで積層していく。
脱着可能とするため、接着剤は使わない。



今回は3枚重ね、実質42mmの高さアップになる。



装着後の画像。
一番上の板をはめ込み式にすることで、移動しても椅子が
台から落ちる心配はない。
これで楽な姿勢で、最適位置での試聴が可能になった。