RCカー LED電飾
PICを使った1/10電動RCカーの電飾

はじめに
まずはラジコン暦ですが、30数年でしょうか?(やってない時期を含む)
RCカーは 1/8 京商クライマックス、トドロキモデル、アソシエイテッドが最後で、
現在まではラジコン飛行機を気の向くままに楽しんでいました。
ところが飛行場が突然に閉鎖となり、模型いじりの好きなジイは、
昔を思い出し、友人の誘いにウッカリのって電動カーを楽しんでおります。

お世話になっております E's Hobby Official Site さんでは、お子さんからジジイまでOKです! 
時には小学生にコケにされ、上級者にはパジカレテ、誰もいなけりゃフェンス当たる!!それは楽しいです。( 笑 )
幾度となく走行を楽しんでいると、電飾車を発見!!
ここでジイも「ピカピカ」だぁ〜 と。(まぁ、頭も薄くなってきたってか)
てなわけで、LEDの自作電飾の紹介です。


PICを使った電飾
ここでは、PICについての説明は、PIC関連サイトにおまかせして、控えさせていただきます。
(説明できるほど頭がよくない)
自分なりの電飾に電子工作を加えて製作しました。
走行中のスロットル操作に連動して点灯するプログラムを考えてみました。

でわ。ジイの基本としてPICは書き換え可能の物。
12F509 or 12F629 を使用することにして、
内部発信を使い、全ての足を出力に設定しました。

動作
; ※ 受信機電源ON
;     各LEDチェックモード

スロットル操作
; ※ フルハイ
;     ヘッドライト内/外同時パッシング.  リヤマーカー高速点滅
; ※ハイ側4/5まで
;     ヘッドライト内側点灯/外側点滅.. リヤマーカー点滅
; ※ハイ側2/5まで
;     ヘッドライト内側点灯.  リヤマーカー点滅
; ※ ニュートラル
;     ヘッドライトプチ点滅. テールライト点滅.
; ※ バック
;     ヘッドライト交互点滅. テールライト点滅.. バックライト点灯


回路図、及び配置図
メカは、手持ちのフタバ 3PKsuper でおこなってます。
電源及び接続は、受信機の3CH目を使用し、
ミキシングでスロットル⇒3CHへミキシングします。
当方では、FWRD +65%  BRAK +50にセットしています。
(個人により、ミキシング量を変える事により動作の切り替わるポイントを調整します。)

使用部品
PIC    ;  12F509/12F629    
LED   ;  ヘッドライト内/外 超高輝度 白/青3mm、 VF3.8-25mA
         ;  テールライト高輝度 赤3mm、 VF2-20mA
         ;  バックライト 超高輝度 白3mm、 VF3.8-25mA
         ;  リヤマーカー 黄緑3mm、 VF2-20mA
抵抗  ;  100Ω1/4w   2ヶ
抵抗  ;  150Ω1/6w   3ヶ
コンデンサー  ;  0.1uF (104)
8ピン平ソケット  ;  1ヶ
その他、配線材、収縮チューブ  (コネクター仕様は本体の移設に便利です)



12F509用 hexファイルはこちらから。
12F629用 haxファイルはこちらから。
(右クリック ⇒ 対象をファイルに保存) 

629では、
動作
; ※ 受信機電源ON
;     各LEDチェックモード

スロットル操作
; ※ フルハイ
;     ヘッドライト内/外同時パッシング.  リヤマーカー高速点滅
; ※ハイ側4/5まで
;     ヘッドライト内側点灯.  リヤマーカー点滅
; ※ハイ側2/5まで
;     ヘッドライト内側点灯/外側点滅.. リヤマーカー点滅
; ※ ニュートラル
;     ヘッドライトプチ点滅. テールライト点滅.
; ※ バック
;     ヘッドライト交互点滅. テールライト点滅.. バックライト点灯


製作手順
プログラム変更を容易に、またできるだけ小さく、軽く、と思い8ピン平ソケットを使用し
基盤を使わずに部品及び配線を直付けとしました。
とても精細な作業となりますので、ホルダークリップをうまく利用してのハンダ付けですね。
クリップの内側には配線保護のためのゴムを入れて使用します。滑り止めの効果もあります。
(ジジイは蛍光灯付きの拡大鏡仕様でくっつけだ〜と。)

平ソケットに抵抗の取付。
写真では1/4wと1/6wの抵抗が混ざってますが
ヘッドライトは1/4w、その他1/6wで OKですね。小さくちぃちゃくのココロネ。



サーボコネクターの取付。
受信機へ接続するための配線を取付けます。
市販のコネクターを使用する場合は、配線保護用の収縮チューブを忘れずに !!


先にソケット及び、配線にハンダをのせておき、
写真の様にクリップに挟んで位置合わせをした後ハンダ付け。
ちょとなれれば簡単ですね。



コンデンサーの取付け。
コネクター線といっしょにコンデンサーも同時に取付けます。
後からなんて言ってると、まぁ〜クッツイタリ、はなれたり、ヤケドしたりなんて事に
なり兼ねないですね。 (不倫みてえだなーゃぁ)



リード線の取付け。
LED用の配線は、配置図を参考に、わかり易く色分けしておきます。



配線保護。
部品配線の接触を防ぐために適度な収縮チューブで絶縁します。
ここは、一番肝心なところなのでシッカリと検査しときましょう。


反対側ですね。



配線を痛めない様にLED側と、受信機側とに分けて、ここでも収縮チューブでまとめて下さい。
また、まとめる前に足の位置と配線の色をメモしておきます。
(テスターがあるってか!!)


裏側の様子です。



最後に本体を収縮チューブで保護、
PICを挿す部分を丁寧にカットして完成ですね。



本体の完成写真




LEDのハンダ付けはボディーに合わせ最短の配線としましょう。
もちろんハンダ部分は全て収縮チューブなどで保護します。



ボディーへの取付け。
ここでは1/10ボディーへの取付け例です。
取付けは簡単で、衝撃に強く、軽量でなくてはと思い、
厚み、約5mmのラバーを利用しました。

手順として、
ボディーへ付属のヘッドライト及び、テールライトのシールを貼ります。
つぎにシールを基にレンズまたは任意の場所へ、LEDの大きさより少し大きめの穴を、
表から開けます。
裏面から、穴に合わせ適度にカットしたラバーに、両面シールを貼り、ボディーへ貼り付けます。
表からLEDをはめ込む穴を、千枚通し等のキリを使って穴を開けます。
LEDを穴にはめ込みグラスシールを使って止めます。
(ボディーよりもLEDの頭が少し出ているぐらいで良いと思います。)

前部取付け例




後部取付け例




本体取付け例


全体写真






光の漏れもラバーに包まれてますので、気になる程ではありません。
電飾ボディーで半年以上、この1セットで3台のせ替えて使ってます。
本体及びLED配線はいまだに壊れていません。(ボディーは2台ボロボロ)

また、F1のテールライトも記事ができしだい紹介する予定です。

重要注意!
以上を行なった事によりより発生した、すべての損傷及び、
すべての損害に対して、HS HOMEアニーは一切の責任を負えませんことを、
ご了承の上、個人の責任においてお試しください。 
半田付け初めての方は、リスクを伴いますので慎重に作業してください。
    尚、こりゃー無理 ! と感じたら迷わずやめましょう。
    だいじな受信機を壊さないように。


以上簡単に説明しました。如何でしょうか?
この記事が少しでも参考になり楽しんで下されば幸いです。