Le
Système de Structure
de l'Hiérarchie Céleste II キリスト教天上位階論 (天使位階表) II
【説明】 : キリスト教における「天上位階論」すなわち、「天使位階論」について、位階天使のラテン語及びギリシア語での正確な表現が何であるのかを、私たちは探し調べて来たのである。中世哲学盛期において、類としての個物(レース)即ち、「純粋概念存在」とされた「天使」についてのディオニュシオス・アレオパギテスの『天上位階論』が、その問いの一つの答えとなるはずであった。ディオニュシオスは、「三重の三一」構成の「天上位階」構造が、至高なる「神性」の根元的至上「三位一体」構成を反映しているが故に、これが至高の真なる「神性」の顕現としての「天上存在者」の位階構成として妥当であると根拠付ける。
ディオニュシオスは、更に、「聖なる書物」や「聖なる神学者=預言者」たちの証言に基づき、天使位階の姿を語るが、そこには、「神の光輝」「神の純粋性」「神の照明」「神の叡智・知性」「神の権威」「神の至高優位性」「神の高徳性」などの榮光の光輝の分与としての天使の姿があり、三重の三位階の諸天使の「名称」の根拠説明と、彼らの天的役割についての超知性的観照=考察が縷々と述べられている。「三重の三一」構成の天使位階が、三一の至高神を類比しているとしても、彼ら「天的知性存在」についての人間の知識には限界がある。しかして、「聖なる書物」と「聖なる神学者たち」は証言しているとディオニュシオスは述べる。
三重の位階の最上位に位置する天使の階級は、至聖なる「神の玉座(Thronos)」とそのまわりを取り囲む、至高の「多数の目と多数の翼を持つ、天的知性者」たちであると。この多数の目と多数の翼を持つ天的知性=至高天使たちは、ヘブライ語で「Seraphim」と「Cherubim」と呼ばれており、前者は、「焼き尽くす」光明の知性であるが故に「セラフィム=光輝の天使」と呼ばれ、後者は、その叡智・天的知性の至高なるが故に「ケルビム=智性の天使」と呼ばれると。このようにして、最高位の位階の三つの位階天使の名と、その特徴が知られており、更に、それより下の神的光輝と知性を分有する天使たちの位階の名称の起源と、その役割をディオニュシオスは語っている。
しかし、私たちには、そもそも「天使位階」のこのような分類がどこから起源したのか、位階天使たちの「名称」は何を根拠にして、正確には何であったのかが問題であった。ディオニュシオスの天使位階論は、少なくとも、このような問いに対する答えは出してくれない。彼の位階論は、すでに九段階の天使位階(天使の階級)を既存の知識とし、その「名称」もまた既存のものとして、名称を持って逆に天使位階の「権威・権能・役割・天的意味」を解明し説明しようとするものである。確かに、『新旧聖書』には、預言者たちの「天的知性的存在者」との遭遇の証言が存在する。しかし、「多くの目と多くの翼を
持つ天的知性存在」とは、一体何なのであろうか。預言者エゼキエルの幻視などに確かに「奇怪な存在者」との遭遇が述べられている。しかし、これらが「何であるか」は、それこそ、ディオニュシオス自身が述べているように、「人間の知性能力」を超えた、超越天的知識の領域に入ることではないのか。
それはともかく、『旧約聖書』の記述及び、その預言者たちの幻視などにおいて、「多数の目と多数の翼を持つ不可解な存在」が出現しているのは事実である。そして、それらが、「Seraphim」と呼ばれ、「Cherubim」とも呼ばれていたことは事実としてあり、セラフィムが、「神の玉座」に最も近く存在する、光輝の天使であると云うことも認められる。セラフィム以上の至高位階天使がいるのか否かは、私たちには分かりようもない。神の光明を代表するセラフィムに次いで、「神の知性」を代表するケルビムが、また神の側近にある至高天使の位階であると云うことも『旧約聖書』の記述より明らかに出てくると云える。「神の玉座」または「神の臨在の座」を表象する「Thronos」がまた、至高天使位階の一つの位階として存在すると云うことも、『旧約聖書』の記述よりして想定できる。こうして、天使位階の上位三位階の存在と、その起源根拠、正確な名称は私たちにとって、取りあえず明らかである(Thronos については、必ずしも、これで確定した訳ではないが)。
他方、「玉座」や「多数の目・多数の翼」を持つ不可解な天的存在とは別に、『旧約聖書』は、諸民族に遣わされ、またイスラエル人にも神より遣わされる、「御使い」と普通翻訳される、「神からの使者・メッセージの伝達者」「地上での神の意志の実現代理者」の存在も語っている。この「御使い」は、キリスト教にあっては、コイネーギリシア語で ’αγγελος(英語では、angel)と記され、 ヘブライ語「Malach(複数形 Malachim)」を原語とする、もっとも通常的な意味としての「神の使者・神に従う霊的・天的存在者」である。また、『旧約聖書』は、これら「神の御使い(マラク・マラキーム)」の頭として、天使たちを統括する立場の「偉大な天使」についても語っている。
「マラク」をギリシア語訳した時、Angelos(アンゲロス)と云う名称が得られるのであり、また、無数の天使たちの指導者的天使、「偉大な天使」は、ギリシア語訳されて、arkho- + angelos より、Archangelos と云う名称が造られる。これを「大天使」と云う位階の名称とするのが位階論であるが、しかし、この言葉は、原義において、諸天使の長たる「偉大な天使」の意味があり、一般的な「神の御使い」の遙か上位、超越的階梯ににある天的存在者の称号(* 参照 )であるとも云える。……しかし、「位階論」においては、この名称で、一つの位階であると解釈するのであり、こうして、「神の御使い」のもっとも一般的な存在者である「天使」位階と、その上に位置する「大天使」位階が、位階論において確定する。
ディオニュシオスは、三一の神の「三一性」を三重に表出するものとして、三段階各三位階の「九段階」位階論を主張したのであるが、この位階論の上位二つの位階は、『旧約聖書』に起源する、「セラフィム」「ケルビム」の二位階で占められる(かつ、多分第三位階は「トロノス」であろう)。そして、位階論の最下位には、通常の「天使」位階があり、その上に「大天使」位階があると云うことになる。しかし、ディオニュシオスは「既定」のもののように述べているが、この上位二位階と、下位二位階の中間に来る、「五つの位階」は(トロノスも含め)、一体どこから起源したものなのか。
これについて、私たちに絶対的な確信がある訳ではないが、天使位階の根拠を調べている裡に、不明な残りの「五位階」の起源についての妥当と思える説明が存在することを見いだした。そして恐らくこれが正しいのであろうと思う。英語で云えば、不明な五つの天使位階は、第三位階から、第七位階までの Thrones, Dominations(Dominions), Virtues, Powers, Principalities と呼ばれている五位階である。また、天上位階論には、ディオニュシオス=聖トマスのもの以外に複数の位階論があったことを先に述べたが、それらの異説においても、上位二位階が、セラフィムとケルビム、下位二位階が天使と大天使であると云う点では、ほぼすべての説が共通して肯定している。食い違いが出てくるのは、この上下それぞれ二位階、合計四位階のあいだに、どの位階が、どういう順序で配列されるかの問題であるようにも思える。
従って、まさに「中間の天使位階」の起源が問題となる。これらの位階はどこから起源し、正確には何と言ったのかである。
以上の問題に対する答えは、恐らく、『新約聖書』のなかのパウロスの書翰に記されている文言に起源があるに違いないのである。パウロスには、グノーシス主義的傾向が存在し、彼は「準グノーシス主義者」であると、私たちは別の文書で語ったが、彼の教牧書翰の数々の表現には、グノーシス主義的傾向を明らかに提示していると解釈される言葉が多数存在する。そのことと、「天使位階」の名称が、パウロスの書翰より起源しているのだと云うこととは何か関係があるのかと云えば、恐らく関係があると云うべきであろう。
とまれ、「起源」乃至「典拠」と考えられるのは、パウロスの書翰の裡の、『新約聖書・エペソ書』と『新約聖書・コロサイ書』のなかの或る言葉である。これらは、日本語の翻訳で読んでも、そこに「天使位階名」が記述されているとは、とても思えない表現である。一般的な抽象名詞を「天使位階」と恣意的に解釈しているのではないかと云う疑いもありえるが、しかし、これらの「抽象名詞」が、何故、書翰の該当場所で表出されるのか、その理由を、文脈において考えれば、これらの「抽象名詞」は、確かに「天使位階」或いは「天的勢力」の名称だとも解釈可能である。
具体的に文言を明らかにしよう。一つは、『エフェソの信徒への手紙』(新共同訳での書名)第一章21節の「パウロの祈り」と称されている段落のなかに或る表現である。そして今一つは、『コロサイの信徒への手紙』(新共同訳での書名)第一章16節の「御子キリストによる創造と和解」と称されている段落のなかの或る表現である。
以上に引用した文章のなかの「どこに」、天使位階名称が入っているのか、いや、そもそも、どこに「天使への言及」があるのか、以上の文章を読み過ごすと分からないであろう。しかし、これらの言葉が「何を云わんと」しているかを考えると、にわかに、文章の意味が別の様相を呈するとも云うべきである。
『エペソス書』一章21節においては、「(キリストを)、すべての支配、権威、勢力、主権の上に置き」と記されている。また、『コロサイ書』一章16節においては、「王座も主権も、支配も権威も、(万物は御子において造られた)」と記されている。ここに、順序は別として、二つの書翰のなかで、「王座」「主権」「勢力」「権威」「支配」の五つの「抽象名詞」が提示され、これらの明らかに「権能」を象徴すると考えられる、同じような意味の言葉或いは「権力的属性」に対し、パウロスは、キリストは、それらの「上に位置」し、またそれらは、キリスト「において造られた」と述べている。
すなわち、キリストは、これらの「権力的属性」の上に位置し、これらの権力的属性は、キリストの下にあって造られたとパウロスは述べているのである。そして、これらの引用の中心的部分に対する英語での表現は、次のような形になる:
『エペソス書』の場合、「支配」とか「権威」と云った属性抽象名詞は、単数形になっているが、『コロサイ書』の場合は、複数形になっており、そして、まさにこれらの言葉・単語は、「天使位階論」の「天使位階」の英語名と対応している。しかし、日本語にしても、英語にしても、これらはギリシア語『新訳聖書』からの翻訳であり、ラテン語で、これらの属性抽象名詞が表現(翻訳)されているとすると、それは、中世の規範書であった、『ウルガタ聖書』の訳語に影響される、或いは準拠させられるはずである。
そこで、『ギリシア語新約聖書』と『ラテン語ウルガタ聖書新約聖書』で、以上の部分がどのようになっているのか、どうラテン語訳されているのか、確認してみよう。
『ギリシア語聖書』の『エペソス書』の該当個所では、「天使位階」名
に対応すると考えられる属性抽象名詞が、単数属格になっており、『コロサ
イ書』の場合は、複数主格になっている。他方、『ウルガタ聖書』の『エペ
ソス書』の該当個所は、属性抽象名詞が、単数対格になっており、『コロサ
イ書』では、やはり複数主格になっている。そして、これらの言葉を、主格
形にしたものが、一応、伝統的な「天使位階」名のラテン語・ギリシア語名
称であると云うことになる。
そして、それは表にすると、まさに、『キリスト教天上位階論(天使位
階表)』において、表として提示したものになるのである。以下にそのギリ
シア語での表と、ラテン語での表を再掲する。
|
__ 偽ディオニュシオス天上位階構造表(ギリシア名天上位階表) __
位 |
位階 |
名称 |
単数形 |
複数形 |
複数 カタカナ 名称 |
基本語源 |
上位 |
第一位階 |
熾天使 |
Seraph |
Seraphim |
セラフィーム |
[H] SeRaPhiYM |
第二位階 |
智天使 |
Cherub |
Cherubim |
ケルビーム |
[H] CheRWBiYM |
第三位階 |
座天使 |
Thronos, ho |
Thronoi |
トロノイ |
[G] Θρονοι |
中位 |
第四位階 |
主天使 |
Kyuriotees, hee |
Kyurioteetes |
キューリオテーテス |
[G] Κυριοτητες |
第五位階 |
力天使 |
Dynamis, hee |
Dynameis |
デュナメイス |
[G] Δυναμεις |
第六位階 |
能天使 |
Eksousiaa, hee |
Eksousiai |
エクスーシアイ |
[G] ’Εξουσιαι |
下位 |
第七位階 |
権天使 |
Arkhee, hee |
Arkhai |
アルカイ |
[G] ’Αρχαι |
第八位階 |
大天使 |
Archangelos, ho |
Archangeloi |
アルカンゲロイ |
[G] ’Αρχαγγελοι |
第九位階 |
天 使 |
Angelos, ho |
Angeloi |
アンゲロイ |
[G] ’Αγγελοι |
|
__ カトリック正統天上位階構造表(聖トマスの天上位階論) __
位 |
位階 |
名称 |
単数形 |
複数形 |
複数 カタカナ 名称 |
基本語源 |
上位 |
第一位階 |
熾天使 |
Seraph |
Seraphim |
セラフィーム |
[H] MYiPhaReS |
第二位階 |
智天使 |
Cherub |
Cherubim |
ケルービム |
[H] MYiBWReKh |
第三位階 |
座天使 |
Thronus |
Throni |
トロニー |
[G] Θρονος |
中位 |
第四位階 |
主天使 |
Dominatio |
Dominationes |
ドミナーティオーネース |
[L] ―― |
第五位階 |
力天使 |
Virtus, f |
Virtutes |
ウィルトゥーテース |
[L] ―― |
第六位階 |
能天使 |
Potestas, f |
Potestates |
ポテスターテース |
[L] ―― |
下位 |
第七位階 |
権天使 |
Principatus |
Principatus |
プリンキパートゥース |
[L] ―― |
第八位階 |
大天使 |
Archangelus |
Archangeli |
アルカンゲリー |
[G] ’Αρχαγγελος |
第九位階 |
天 使 |
Angelus |
Angeli |
アンゲリー |
[G] ’Αγγελος |
|
注)おそらくこれで、正しいのだろうと思いますが、なお何か間違っているかも知れません。更に調べて行けば、以上に記したことよりも、もっと多くのことが分かって来て、過ちが見つかる可能性が大いにあるとも云えます。
なお、ラテン語単数表記の場合、「f」と単語の後に記されているものは、女性名詞で、他方、何も記していないのは、すべて、男性名詞です。また、カタカナ表記は、天使の合唱隊を示すため、「複数形」を表記しています。ラテン語の長音を表記したので長々しいですが、普通、省略して表記します。(これらを、長音を短く発音すると、上から下へ、次のように天使位階の名称はなります : セラフィム、ケルビム[チェルビム]、トロニ、ドミナティオネス、ウィルトゥテス、ポテスタテス、プリンキパトゥス、アルカンゲリ、アンゲリ)。
なお、英語での「天使の階級」表と、それぞれの位階天使の意味・役割・特徴などの一覧表は、先のページに掲載しましたが、参考のため、以下にも再掲します:
|
英語での天上位階、天使の九階級の呼称
位 |
位階 |
名称 |
単数形 |
複数形 |
複数 カタカナ読み |
特徴・意味・役割 |
上位 |
第一位階 |
熾天使 |
Seraph |
Seraphim |
セラフィム |
「燃え耀く者」の意味。六翼。神の玉座の傍らで神を讃美する。 |
第二位階 |
智天使 |
Cherub |
Cherubim |
ケルビム |
四枚の翼と顔、多数の目を持つ。エデンの園の入り口を守護する。 |
第三位階 |
座天使 |
Throne |
Thrones |
スローンズ |
「王座」の意味。神の義を象徴する。車輪の姿ともされる。 |
中位 |
第四位階 |
主天使 |
Dominion |
Dominions |
ドミニオンズ |
天使の監督者。美しい人の姿で、一対の翼を持つ。 |
第五位階 |
力天使 |
Virtue |
Virtues |
ヴァーチュズ |
予兆や奇蹟の出現を管掌する。天的な力やエネルギーの象徴。 |
第六位階 |
能天使 |
Power |
Powers |
パワーズ |
戦の天使で、悪霊と戦う。完全武装し、盾や剣を帯びる。 |
下位 |
第七位階 |
権天使 |
Principality |
Principalities |
プリンシパリティーズ |
地上の国や教会の守護者、王冠と杖を帯び、芸術等に人を導く。 |
第八位階 |
大天使 |
Archangel |
Archangels |
アークエンジェルズ |
A)「偉大な天使」、B)上位の天使。Aの場合、ケルブ等の別名。 |
第九位階 |
天 使 |
Angel |
Angels |
エンジェルズ |
最下位の天使。使者の意味で、神の命を受けて地上で活動する。 |
|
☆ ☆ ☆ ☆
(*)[補足・大天使位階について]:ここで、すでに先の文書(「キリスト教天上位階論 I」)でも、簡単に説明していたが、「大天使」の位階は、二つの起源の異なる意味あるいは階梯(階級)称号の意味があるということがある。ユダヤ教の原始的な形態に含まれていたのか、または、宗教的な混淆において、他の宗教や俗信から混入したのか、『旧約聖書』には、ある意味で、迷信・俗信とも言える、奇怪な、怪物じみた聖霊・霊格が登場し、これが「セラフィム」や「ケルビム」であるが、これらは、通常の「御使い」としての天使とは、明らかに違った特徴や役割を持っている。
しかし、ユダヤ教の聖典たる『ユダヤ聖典』(キリスト教の『旧約聖書』)においては、このような異形の霊格が、超越的に高次な役割を持っており、神にもっとも近い、高次霊格あるいは「天使」として認識されて来た。これは逆に、ユダヤ教の主なる神エローヒムあるいはヤハウェ自体が、蒼古とした怪物的な神格であったことの示唆になるが、それはとまれ、神の傍らにある超越的霊格・天使として、セラフィムやケルビムがすでに既定されている以上、天使の階級を整理するにおいて、より合理的な高次天使に位階を設定しようとすると、最高次かそれに並ぶ超越的位階が前提になる。それ故、神に近侍する超越的な天使を、「偉大なる天使」とすると、その位階は、最高位かそれに近いものとなり、即ち、セラフィム、チェルビム、トロニーなどの位階に割り当てることになる。
他方で、通常の「御使い」としての、神の手足とも言える従属霊格としての「天使」を統括する、天使より上位の天使の階級を設定すれば、これは、「上位天使」または、「大天使」の位階(階級)と云うことになり、ここで、「大天使(アルカンゲロス)」の霊格または位階について、二種類の意味が混在し、超越的な「偉大なる天使」としての大天使位階と、天使の一段上位にある、より権能を持つ、天使の指導天使としての位階としての「大天使」階級が、併存して、同じ天使位階の名称を持つことになる。この事態は、天使の階級秩序にあって、位階名称における混乱を齎すことになる。
|
|